鈴木 傾城

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新NISAで何も知らないまま株式市場に入って来た人の大半は資金を失うと思う理由

新NISAが始まって多くの日本人が貯金を株式市場に移している。折しもアメリカの株式市場も日本の株式市場も上昇局面にある。そのため、「バスに乗り遅れるな」と言わんばかりに、知識も経験もない人々がどんどん買い向かっている。 日米の株式市場が最高値かそれに近いところにあるときに、政府やメディアや無責任なインフルエンサーの宣伝に踊らされて株式市場に入っていくのだから、そこに危ういものを感じるのは私だけでは […]

社会は経済格差で分断し、いずれ社会が破壊されるほどの事件が引き起こされる?

社会は経済格差で分断する。いずれ資本主義社会で何も持たない集団(グループ)が、成功者を吊し上げて処刑するような事件が発生しても私は驚かない。そのときは、日本の今の社会システムが破壊されるほどのインパクトがある事件が引き起こされるだろう。(鈴木傾城)

富裕層になれたのは「生産性を向上させる次のイノベーション」に賭けた投資家たち。ならば次は?=鈴木傾城

パソコン、インターネット、人工知能……。「生産性を向上させるイノベーション」は人間のライフスタイルを変化させる。そして、新しいツールで生産性を向上させることに成功した企業は次の巨大企業となっていき世界を掌握し、そこに賭けた投資家が儲かることになる。(マネーボイスで読む) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経 […]

貯蓄から投資へ。しかし投資の失敗は「自己責任」なので国は絶対に補填しない

岸田政権は日本国民の貯金を新NISAで金融市場に移そうとしている。政府が「投資しろ」というのは、要するに「もう将来はお前らの面倒を見きれないから、自分で投資して増やせ」と日本国民に自己責任を押しつけたという見方もできる。 もちろん、貯蓄のままでもいいのだが、貯金したとしても利息はたかが知れているわけで、投資によって資産運用利益を得ている人と比べると大きく劣後する。そのため、将来は少ない資産で苦しむ […]

人工知能バブル。AIの進撃は「始まったばかり」なのだから、これから面白くなる

株式市場の世界から見ると、現時点で「人工知能バブル」を享受して売上や株価に反映されている巨大ハイテク企業は、Microsoft、Google、NVIDIA、AMDなどが筆頭になっている。しかし、人工知能のイノベーションと進撃は始まったばかりだ。これから面白くなる。(鈴木傾城)

高齢者を見捨てる政策に転換する無能な政府…いったん貧困に落ちれば死ぬまで貧困が続く長生き地獄へ=鈴木傾城

日本人の平均寿命は男性81歳、女性87歳。平均寿命が延び続ければ、2040年頃には日本人の半数が100歳以上まで生きることになる。凋落を余儀なくされ、すでに国民負担率が5割近い状況の中で、高齢者はいつまでも長生きする。高齢者の貧困問題は壮絶なものにならざるを得ない。(マネーボイスで読む) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス […]

岸田が国民の貯金を金融市場に誘導しているのを見てワナと感じない人は鈍すぎる

ヘッジファンド、機関投資家、投資銀行などの巨大な資金力を持つ金融マフィアたちは、常に素人《カモ》を踊らせて投資に引き込み、市場が膨らむだけ膨らんだら一気に奪い取って大儲けする手法を取る。 今、世界最大のカモとしてロックオンされているのは日本人である。 日本人の金融資産は約2100兆円を超えている。アメリカの金融マフィアがこの2100兆円を手に入れるためには、日本人の貯金を金融市場に引きずり出す必要 […]

日本政府もマスコミも新紙幣で騒ぐのだろうが、それは時代遅れの催し物に感じる

この新紙幣への切り替えは大きなイベントではあるが、誤解してはいけないのは今後は「紙幣・硬貨」は本流になり得ないということだ。本流は「デジタル決済」のほうである。このデジタル決済が主流となって定着していくのであれば、どこが儲かるのだろうか。(鈴木傾城)

低所得層にとってその場しのぎの借金は苦境を脱するツールとして機能しない理由

ますます厳しくなる世の中では、真っ先に追い詰められていくのは実は「金がない人」というよりも「借金がある人」である。どちらも「金がない」という点では同じだ。しかし、借金がある人は金を作る期限が決められており、自分の都合で生きることができなくなる。(鈴木傾城)

投資は労働ではない。どうして投資では「何もしない」ことが重要になるのか?

銀行や証券会社で個人投資家や小口の投資家へ向けて販売されるファンドを公販ファンドと呼ぶのだが、三菱アセット・ブレインズの2021年のデータを見ると、平均保有期間は3.0年となっている。 内訳を見ると、国内株式は約2.0年、エマージング株式は2.6年、外国株式(先進国)の3.1年で、外国株式が一番長い。しかし、それでも平均保有期間は「たった3.1年」なのだ。長期投資の重要性がこれだけ叫ばれていても、 […]

遠い将来、「円」の価値が今よりも低いものになったとしても不思議ではない理由

FRBの金利引き下げで為替は「ドル安」に傾き、日銀のマイナス金利解除で為替は「円高」に傾くわけで、2024年は基本的には「ドル安円高」のベクトルになっていくというのが市場のコンセンサスとなっている。ただ、誰もがそう思っていたら、そうならないのも市場だ。(鈴木傾城)

次の暴落があるのかないのか知らないが、暴落がきたらまた「焼け太り」するだけ

2024年最初のメルマガです。今年もどうぞよろしくお願いします。 鈴木傾城  * * * アメリカでは「2024年3月から早期の利下げがくるのではないか」と1か月前まではまことしやかに言われていたのだが、今年に入って労働市場の統計が意外に強いのがわかると急にトーンダウンして「利下げはもっと後かもしれない」と言われるようになってきている。 日本では「日銀のマイナス金利の解除が近いので円高傾向が続く」 […]

今後日本が凋落しても、それに巻き込まれない方法を考えるのがこれからの生き方

2023年も岸田政権は無策・失策の数々で政治・経済を混乱させ続けた。実質賃金も19か月連続マイナスという結果になっている。マクロ的に見ると、今年一年を通して物価の上昇に賃金が追いつかず、経済的に苦しくなっている人が増えているということだ。 しかし、一方で米国株式に投資していた人は、着々と資産を増やしていったのではないだろうか。一年を通してみると、ETF【VTI】は26.03%、【SPY】も26.1 […]

社会は経済格差で分断され、格差が広がる日本も荒れた社会になっていくだろう

厳しい社会が到来した。大半が経済ピラミッドの下に落ち、一部の少数の成功者だけが上にいく。社会は経済格差で分断され、富裕層は富裕層の世界、貧困層は貧困層の世界で生きることになる。世襲で金持ちは世代を超えて富を拡大し、貧困層は貧困で固定化されるのだ。(鈴木傾城)

高齢者を「マスゴミ」の洗脳から守るのは、日本にとっては重要な課題ではないか?

今どきマスコミを無防備に信用する人がいるのかと私たちはいぶかる。ところが、そんな人が大勢いる。70代以上の人たちは情報源がテレビくらいしかないので、朝から晩までテレビを見続けて洗脳されてしまう。高齢者を「マスゴミ」から守るのは、とても重要な課題ではないか?(鈴木傾城)

小泉進次郎、石破茂、河野太郎みたいな政治家と遊んでるヒマは今の日本にはない

世襲のぼんくらや、アイドル崩れや、ハニトラにひっかかる人間や、大言壮語して実行が伴わない無能や、外国のカルト教団に選挙を手伝ってもらうような人間や、売国反日活動家や、国籍不明の人間や、寝てばかりの高齢者や、裏金づくりで忙しい人間を政治家にすべきではない。(鈴木傾城)

円安で日本が安い国になっているのであれば、外国人価格を取り入れて取り返せ

世界各国は景気の過熱で金利を上げたが、日本は経済が脆弱なので金利を上げなかった。そして、金利差が開いて円が安くなった。そんな中で日本政府はインバウンドを促進しているのだから「安い日本をいくらでも買い叩いてください」と言っているのも同然だ。それならば……(鈴木傾城)

800万円の配当3%は24万円。「コレ」ができる人は800万円持っているのと同じ

世の中には「あわよくば手っ取り早くカネが儲かりそうなツール」がいくつもある。宝くじもそうだし、パチンコもそうだし、公営ギャンブルもそうだ。信用取引、レバレッジ商品、仮想通貨、FX(外国為替証拠金取引)などもそうだろう。 こういうのを「投資」という人もいるのだが、丁か半か、のるかそるかに賭けるものは投資ではなく「投機」である。投機は「ギャンブル」とも言うし「バクチ」とも言う。何にしろ、投資とは違う。 […]

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