鈴木 傾城

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コロナウイルスによる大恐慌なみの経済ショックで誰がどのように得するのか?

中国発コロナウイルスによって全世界がめちゃくちゃになっているのだが、アメリカの株式市場も日本の株式市場も比較的平静だ。実体経済は世界大恐慌なみの悲惨な状況に陥っているのだが、株式市場はそうなっていない。相変わらず小康状態を保っている。 これは、アメリカのFRB(連邦準備制度)も日銀も前人未踏の金融緩和を行っていることに理由がある。マーケットが死なないように、中央銀行が莫大なカネを流し込んで買い支え […]

「自粛警察」は殺人行為。休業・ステイホームの強要は“困窮死”を爆発的に増やす=鈴木傾城

当たり前のことだが、大多数の人は富裕層ではないし、成功した芸能人のように遊んで暮らせるわけでもない。仕事がなくなれば暮らしていけなくなる。政府に給付金10万円もらったら安心して自粛できるような身分ではないし、その10万円で家族が養えるわけでもない。「自粛・休業・ステイホーム」が続いている限り、いつでも生活は破綻しかねないギリギリの状況なのである。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせ […]

自粛の解禁を。日本人はもっと自分たちの民度を信じていいのではないか?

きちんとマスクをする、消毒をする、社会的距離を取る、テレワークをする、ネットワーク中心に生活環境を変える、休日はなるべく家にいる……などは新しい常識として定着させる必要がある。また、感染予防につながるイノベーションを加速させる必要がある。感染を減らすための最大限の防御はすべての人が努力しなければならない。それをした上で、自粛の解禁をすべきではないのか。(鈴木傾城)

今は「生き残る」ことをテーマにしてライフスタイルや投資を組み立てておく

コロナショックは人々の生活を激変させている。日本政府は2020年4月7日に緊急事態宣言を発令したのだが、これによって「自粛・休業・ステイホーム」が要請という名の強制となって、日本経済は急ブレーキをかけて止まることになった。 大都会で昼間でも人がまばらな光景というのは、なかなか見られるものではない。このような光景を見るのは私も人生で初めてだ。東日本大震災の時ですらも、このような光景はなかった。202 […]

岡村隆史「コロナ明けたら可愛い人が風俗嬢」発言が浮き彫りにした貧困女性の地獄=鈴木傾城

岡村隆史という芸人が「コロナが収束したら、もう絶対面白いことあるんですよ。コロナ明けたら、短期間ですけれども、美人さんがお嬢(風俗嬢)やります」と述べて批判を受けている。実のところ、今の状況下ではこの男が言ったことは「現実に起こり得る話」である。そして、今のところ誰も「そうした女性がいるなら救済しようじゃないか」と声を上げる人はいない。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家 […]

別に世の中を読まないが、それでいて時代が必要とする重要企業も逃さない方法

中国発コロナウイルスは特効薬や治療薬ができれば解決する問題だ。いずれどこかのタイミングで解決する。 しかし、コロナの問題が解決する「正確な時期」については分からない。それは半年後かもしれないし、1年後かもしれない。あるいはもっとかかるのかもしれない。専門家ですらも意見が割れるのだから一般人が分かるはずもない。 状況はこれからも二転三転する。 だから明日にでも状況が変わってしまうような「分からないこ […]

「ステイホーム」では駄目だ。最大限の防御をしつつ活動再開の覚悟をすべき

「コロナを最大限防御しつつ企業活動を最大限継続させる」しか、私たちが生き残る道はない。どんなに完璧にやろうとしても感染は止められない。クラスターも発生する。死者も増える。しかし「ステイホーム」を継続しても社会は崩壊する。完璧かつ長期にすればするほど致命傷になる。経済活動の道を拓く決断と覚悟を、政治家・経営者・個人の全員がしなければならない日が来ている。(鈴木傾城)

独裁国家のトップが機能不全になっている今こそ北朝鮮を崩壊させるチャンス

北朝鮮は日本人も拉致している。だから、日本人はもっと強い憎悪を持って北朝鮮を見つめてもいい。北朝鮮の指導者が自ら指揮して普通の日本人を拉致してきたのだから、このならず者国家を激しく糾弾するのは当然の帰結である。なぜ日本人は他国を憎むのをそれほど恐れるのだろうか。(鈴木傾城)

「自分の人生の中で最も最悪な年になる」と自覚してコロナショックを生き残れ

戦後1945年から2020年までの75年で、最も最悪の年は何年か。それはまさに2020年である公算が高まっている。私たちはまだ実感していないかもしれないが、2020年は人生の中で「史上最悪の不況」に入る公算が大きくなっている。 その意識がないまま生きるのは危険だ。 私は2月の段階ですでに「2020年は自分の人生の中で最も最悪な年になる」と位置付けていて、今までよりもさらに強度の高いダウングレードを […]

ユーチューバーは今の1000倍に増える?コロナ後は動画配信できる人が生き残る=鈴木傾城

これからもエネルギッシュで活気のある場所にいたいのであれば、自分がそんな場所に移動しなければならない。そうすることによって、楽に「時代に生き残れる」ようになるからだ。今は自然体で「自分自身を動画で配信できる人間」が生き残りやすい時代になっている。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通 […]

コロナショックの時代に社会に出る若者の運命は信じられないほど過酷になる

2000年代から社会の裏側でささやかれるようになっていた「低所得層」の存在は、実のところ遠因は「バブル崩壊」という巨大な経済破壊から波及したものである。つまり、社会が過酷になって「仕事が見つからない」ような状況になった時、その時代の荒波に飲まれた人たちが10年後の貧困層になるということだ。そうであるならば、2020年に社会を直撃している中国発コロナウイルスの経済破壊は今後「何をもたらすのか」は自ず […]

消費税ゼロ%で救える命。コロナ恐慌で死ぬ間際にも黙って10%を払い続けるのか?=鈴木傾城

そもそも消費税は引き上げる必要があったのか。消費税を引き上げたら景気が悪化するというのは分かっていた。それなのに政府は消費税を引き上げた。新型コロナウイルスで景気が悪化したことによって「消費税の引き上げで景気が悪化した」という側面は忘れられるかもしれない。しかし、新型コロナウイルスのダメージが来る前に、日本はすでに消費税引き上げでダメージを受けていたのだ。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すず […]

歴史的な暴落波乱相場で容易に生き残る方法(2)危機が去れば焼け太りする

当たり前だが、今の私たちが巻き込まれている中国発コロナウイルスの社会的混乱は、ブラックマンデーも、同時多発テロ事件も、リーマンショックも、東日本大震災も、すべてを凌駕する「全世界を巻き込んだ危機」でもある。 この中国発コロナウイルスは2つの危機を私たちにもたらしている。ひとつは「健康問題」、ひとつは「経済問題」である。 この中国発コロナウイルスの問題が完全に収束するためには、特効薬(ワクチン)や治 […]

「戦後最大の人類の危機」を乗り越えられるのかどうか、まだ誰も分からない

大企業も中小企業・小規模事業者もすべて売上を失い、利益を失い、経営基盤を悪化させる。とすれば、もはや雇用は保証されないということになる。非正規雇用者はクビ、雇い止め、請負の停止、一時休業などを「強制」される。あらゆる分野で、壊滅的に仕事を失うことになる。そして、次の仕事が見つからない。(鈴木傾城)

新型コロナウイルスは10年後、アメリカや日本のせいになっていたりするのか?

自分たちに都合の悪い数字は限りなく小さく、自分たちに都合の良い数字は限りなく大きくするのが中国共産党の計算方法なのである。そうやって人民大虐殺も矮小化し、やがてなかったことにする。だから、真実を暴露する人間は都合が悪い。躍起になって情報統制をしているのは、国が嘘で成り立っているからだ。嘘を暴露されないために、監視せざるを得ないのである。(鈴木傾城)

今の相場環境は嫌いではない。低迷が長引くほど保有株を大量に増やせるから

【実態経済の悪化が深刻化していて、「歴史的な暴落波乱相場で容易に生き残る方法の前に、実体経済が心配で投資どころではない」というメールも多かったので、今回はひとまず今の私の実体経済でのスタンスを述べて、次週に歴史的な暴落波乱相場で容易に生き残る方法(2)を語りたいと思います。よろしくお願いします】 中国の武漢で始まった新型コロナウイルスの騒動は、中国政府の隠蔽と初動対応の失敗で瞬く間に中国全土に広が […]

政府・官僚は、新型コロナで追い詰められた国民全員を助けるつもりはない

日本経済は2019年10月の消費税引き上げによって新型コロナウイルスの問題の前から景況が悪化していた。そんな中で、新型コロナウイルスによって超弩級の経済的ダメージを食らった。自民党はこれを受けて緊急の経済対策を話し合っているのだが、『自己申告に基づいて生活に困っている世帯などに1世帯あたり10万円を超える現金を支給する方向』で調整を進めていると報道されたが……(鈴木傾城)

歴史的な暴落波乱相場で容易に生き残る方法(1)頭を使わないで平均点を取れ

相場が凄まじく荒れている。ナイアガラの滝のように暴落したと思えば、一日に10%近くも暴騰する局面もある。 相場は誰も読めないものだが、今はその最たる局面であるとも言える。信用やレバレッジをかけて取引しているトレーダーは想定外の動きに翻弄されて、かなりの人が資金を吹き飛ばすのが今の局面だ。 今が買い時なのかどうかなど、プロのヘッジファンドにしても見極めることができない。状況は流動的であり、毎日のよう […]

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