日本に「暴力反対」「戦争反対」を押し付けて弱らせる戦略

日本に「暴力反対」「戦争反対」を押し付けて弱らせる戦略

「あなたは戦争が好きですか、平和が好きですか?」と問われたら日本人はどのように答えるだろうか。恐らく100%に近い人は「平和が好きです」と答えるはずだ。

では、この次にこう問われたらどう答えるだろうか。

「平和のためには、戦争を実行する軍隊は必要ないですよね。軍隊が必要だという人は危険ですよね」

確かに戦争したくないから軍隊を持たないというのは、一理あるように思える。軍隊がなければ戦争にならない。そう考えると「軍隊が必要だ」という人は戦争中毒の危険な人に見える。

だから、平和が好きな日本人の中には「日本は軍隊など要らない、戦争反対、平和を守れ」という発想をする無邪気な人も出てくる。

しかし、このような発想をする人は「日本に激しく敵意を抱く国に蹂躙されるかもしれない」という重大な現状認識がすっぽりと抜けている。

武力を持たない国は、侵略を意図する国に蹂躙される危険性がある。だから、逆に日本に潜り込んだ反日国の工作員は日本人に「平和のためには軍隊は要らない」という工作活動を行って日本を丸裸にする。

表面的には正しい。しかし、裏には別の意図がある

表面的には正しいことを言いながら、裏に「別の意図」を持っていて相手をワナにかける薄汚い手口がある。それは、詐欺や工作活動の常套手段でもある。

たとえば、あなたが誰かにタカリをするとする。誰かから金を毟り取りたい。しかし、いきなり「おごれ」「金をくれ」と言っても誰も「分かった」とは言わないだろう。

どのようにタカリをすればいいのか。簡単なのは「友情」をアピールすることだ。

(1)俺とお前は友達だ。
(2)友達は大切だ。
(3)友達だから、おごってくれ。

本当の目的はタカリをすることなのだが、それを隠しておいて、最初に友情を強調する。そして、「友達は大切にしよう」と表面的には正しいことを言う。

相手が「そうだな」と思ったところで、「おごってくれ」とタカリを持ち出す。

「友達は大切にしよう」というのは否定できない。それは正しいスローガンだからである。だから建前を納得させたら、それを振りかざして無理やりおごらせるのだ。

友達は大切だとまったく思っていない人間が、友達の大切さを持ち出すところに「偽善」があり、その偽善を押し出してタカリをする。これはもちろん、外交でも使われる。

(1)私たちはお隣同士の国だ。
(2)お隣同士、仲良くするのは大切だ。
(3)仲良くするために、金をくれ。

最初から仲良くしようと思っていない国が、「友好」という言葉を持ち出したら、それは「金をくれ」という裏の意図がある可能性が高い。

個人間では「友達」という言葉が使われるが、国家間では「友好」という言葉が使われる。

最初から金目当ての国が友好と言っても、その友好という言葉は単に建前として使われているに過ぎない。建前を利用してワナにかけてきているのである。

これに騙される人間を「お人好し」と呼ぶ。

真に受けていると、影響されてワナにハマる

「表面的には正しいことを言って、裏側にある邪悪な意図を覆い隠す」

この偽善的なワナを仕掛けられると、裏の意図が読めない限り表の正しさを否定できないので、真に受けているとズルズルと引きずり込まれてワナに落ちていく。

個人でも国家でも、お人好しであればあるほど泥沼に引きずり込まれる。

本来であれば、「世の中には信じるに値しない人間がいる」「自分たちを憎んでいる人間がいる」「裏のある人間がいる」ということを早々に学ぶべきなのだ。

ところが日本は現実主義的な教育をほとんどしないので、無邪気なお人好しが量産される。だから、日本人は偽善のワナに面白いほど簡単に落ちてしまうのである。

「平和のために軍隊は要らない」というのも、偽善のワナに落ちたお人好しな日本人が、日本を侵略しようとしている中国・韓国・北朝鮮の工作員に洗脳された姿である。

中国や韓国や北朝鮮が、日本に工作員を山ほど潜り込ませて、日本人名で活動させていることはすでによく知られている。

単に「通名」として日本人の名前を名乗っている人間もいれば、「帰化」して日本人になった人間もいれば、「背乗り」で日本人の戸籍を乗っ取った人間もいる。

様々な方法で「普通の日本人」になりすまし、そして日本の世論を自分たちの都合の良い方向に歪めようと運動を始める。

現在、中国は膨張主義を取っており、軍事費も増大させて、南沙諸島でも尖閣諸島でも問題を引き起こしている。その中国が日本に仕掛けているのが「超限戦」である。(中国が「超限戦」という卑劣な犯罪行為を仕掛けてきている

中国にとって日本は軍事力のない無能な国家であってくれた方が都合が良い。

だから、現在の中国は日本共産党や民主党や各種市民団体を使って騒ぎ立て、乗っ取ったマスコミによって騒ぎを増幅し、激しい勢いで日本から武力を取り上げようとしている。

「暴力反対」「戦争反対」は最大のワナとなる

確実に戦争に勝つには、どうすればいいのか。自分の方は武力を高めて、相手には武力を捨てさせればいい。

相手から武力を取り上げる方法などあるのか。ある。それが相手国に工作員を潜り込ませて、「暴力反対」「戦争反対」を叫びながら武装解除させる手口である。

暴力を振るう人間ほど、相手に「暴力反対」を叫ぶ。戦争を仕掛ける国ほど「戦争反対」を相手に叫ぶ。相手が平和主義者になれば、いつでも相手を武力で蹂躙できる。

だから、「暴力反対」「戦争反対」は最大のワナとなる。

「戦争反対、平和は大切だ」と叫び、「軍隊を持つな」とつなげ、国民がそれに引っかかって武装解除したら侵略する。日本を侵略したい国々は、超限戦の一環としてそうやってワナを日本に仕掛けている。

「戦争反対」という美しいスローガンは、裏のある人間がそれを叫ぶと日本から武力を奪うための「仕掛け」となり「ワナ」になるのである。

日本の武装化にヒステリックに反対しているのが日本共産党、「軍隊を持ったら戦争が起きる」と火が付いたように騒いでいるのが朝日新聞で、どちらも陰で中国共産党の日本支部と呼ばれている組織である。

「市民団体」を装ったチンピラみたいな「自称」平和主義の人間どもも、中国共産党の息のかかった人間であると容易に推測できるはずだ。

彼らは決して中国大使館に向かって「軍拡するな」と叫ばない。中国に向かって「平和が大切だから、武力を捨てろ」とも言わない。

本当に戦争反対なら、軍事費を増大させて膨張主義を取っている中国を激しく批判しなければならない。

そうしないというのは、つまり、彼らは中国の工作員だからである。そうでないと主張するのであれば、単に中国共産党に利用されている無能人間だ。

中国は武器・弾薬・軍隊を持ちながら、日本に徹底的な「暴力反対」「戦争反対」を押し付けて弱らせる戦略を取っている。

日本国民がワナに引っ掛かって、本当に「暴力反対」「戦争反対」と思うようになったら、そこで侵略すればいいと考えているのだ。

そうすれば、日本は「暴力反対」なのだから、暴力に屈服するしかないという状況になる。日本人はこの卑劣な工作活動に騙されてはならない。

日本人なら間違えないような間違え方をする「外国人」が日本人になりすまして活動している。戦争を仕掛ける国ほど「戦争反対」を相手に叫ぶ。相手が平和主義者になれば暴力を振るいたい放題になるからだ。

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