メルマガ

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株式大暴落の予兆。リセッションという言葉が頻出するようになったら気をつけよ

私は今年に入ってから「金融的冒険はするな、株式は買うな、投資は定期定額積立投資だけにしておけ、後は何もしないで寝てろ」と強く言ってきた。このメルマガでもしつこいくらい念を押してきた。 ちょうど今は2022年6月で、年の折り返し地点に来ているのだが、株式市場は悲惨なことになっている。6月17日時点での年初来(year to date performance)の株価を確認すると以下のようになっている。 […]

私たちはこれからも税金を取られまくり、衰退する国の中で生きなければならない

前回のメルマガでも書いたが、アメリカの金融界・経済界では大御所が揃って「これから厳しい時代になる、ハリケーンが来る、資産防衛の準備をしなければならない」と言っている。 今週もまたアメリカの株式市場はズルズルと下落しているのだが、まだまだ下がりきったわけではないし、株式市場が下がっている要因が消えたわけでもない。念のために言っておくと、株式市場を下げている要因は以下のものである。 ・ロシアの戦争は終 […]

株式市場が死屍累々となったら、私は墓場から抜け出して株式を買いまくりたい

ロシアによるウクライナ侵攻は徐々にトップニュースではなくなってきたのだが、ウクライナに甚大な被害があるのと同様に、ロシアもまた国際社会からのキャンセル(排除)と、戦費の垂れ流しと、人的被害が徐々に広がっているわけであり、国家の衰退か崩壊が免れないところにまで来ている。 中国はやっとのことでゼロコロナを解除して動き始めようとしているのだが、ここでコロナがぶり返すと再びゼロコロナによるロックダウンに逆 […]

ヤバい時代がやってくる。ひとりひとりの人格を尊重する社会は地獄を生み出す

現在の私たちは「ひとりひとりが生きやすい社会」「自由な社会」「ひとりひとりの価値観を認める社会」を理想として、誰ひとりとしてこれを疑うことなく、「これが実現したら生きやすくなる」と思い込んでいる。 どんな格好をしても、どんな生き方をしても、どんな主義主張を持っても、どんな自分流儀を持っても、それはすべて認められる。誰も誰かの生き方・考え方・生活習慣を否定できない社会。誰もが否定されない多様な社会… […]

「物価高・経済縮小・増税」の三重苦。この時代で最も効率的なサバイバルは?

2019年に消費税が10%に引き上げられてしまったのだが、その翌年からは新型コロナウイルスによる世界的大混乱で国民は二重に叩きのめされた。政府は慌てて10万円の特別一時給付金を出したのだが、コロナ禍は1年も2年も続いているのに、10万円の給付金で足りるわけがない。 しかも、消費税10%は一般国民にも経営者にもずっしりとのしかかり、経済縮小(デフレ)をより深刻化させてしまっている。そもそも、政府の頭 […]

吹き飛ぶレバナス、一夜で価値がゼロになる仮想通貨。愚かな人間と自爆するな

レバナスに手を出した人間たちが、いよいよ力尽きて全滅の様相になっている。 レバナスとは「iFreeレバレッジ NASDAQ100」や「楽天レバレッジNASDAQ-100」などの金融商品に代表されるものだが、「レバレッジをかけたNASDAQ市場の指数」で、NASDAQ100の2倍の値動きになるように設定されている。 2倍に設定されているのだから、上昇気流にある時は2倍のスピードで儲かるのだが、逆に相 […]

「資産所得倍増プラン」みたいな話が続くようであれば、何をする必要があるのか?

岸田文雄首相は何でも「検討する」としか言わないので国民から「検討師」と言われるようになっているのだが、私はこの首相は「検討師」というよりも「詐欺師」に堕してしまったのではないかと思っている。 「令和版所得倍増プラン」がいつの間にか「資産所得倍増プラン」に変わったのは、実は詐欺としか言いようがないものだったのである。 首相になる前→令和版の「所得」倍増プランを検討首相になった後→「資産所得」倍増プラ […]

国民からカネを吸い上げる搾取マシーンと化した日本政府には何も期待するな

名目賃金・実質賃金は、1997年を頂点にどんどん下がって止まらなくなっている。私たちの賃金は減っているのである。1997年は何があったのか。1989年に消費税が導入されてバブルが崩壊する不景気の中で「消費税が5%に引き上げられた」のだ。 バブルが崩壊したのは1990年である。年を追うごとにバブル崩壊の痛手は大きくなっていき、株式市場も不動産価格も大暴落から回復できず、銀行も企業も不良債権を抱えて青 […]

株式の暴落の合図は点灯したので、心して次のショックを迎える心の準備が必要だ

株式市場は上昇期と下落期を繰り返すのだから、これから大きな下落期が来たとしても不思議なことではない。2022年の4月。10年国債と2年国債の金利差が逆転する逆イールドが発生した。 逆イールドが発生すると、しばらくは株価が上がっても、かなり高い確率でリセッション(景気後退)が発生して株式市場も大暴落する確率が高まる。さらに現代は、逆イールド、利上げ、エネルギー高、政情不安が重なっている。 とすれば、 […]

資本主義の社会でしたたかに生き延びたかったら、視点をこのように切り替える

ロシアのウクライナ侵攻を見て、私自身は素直に「プーチン大統領がウクライナに仕掛けた戦争」と見ているのだが、世の中には「アメリカがプーチン大統領を追い込んで起こした戦争」と考える人もいる。 私自身は「真相」がどうであってもまったく関係ないし、正直言うと興味もない。それがどちらであったとしても私に何の影響もないからだ。 同様に、「ウクライナが善でロシアが悪」なのか「ロシアが善でウクライナが悪」なのかも […]

逆イールドが発生すると株式市場で起こることを理解して、パニックにはなるな

アメリカの10年国債と2年国債の金利差(10年国債ー2年国債)がどんどんゼロに近づいてやがて2年国債の金利の方が高くなる(逆イールド)と、リセッション(景気後退)がやってくると言われている。 この長短金利差の逆イールドが、2022年3月29日に発生した。そのため、いよいよ「景気後退がやってくる予兆が起きた」と多くの市場関係者が認識するようになってきている。過去には逆イールドで以下のような景気後退が […]

最終的には、国家の衰退は円安を進行させる。だから、今こそすべきことがある

2019年、消費税は10%になった。そして2020年、全世界を揺るがす新型コロナウイルスのパンデミックが引き起こされて、実体経済は大ダメージを受けることになっていった。 そして今年2022年。エネルギー価格の上昇や資源の上昇やウクライナ侵攻や利上げなどの複合的な原因が広がっていき、物価上昇が止まらなくなってきている。電気・ガス・水道等の公共料金の価格も上がり、今後は電車代もバス代もタクシー代も上が […]

円安によってどんどん物価上昇が鮮明になっていくが、円安で狂喜乱舞する人とは?

現在、ドル円のレートは122円台に突入している。3月8日まで円は115円台であったことを考えると、たった数週間で7円もの円安になっているというのが分かる。円安であるということは、逆の言い方をすると「ドル高」である。 今起きているのは、まさに「ドル爆上げ」である。 コロナ禍、石油・資源価格高騰、アメリカの利上げ、ウクライナ侵攻などのさまざまな要因が同時並行で進んで、資金がアメリカに向かっている。 今 […]

世の中の混乱が深まっている中、「自分の身は自分で守る」ための30項目を改めて振り返る

オミクロンに、物価上昇に、増税に、利上げに、戦争……。今年に入ってから世の中が荒れ果てているのだが、日に日に混迷は深くなっている。全体的に、あまり芳しい状況ではない。 日本ではオミクロンの騒動も収まりつつあるのだが、韓国では世界でも最悪の感染状況になっている。 単に感染者が増えているというレベルではなく、世界の感染者の2割は韓国で発生するという「超汚染地帯」が韓国なのだ。さらに、中国でもオミクロン […]

起業にも投資にもまったく興味がなく、ほどほどの収入の人はどう生きるべきか?

資本主義の世の中では、事業を興して成功させるのが金持ちになる王道である。もちろん、スポーツや表現の才能を見出されて金持ちになるとか、ギャンブル的な能力を発揮して金持ちになるとか、ある世界で成り上がって利権を貪るとか、他にもいろんな道がある。 しかし、現代の資本主義は株式『至上』主義であり、そこに金が集まるので、やはり起業が最も金持ちになる道に近いのだ。だから「超」が付く富裕層に入りたいのであれば、 […]

金融経済も実体経済も悪化して波乱の真っ只中。しかし勘違いしてはいけないこと

ロシアのウクライナ侵攻がさらに泥沼化している。この暴挙によってロシアはSWIFTからの排除、預金封鎖、株式売買禁止、海外資産凍結、国債のクーポン支払い禁止と強力な金融制裁され、あげくの果てにクレジットカード大手のビザとマスターカードも業務停止、ペイパルも使えなくなっている。 今、世界で起きているのは、グローバル社会からロシアという国が「忽然と姿を消した」という状況なのである。当然のことながら、全世 […]

不況の時代は不況に合わせた生き方に転換せよ。それが合理的なライフスタイルだ

コロナ禍の中、ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻をはじめて世界情勢が混沌としている。国際社会はロシアの攻撃に対して、さまざまな制裁を科している。 ロシアを国際金融決済から排除、ロシア金融機関の海外資産の凍結、半導体輸出を規制、ロシア航空機の領空通過を禁止、YouTubeによるロシアのチャンネルと収益化を制限、Apple Pay・Google Payの利用を停止……、こうした制裁が同時並行で次々 […]

今は何もしないで、もがいていた連中が討ち死にするのをのんびり見ながら過ごせ

2022年2月現在、実体経済も金融経済もけっこう苦しい局面になっている。今まで株式市場で恩恵を受けていた準富裕層・富裕層も金融市場の下落と環境悪化によって徐々にダメージを受けるようになってきている。 こういう状況の中では、無理して収入を増やそうとするより、実は何もしない方が良い。実体経済も金融経済も両方まとめて環境が悪いのだから、どちらでも「稼ぎにくい」環境になっているのだ。 環境が良い時は、株式 […]

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