適正価格の商品が消えて、超高級品かすぐに壊れる安物だけになる社会に向かう?

日本人が低価格の商品だけしか買わなくなったので、あとから低賃金というしっぺ返しがやってきた。低価格を実現するためには最大のコストである人件費を削らなければならないのだから、人々が低価格に群がれば群がるほど、仕事はどんどん低賃金にシフトしていくのは当然だった。(鈴木傾城)

二度とない中国の復活。いま起こっているのは実質的なバブル崩壊、人口がどんどん減っていく中国に勝ち目はない=鈴木傾城

中国の不動産市場はGDPの約20〜30%に影響を与えるものであり、ここが崩壊していくというのは中国経済が崩壊していくも同然である。中国の時代は、もうやって来ない。終わった。実質的にバブル崩壊が起こっていると見てもいい。今後、世界はそれを確信することになる。(マネーボイスで読む) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。 […]

次の時代を生き残りたかったら、斜に構えていないで人工知能に思いきり飛び込め

アメリカ経済は底堅く推移している。ダウジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数であるS&P500を見ても高値圏にあるのがわかる。アメリカ経済は強い状態にある。 この株高の理由は、人工知能(AI)によるイノベーションに投資家が勝機を見出しているからだ。今後、AIは社会を激変させる。AIは生産性を劇的に向上させるパラダイムシフトとなる。 社会全体の生産性の向上が起きたと […]

アメリカのTikTok禁止法案の動き。国家安全保障に大きなリスクになる中国を排除

2024年3月13日、米国下院はTikTok禁止法案を可決させた。アメリカの議員は「TikTokを国家安全保障上のリスク」と認識しており、それがTikTokの禁止法案の動きにつながっている。ただ、TikTok禁止法案にバイデン大統領が署名したら中国共産党も反撃をしてくる。果たしてどうなるか……(鈴木傾城)

AI関連銘柄が下がっているが、これらの企業が成長し巨大化するのはむしろこれから

AIというパラダイムシフトの中で起こっているのは、「一時的な現象」でもなければ「単なるブーム」でもない。この調整を指して「AIバブルも終わり」みたいなことを発言している有識者も一部にはいるが、そう結論づけるのは早計である。宴は、はじまったばかりだ。(鈴木傾城)

日経平均株価が4万円を超えても、日本に長期投資してはいけないたった1つの理由

日経平均株価が4万円をつけているのだが、日本株の買いを主導しているのは主に外国人である。外国人は2023年から大きく買い越しており、高値になったところで、ようやく日本人が飛び乗るようになって日経平均株価4万円が実現した。 飛び乗った日本人はだいたい新NISAによってやってきた人たちだが、高値で飛び乗っているので、今後何らかの拍子で株価が下落(プルバック)したときには、真っ先に損するのは彼らになる。 […]

マスコミが煽っている「推し活」にはカルトに類似した構図があることに気づけ

「推し活借金」「推し活破産」という言葉も出てきている。「推し」のファンであるために、推しへの熱狂的な応援が求められ、他のファンに負けないために大金を使うことが強いられるようになる。過度な「推し活」は、ある意味カルトに似た構図があるように見える。(鈴木傾城)

インドの急成長を日本人はまだ知らない。投資家は未来の「デジタル超大国」に賭けたほうが確実性が高いと言える理由=鈴木傾城

インドで「デジタル・インディア」が強力に進められている。新しい紙幣を発行すると言って昭和の古臭い価値観で喜んでいる日本政府とはまるっきり違う。インド政府はデジタルで国家強靱化を怒濤のごとく押し進め、デジタルでの一帯一路をも考えるようになっている。(マネーボイスで読む) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済 […]

パランティア。アメリカと敵対する国家とはビジネスをしない筋金入りの愛国企業

AIは軍事・国防もまた変えていこうとしている。軍事面では相手の動向や軍の配備や戦略の選択にも利用されていく。この分野で最先端を走っている企業がある。それがパランティア・テクノロジーズ(Palantir Technologies Inc.)である。この企業は注目に値する。(鈴木傾城)

人工知能(AI)による大きな潮流と肥満症薬の大きな潮流を丸ごと飲み込めばいい

今、多くの人たちの目が人工知能(AI)に向いている。人工知能は生産性を大きく向上させて社会を変えるわけで、ここに資金が大量に流れ込むのは当然のことだし、ここに投資するのも正しい。 よくわからなければ、ETF【VTI】のようなETFを持っておくだけで、この人工知能の分野の成長も自然に取り込むことができる。 ところで、私自身は以前から何度も書いているが、もうひとつの急成長が見込まれる市場に目を向けてい […]

AIの分野で熾烈な競争が勃発。Appleといえども一瞬にして時代遅れの企業になる

AIの分野で熾烈な競争が勃発しているが、Appleは出遅れてしまった。Appleが今すぐしなければならないのは、人工知能(AI)への全身全力のシフトなのは明白だ。「EV」から「AI」、あるいは「AR」から「AI」にシフトしなければ、Appleといえども時代遅れの企業になってしまう。(鈴木傾城)

グローバル資本主義の終焉がきつつある。その次に台頭するのは何かを考えるべき

「グローバル資本主義」そのものに対する疑念や不信や反対が湧きあがっている。34年ほど続いたこのグローバル資本主義は、そろそろ終わろうとしつつあるのではないか。その次に台頭するのは何か。それは私たちがまだ想像したこともないようなものかもしれない。(鈴木傾城)

人工知能によるパラダイムシフトとバブルが社会も相場も変えていく可能性がある

エヌヴィディアの決算がすさまじく良くて、株価が飛び跳ねるように上に向かっている。その背景に人工知能(AI)ブームがある。OpenAIが火をつけた人工知能バブルは、一気にインターネットと並ぶパラダイムシフトを世界にもたらそうとしている。 ありとあらゆる仕事に人工知能が取り入れられようとしており、しかもその動きは「爆発的」ともいえるほど急なトレンドとなっているのだ。MicrosoftとOpenAI連合 […]

VISAが金融業界で最強の企業になると言える理由。ビル・ゲイツは「いずれ銀行はなくなる」と言っている=鈴木傾城

VISAは、AppleやMicrosoftやGoogleやAmazonのように大騒ぎされる企業ではない。しかしVISAは世界で13億人の利用者を持ち、クレジットカード業界では40%のシェアを誇る世界でNo.1のクレジットカード会社である。アメリカのどの銀行よりもVISAのほうが時価総額が大きい。(マネーボイスで読む) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞 […]

日経平均株価が取引時間中の史上最高値を超えた。これから株価はどうなるのか?

この株高は日本の実体経済が良いから上がっているわけではないので、一般の国民にはあまり恩恵が回っていない。かつてのバブル時代を知っている人間にとっては、バブルどころか停滞にしか見えないのは、そういうことである。では、今後の日本の株式市場はどうなるのか。(鈴木傾城)

メディカルダイエット・バブルはすぐに弾けるのか、それとも長くつづのか?

今、相場は人工知能バブルにあるのだが、それと平行してメディカルダイエット・バブルでもある。このバブルはすぐに弾けるものだろうか。私自身はこのメディカルダイエット・バブルは、よほど致命的な副作用が報告されない限り、かなり長く続くのではないかと思って見ている。(鈴木傾城)

これまでの30年で資産を10倍にした「この投資先」は次の30年でも資産を10倍にする

人工知能バブルが発生している。おかげで、アメリカの株式市場をなぞるETFを持っている人も、何も考えないで株価上昇の波に乗っている。S&P500は5000を突破して、かなりの高値付近となった。 これまで、長期でインデックス投資をしていた人は、全員まとめて報われているということになる。もちろん、私自身も大きな恩恵を受けている。私の資産額はドル高や配当も加わって二重にも三重にも膨れ上がり過去最高 […]

今までの日本人は「好かれる」ことに意識を集中しすぎた。これを変えていくべき

激しい主張でトラブルまみれになっているトランプ前大統領だが、それでも支持は拡大していく一方だ。現職のバイデンやマスコミがトランプを批判すればするほど、トランプもまたやり返す。この姿勢そのものが、トランプが世界にもたらした最も大きな変革であると思っている。(鈴木傾城)

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