テクノロジー

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AIの分野で熾烈な競争が勃発。Appleといえども一瞬にして時代遅れの企業になる

AIの分野で熾烈な競争が勃発しているが、Appleは出遅れてしまった。Appleが今すぐしなければならないのは、人工知能(AI)への全身全力のシフトなのは明白だ。「EV」から「AI」、あるいは「AR」から「AI」にシフトしなければ、Appleといえども時代遅れの企業になってしまう。(鈴木傾城)

またも日本は人工知能で周回遅れに。Google検索すら過去にする「ChatGPT」によるパラダイムシフト=鈴木傾城

人工知能によるパラダイムシフトが起こりつつあるなか、日本はどうなっているのか。それに気づいている国会議員はどれくらいいるのか。日本政府が人工知能に出遅れていることに何かコメントを発しているのは見たことがない。岸田首相もまるっきり何も考えていないように見える。 プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通 […]

今の日本企業には狂気が足りないのかもしれない。最強企業Appleを見ててそう思う

日本人は昔からモノ作りに対する強いこだわりを持っていた。だからこそ職人が大切にされて来たし、職人の生み出す製品の凄さが大切にされた。しかし、いまやその日本が持つ美意識はAppleのような企業にお株を奪われている。今の日本企業には狂気が足りないのかもしれない。(鈴木傾城)

Adobe Systems。世の中のクリエイティブ分野はAdobeの掌で動いているのだ

Adobe Systemsは投資対象としても有望であるとも言えるし、長期投資の対象にもなり得るものである。今回の「Adobe Creative Cloud Web」を見ても、Adobeが次の時代にきちんと布石を打っているのを見て、この企業が今後もしたたかに生き残るというのは確信に近い思いがある。(鈴木傾城)

クラウドの時代。4つの巨大ハイテク企業は突出した今後も影響力を持ち続ける

かつてセキュリティで問題を起こしていたクラウドもすでに堅牢になった。各社のセキュリティ強化の取り組みを経て、私ですらもクラウドに移行した。私よりも割り切っている人ならば、もはやプライバシーのほぼすべてをクラウドに移行していたとしても不思議ではない。(鈴木傾城)

とりあえず世界で最も売れているウェアラブルコンピュータを買って慣れておけ

DX(デジタルトランスフォーメーション)と言われても、普通の50代や60代の経営者の中には、何が起きているのかさっぱり分からない。DXが加速すればするほど、そこに踏み込める企業や人と、そうでない企業や人が鮮明に分かれていく。そして、このDXの向こう側に何があるのか?(鈴木傾城)

能力主義時代の到来。今後ますます平均的な能力では生きていけない時代と化す

「超」高度情報化社会には、「超」高度な才能を持った人間が要る。日本社会がそれに気付かないのであれば、日本は今後のDX(デジタル・トラスフォーメーション)の時代に出遅れて沈没する。素晴らしい能力を持った子供たちは平均的な能力に丸められ、国全体が大きな損失をこうむることになる。(鈴木傾城)

現在のサバイバルはイノベーションに適者生存できるかどうかで決まる世界だ

今の社会は体力や獰猛さに最適化された人間や組織が勝ち残るわけではない。社会は限りなく複雑化し、高度化し、ハイテク化している。その傾向は凄まじい勢いで進んでいる。今の社会に適応するというのは、複雑化した社会の仕組みを俯瞰して理解することができる能力を持ち、ハイテク化が進む社会に完全に適応できることを指す。(鈴木傾城)

次の時代のサバイバルは「これ」が理解できるかどうかで決まってくる

IT化、アウトソーシング、インターネット、スマートフォン、ロボット化、人工知能、ドローン、仮想現実、フィンテック、自動化。これらのイノベーションは人々を興奮させ、明るい未来が到来するように考える人がいる。 しかし、光があれば影もある。今、私たちの目の前で進んでいる急激なイノベーションは、人々を選別し、ふるいにかけ、用のない人間をどん底に突き落とす可能性がある。 これらのイノベーションには共通点があ […]

グーグルは人工知能の潜在能力を隠したが、その意味に気付くべきだ

2018年6月19日。ブルームバーグ紙は『グーグル、患者の死期予測するAIを開発中-ヘルスケア事業参入も』という記事を出している。 人工知能が患者の症状や病気を探り当てるばかりか、患者の入院期間、再入院、死亡確率さえも正確に予測できるようになったと、その記事では伝えている。 人工知能は過去の膨大なデータ(ビッグデータ)を元にして、アルゴリズムで結論を出す。膨大なデータとそれを正確に把握するアルゴリ […]

インターネットの世界を支配しているグーグルも全能ではない

現代文明はすべてインターネットに収斂されているのだが、インターネットの基本はさまざまなサイトでコンテンツを閲覧することで成り立っている。大手のニュースサイトは日々、膨大な記事をサイトに投入し、個人も次々とブログを更新している。 コンテンツの中には、動画を見せるもの、写真を見せるもの、掲示板形式で自由に書き込みができるもの、商品画像を見せて買い物ができるもの……と一括りにできない。 しかし、多種多様 […]

ネットで「誰かの人生を破壊する」ことさえ可能になっている

フェイスブックは大統領選挙でフェイクニュースを垂れ流していたとして激しく糾弾された。 さらにはユーザー情報が特定企業に渡っていたことでもユーザーを怒らせ、創始者マーク・ザッカーバーグは米上院公聴会で締め上げられるという事態になっていった。 フェイスブックは約22億人のユーザーを抱えている。この莫大な人口にフェイクニュースを垂れ流したら、その影響力は日本のマスコミどころではないインパクトがある。 だ […]

すべてはスマートフォンに集約していかなければならない

当初は気付いていなくても、後から振り返ると大きな時代の転換だったと言える動きというものがある。世の中は変わっているのだが、その動きは水面下で起きているので気付かない。しかし、それは確実に人類の歴史を変えている。 たとえば、PCという機器は確実に時代を変えた。インターネットというインフラもまた人類の文明を根底から覆した。そして今、大きな波が再び文明を変えている最中であると言っても過言ではない動きが続 […]

スマートフォンは使いたくないという高齢層が日本を滅ぼす

ビル・ゲイツは1994年にはすでに「将来、銀行はなくなる」と発言しており、最近も「銀行機能は必要だが、今ある銀行は必要なくなる」と同様の発言を繰り返して時代の変わりを予告している。 現在、全世界でスマートフォン上での決済が標準になっており、キャッシュレス化がどんどん進んでいる。キャッシュレス化はフィンテック(ITを活用した革新的な金融サービス事業)によって進められている。 つまり、銀行機能はハイテ […]

日本の未来のため、恐れずにキャッシュレスの波に飛び込め

ハーバード大学のケネス・ロゴフ教授が「一万円札の廃止」を訴えて物議を醸したのは2017年の夏だった。その理由として、マネーロンダリング・脱税・収賄の抑止やマイナス金利政策の効果を説いた。 この「一万円廃止論」は日本国内で激しい反発を引き起こし、「なぜこんな使い勝手の良い一万円を廃止しなければならないのか」という声がかなり目立った。 これについて産経新聞は、2017年8月28日に『1万円札が消える! […]

「紙幣・通帳」のこだわりが日本の銀行を滅ぼす元凶になる

日本人は紙幣(紙のお金)に価値を置き、それを管理するのに銀行に預け、自分がいくら貯金しているのかを「紙」の通帳で管理するスタイルに馴染んで、そこから離れようとしない。 しかし、デジタルがすべてを制して効率化と合理化とスピード化に向けて突っ走っている現代、「紙で管理する」という方法は時代遅れも甚だしい。 紙は汚れる。紙は破れる。紙はなくす。数えるのも大変であり、保管も大変であり、持ち運びも大変だ。さ […]

日本人は現金決済にこだわって前が見えていない危険な状態

ロイヤルホールディングスは、2017年11月1日に支払いを電子マネーやクレジットカードだけにした実験店「ギャザリングテーブル・パントリー」という店を出している。 この店は人手不足に対応するために、注文はタブレット端末で行い、さらに支払いも電子マネーやクレジットカードに限るという斬新なものだ。 ウエイトレスやウェイターが注文を取りに来て、帰りに現金で支払うという部分を、タブレット端末と電子決済を使う […]