世界中どこでも、失業率が高まっていくと暴動が起きる。先進国でも後進国でも変わらない。人々は追い詰められれば「何とかしてくれ」と大暴れする。ところが、日本だけは暴動が起きない。日本人は救いのない絶望を受け入れ、暴動を起こすことなく淡々と暮らしている。貧困に落ちたくないという焦燥感は自殺を誘発する。しかし、最初から低賃金で貧困であったなら、それが生まれながらの日常なので焦燥感がない。それが自殺する要因 […]
国民年金で老後が暮らせるようになる時代は絶対に来ない。政府は最低限の生活は国民ひとりひとりの自助努力によって達成すべきであり、国民年金はそれを補助するためのものと考えている。「国民年金で少しくらいは補助はするが、最低限の生活は自分で何とかしろ」というのが国の立場である。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1 […]
動物行動学者・竹内久美子先生の視点は本当に面白い。今回、竹内先生にインタビューさせて頂く機会があった。「高温多湿だと一夫多妻が多くなっていく」「免疫力が高い男を女たちはどうやって見抜いているのか?」「少子高齢化で大和民族は滅ぶのではなく変わっていく」……。ぜひお読み下さい。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞 […]
日本の識字率は下がりつつあると教育現場から声が上がっているが、それでも統計的に見ると識字率は100%に近い。それだからこそ、日本では字が読めるくらいでは何の自慢にもならない。子供の成績と親の年収は比例するというのは、すでに全国学力調査の結果からも明らかにされている。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。 […]
2020年になると、日本経済は消費税10%とパンデミックで往復ビンタで叩きのめされた。そうであれば、消費税を引き下げるとか凍結するという大胆な経済政策を行えばいいのだが、日本政府はそれをしなかった。国民よりも財政規律が大切だと政府は公言したも同然だった。 プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、 […]
政府が国を成長させたいのであれば、個人が豊かになってガンガン消費できる国を目指せばいい。ところが政府は「財政赤字がキツい」と言いながら、ひたすら予算を削り、国民に増税して、国民の給料の半分近くをむしり取って日本人が「消費できない国」にしている。 プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件 […]
ドル円レートは129円台に到達した。遠い将来を見ると、円は弱体化する国力を反映して「もっと」安くなるのは避けられない。日本が奇跡の復興を遂げれば話は変わるが、今の政治を見てみると、急に目覚めて経済成長をするような国になるとはとても思えない。 プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事 […]
私自身は終末期ケアを受けている寝たきりの患者は、痛みも苦しみもなく、安らかな状態で寝ていて死を待っているという想像をしていた。しかし、私がそのような状態なのかを尋ねると、介護士は「そうではありません」と真っ向から否定した。寝たきりは、苦しみなのである。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野 […]
もう消費税19%の話も出てきた。消費税は10%で止まらず必ず上げられるというのはこちらにも書いた。改めてトップにしたい。 私が「消費税は間違いなく10年以内に15%はいく」というと、ほとんどの人は驚くのだが、別に根拠もなくそれを言っているわけではない。すでに消費税15%の道を財務省は着々と準備しているし、いずれは政治家もそれをポツリポツリと口にするようになっていくだろう。 プロフィール:鈴木傾城( […]
経済の悪化が進んでいる。金融防衛ができるかできないか、それが今年の課題である。すでにガソリン価格の上昇や物価の上昇に悲鳴を上げている人が増えてきた。これから不景気がもっと深まっていくと、とんでもない惨状が広がっていく。ぼんやりしている場合ではないのである。 プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し […]
一刻も早く資金を貯めて、一刻も早くFIREを実現したい……。焦燥感に追われ、夢に追われ、FIREを目指す彼らは今もすがる思いでレバナスを「ガチホ」して、転がり落ちていく相場に向き合っているはずだ。レバナスは彼らの夢を満たしてくれるだろうか。 プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事 […]
昨今「レバナス」と称される金融商品が売られて、ここ数年のNASDAQの上げを見た投資家が殺到していた。今、2倍のレバレッジがかけられたレバナスに手を出した投資家が、下落する相場に巻き込まれて退場の危機にある。資産を猛スピードで失って、売るも地獄、保有するも地獄だ。 プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野 […]
日本はあらゆる資源を国外から輸入しているのだが、資源危機において大きく注目されるのが大手商社だ。大手商社こそが日本の資源ビジネスの中枢だからである。資源価格が上昇するのであれば、大手商社の利益もまた増大する。そこで思い出すのが投資家バフェットである。 プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々 […]
投資運用会社アーク・インベストメントの創業者にして、ARK Innovation ETF【ARKK】を運用する「天才」女性投資ファンドマネージャーであるキャシー・ウッド氏が、2022年からの環境変化でETFも大暴落の最中にあり、苦しい局面になっている。破綻したLTCM(ロングターム・キャピタル・マネジメント)しかり、超一流の天才たちが無残に散る原因は「レバレッジ」と「予想外」にある。 プロフィール […]
2022年の今はオミクロンの流行やアメリカの金融引き締めと利上げなどの波乱要素が増え、ボラティリティが増し、相場は乱高下しやすい環境にある。こうした状況下でのトレードは、そこで成功するのは恵まれた反射神経と強運が必要になってくる。果たして、生き残れるか? プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、 […]
Microsoftが米ゲーム大手Activision Blizzardを買収するという報道でゲーム業界が激震している。Microsoftが狙っているのは、この企業の歴史を見れば分かる。業界標準(デファクト・スタンダード)である。デファクト・スタンダードでユーザーを囲い込み、さまざまな製品やサービスを提供し、エコシステムが生まれると、囲い込みはますます強固なものになっていく。その状態を確立した後は、 […]
コロナ禍では非正規雇用者が真っ先に切られた。労働力の使い捨ては2000年代から社会問題化しているのだが、この残酷な流れは是正されるどころかさらに進化し、今の日本企業は「もっと安い人材」を海外から連れてきて、途上国の若者を低賃金・悪条件で使うようになっている。その結果、必死で働いても食べて行けない若者たちが日本で大量に出現した。さらに岸田政権は外国人労働者に対し、永住権の拡大など受け入れ体制を強化す […]
パチンコという産業がギャンブル依存者を生み出して、生活保護費を吸い上げているのであれば、これは「日本に必要なのか?」としっかり考える必要がある。控えめに見てもパチンコ産業はギャンブル依存症を生み出す元凶である。こうした業界を何とかするのは国の仕事だ。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に […]