新潟知事選の野党敗退は、マスコミの影響力が喪失しつつある証拠

新潟知事選の野党敗退は、マスコミの影響力が喪失しつつある証拠

2018年6月10日、新潟知事選で自民党が支持する前海上保安庁次長の花角英世氏が当選している。

対抗馬は池田千賀子という人間だったが、実はマスコミも野党も総力を挙げてこの池田千賀子を支援していた。立憲民主党、国民民主党、共産党、自由党、社民党のすべてが揃って池田千賀子の応援に新潟入りして勝負に出ていた。

なぜか。新潟知事選で勝てば「民意が示された」と叫んで安倍政権の打倒に手を打てるからだ。

現在、反日マスコミと反日野党が躍起となってモリカケ・モリカケと叫んで情報操作に明け暮れて安倍政権を崩壊させる「倒閣工作」を行っているのだが、これによって与党・自民党は大きな逆風にさらされている。

さらに自民党内部にも「後ろから味方を撃つ」と言われて激しく嫌われている石破茂みたいな人間もいて、連日連夜、政権の足を引っ張っている。

こうした中で新潟知事選が野党支持の池田千賀子の勝利になると、安倍政権はより大きな逆風にさらされるところだった。マスコミ・野党はそれを狙っていた。

だから、今回の新潟知事選の池田千賀子敗退は野党・マスコミ側にとっては大きなダメージとなる。倒閣工作が効かなかったことを意味するからだ。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。

 

世間はむしろマスコミの方を信頼しなくなっている

新潟知事選で繰り広げられたマスコミと野党による池田千賀子支援は、そこから倒閣に結びつける布石だった。

池田千賀子が勝てば、「アベ政権は信任されていない」とマスコミ・野党は得意満面で騒ぎ立てるつもりだったのだ。しかし、倒閣工作は失敗に終わった。

野党もそうだが、マスコミも信頼されなくなったのだ。

いまや、マスコミは「中国・韓国・北朝鮮のプロパガンダ機関」と考える人もいる。そのため、人々は「マスコミ」と聞くと「マスゴミ」と言い換えるようになっている。

マスコミが騒げば騒ぐほど偏向が目立つようになり、世間はむしろマスコミの方を信頼しなくなっている。

日本のマスコミは、中国・韓国・北朝鮮の報道で偏向しているというだけではない。ありとあらゆる面で偏っている。どうでもいい事件は針小棒大に報道し、勝手に世論はこうだと決めつけていく。

たとえば、若者は反自民党だと勝手に決めつけて、鈍くさい共産党系の学生グループを持ち上げてバックアップしているのもマスコミだった。

信用できないアンケート調査や世論調査を振りかざし、都合の悪いデータは報道しないのもマスコミだ。

さらに世論を誘導するための、さまざまな言い回しを意図的に使う。そうやって、その影響力で日本を萎縮させる。(マスコミが使う「あの言い回し」の本意は、これだったのか?

今の時代、マスコミが偏向しているという事実はよく知られるようになってきたのだが、相変わらずテレビと新聞に情報を頼っている高齢層が洗脳から醒めない。

頭の切れる高齢層は「新聞もテレビもおかしい」と薄々と思っている。しかし、朝から晩までどっぷりとテレビを見ているので洗脳は深まるばかりだ。

こうした層がまんまと騙されてマスコミの言うがままに動いていく。

 

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まったく何の反省もなく新聞を発行し続けている

「日本でフェイクニュースを垂れ流しているのは朝日新聞だ」と多くの日本人が声を上げるようになっている。

グーグルのサジェスト機能では「朝日新聞」と入れると「嘘つき新聞」と出ていたのは、みんな朝日新聞を嘘つき新聞と検索ボックスで記入していたからだ。

「朝日新聞=嘘つき新聞、偏向新聞、反日新聞」というのは世の中に定着したと言っても過言ではない。

かつて、朝日新聞はわざと沖縄県の珊瑚を傷つけ、「珊瑚を傷つけたのは誰だ?」と大袈裟に宣伝した。

蓋を開けてみれば、犯人は自分たちだった。朝日新聞社のカメラマンが珊瑚に傷をつけ、その写真をもとに新聞記事を捏造していたのだ。

戦場売春婦だった韓国人女性を、日本軍に強制連行されて従軍慰安婦にされていたと捏造したのも朝日新聞の記者だった。南京大虐殺があったと捏造コラムをせっせと掲載していたのも朝日新聞だった。

それぞれが、廃業に等しいほどの捏造にも関わらず、まったく何の反省もなく今も新聞を発行し続けている。

こういった捏造体質を持った新聞社が、執拗かつ異常な倒閣工作をしながら、さも中立のように振る舞っているのだから、呆れて物が言えないとはまさにこのことだ。

朝日新聞だけでなく、毎日新聞や東京新聞、さらにはTBSからNHKまで、ありとあらゆるマスコミが反日と売国で偏向している。それでいて中立みたいな顔をしているのだから始末が悪い。

しかし、マスコミがいかに取り繕っても、もう誰もマスコミが中立などと信じている人は誰もいなくなっているので、今さら中立みたいな顔をしても手遅れだ。

だから今回の新潟知事選でも、マスコミや野党が総力を挙げて池田千賀子を支援しても当選できなくなっている。影響力が消えつつある。

 

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自覚していても打つ手はなく、凋落するマスコミ

日々、きちんと新聞を読むという人はどの年代でも減る一方だ。それと共に、発行部数も減っている。増える要素はまったくないので読者はもっと減っていく。

朝日新聞も部数が激減してメディア部門は赤字になっており、不動産事業で黒字を出している組織体だ。メディア部門はもう先がない。

偏向報道も稚拙で下劣になっていて、「こんな新聞を読んでもためにならない」と人々は考え始めているので、今後も読者が増えることは絶対に考えられない。

「自分達が働くメディア、ジャーナリズムは、確固たる存在であり続けるだろうと信じて疑うことはありませんでした。それが揺らぐような時代がやってくるとは、考えもしなかった」

このように言ったのは、従軍慰安婦問題が捏造だったことで責任を取らされ、社長を辞任せざるを得なくなった朝日新聞の木村伊量だった。

すでに新聞社の中枢は自分たちの存在が揺らぎ、存続できないものになっているのを自覚しているのだ。

しかし、自覚していても打つ手はなく、事態の悪化を止めることができない。今のマスコミは、かつては考えもしなかった凋落を余儀なくされて首が絞まっていくだけだ。

もちろん、そうは言ってもマスコミは今も大きな影響力を持っていて、世の中に君臨している。そのため、凋落したとは言ってもなかなかしぶとい面もある。

終わりそうで終わらない。

そのようなしぶとさはあるのだが、時代に取り残されたものは何をしても最後は劇的な崩壊を見せる。

では、マスコミが今後ばたばたと崩壊していくことになったら、誰か悲しむ人はいるのだろうか。たとえば、朝日新聞や毎日新聞が吹き飛んで、悲嘆に暮れる人はいるのだろうか。

いるわけがない。捏造と印象操作に明け暮れる偏向新聞が日本から消え去ったら、悲しむ人よりもむしろ「やっと死んだ」と言って喜ぶ人の方が多いはずだ。(written by 鈴木傾城)

 

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朝日新聞や毎日新聞が吹き飛んで、悲嘆に暮れる人はいるのだろうか。いるわけがない。捏造と印象操作に明け暮れる偏向新聞が日本から消え去ったら、悲しむ人よりもむしろ「やっと死んだ」と言って喜ぶ人の方が多いはずだ。

 

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