北朝鮮の崩壊の過程で日本に3つの危機が襲いかかってくる

北朝鮮の崩壊の過程で日本に3つの危機が襲いかかってくる

中国の習近平国家主席は北朝鮮を崩壊させる度胸も気力もないので、北朝鮮の体制を何とか維持させる方向に努力する可能性が高い。

北朝鮮が崩壊すると大量の難民が中国に押し寄せるのは分かりきっている。数百万人にも及ぶ人間たちを管理し、面倒を見なければならなくなる。

それは経済的にも非常に莫大な予算がかかるものであり、今の中国はそんな予算を北朝鮮に費やしたくないというのが本音でもある。当然だが、誰も朝鮮民族の面倒などみたくない。

中国が朝鮮半島を実効支配に乗り出さなかったのは、朝鮮民族があまりにも面倒極まりない民族であり、取り込むよりも隔離して封鎖しておいた方が楽だからだ。

その結果、北朝鮮は異常な独裁者が数十年にも渡って国家を私物化することになり、それが今も続いている。

さらに北朝鮮は国民を貧困のどん底に叩き落としながらも、国家は軍拡に邁進してきた。

その結果、国に金がなくなればミサイルをところ構わず飛ばして、まわりの国から援助をもらう瀬戸際外交の物乞い国家になり、いまやその物乞い国家が核ミサイルを持とうとする最悪の局面になってしまった。

短期的には大きな混乱が押し寄せる可能性は高い

今まで北朝鮮を放置しておくのは、中国にとってもアメリカにとっても戦略上好ましいことでもあった。(簡単に壊滅できる北朝鮮をアメリカが壊滅させない理由とは

中国は北朝鮮を緩衝地帯にしてアメリカと直接対峙を避けることができたし、アメリカは北朝鮮の脅威を煽って韓国や日本に兵器や防衛システムを売りつけることができた。

しかし、北朝鮮が長距離ミサイルを持つようになり、弾頭に細菌兵器でも核でも何でも載せることができるようになると、話が違ってくる。

その長距離ミサイルがアメリカにまで到達するようになると、アメリカ本土が攻撃対象になる。それはアメリカが望んでいる現実ではないし、放置できることでもない。

バラック・オバマはそんな北朝鮮を放置し続けてきたが、そのために北朝鮮はあと数年でアメリカに核ミサイルを落とせるほどまで技術を向上させる事態を招いた。

このまま北朝鮮を放置しておくのか、それとも叩くのか。

ドナルド・トランプ大統領は、北朝鮮を叩きのめす方向を目指しており、しかも早急にそれをやりたいという意向を持ち、そのように動いている。

北朝鮮を崩壊させるというのは、長期的に見ると非常に素晴らしいことである。

異常な独裁私物国家はさっさと崩壊させ、豚のように肥え太った指導者である金正恩も、斬首でも銃殺でもして抹殺しておいた方が世の中にとっては幸せだ。

しかし、長期的に見れば今の北朝鮮の体制を崩壊させるのは良いことだが、短期的には大きな混乱が押し寄せるというのも間違いない。

何が起きるのだろうか。

日本国内で一斉蜂起、一斉テロ、一斉略奪が起きる?

北朝鮮を崩壊させるにしても、それを察知した北朝鮮が破れかぶれになると、周辺国は大きな軍事的危機に見舞われる確率が非常に高まる。

もちろん日本も例外ではない。例外どころか、むしろ日本が標的にされる確率は非常に高い。北朝鮮も例によって反日国家であり、日本に対して激しい憎悪を抱いている国だ。

追い詰められて自暴自棄になったとき、ミサイルを飛ばす先は日本であっても不思議ではない。

2017年4月13日、参院外交防衛委員会で安倍首相は「北朝鮮がサリンを弾頭につけて着弾させる能力をすでに保有している可能性がある」と発言している。

これは韓国の国防省も確認しており、北朝鮮はVXガスやサリンを含む各種化学兵器を2500トンから5000トンも保有していると言われている。

北朝鮮はマレーシアでVXガスを使用して金正男を殺害する暗殺事件を引き起こしており、毒ガスを使用する能力があることをすでに証明している。

サリンと言えば、カルト教団であるオウム真理教がテロに使ったことから日本人もその危険性をよく知っている。

今度は北朝鮮がミサイルにサリンを載せて東京や大阪と言った人口過密都市に飛ばして大量殺戮をする可能性もあるということだ。あるいは原子力発電所に向けてミサイルを飛ばすということも考えられる。

それだけではない。

北朝鮮は日本の国内に大量の工作員を紛れ込ませ、反日の人間を大量に作り出して日本社会に紛れ込ませていることを忘れてはならない。

こうした工作員や北朝鮮のシンパが自暴自棄と化した指導者の命令で、日本国内で一斉蜂起、一斉テロ、一斉略奪に動くかもしれない。

つまり、北朝鮮の崩壊が一気呵成に行われないと、場合によっては日本国内でテロの嵐になるということでもある。

だから「テロ等準備罪」の成立を急がなければならなかったのだが、これを執拗に邪魔していたのが民進党だ。(「テロ等準備罪」の成立を邪魔する民進党を本気で潰すべき

受け入れても追い出しても、大混乱に見舞われる

ミサイルが飛んでくる危険もあれば、国内で北朝鮮の工作員が一斉に蜂起する危険もある。これが今の日本の置かれた立場である。

しかし、それだけではない。短期的に見ると日本はさらに大きな試練に晒される。

北朝鮮が崩壊する中で何が起きるのかというと、まずは考えられるのが大量の難民が発生して、これらの難民が「日本に押し寄せてくる」ということである。

1950年代、李承晩(イ・スンマン)の大虐殺によって、大量の難民が日本に逃れてきて勝手に住み着くという異常事態が発生したことがあった。

反日のくせに、何かあれば日本に逃げてくるのが朝鮮民族の特性である。

この行動パターンは変わっていないので、北朝鮮が崩壊すると再び難民が大量に押し寄せてきて、数十万規模の朝鮮人が勝手に日本に住み着く危険性が高い。

本来であれば、こうした反日国家の難民たちはひとりも受け入れるべきではない。北朝鮮の難民はひとり残らず韓国が引き受けて面倒を見るべきだ。同じ朝鮮民族なのだから、それは当然のことだ。

しかし日本国内にいる中国・韓国・北朝鮮の工作員たちは、これを機に日本の侵略と乗っ取りのためにどんどん難民を受け入れるように日本に圧力をかけ始める。

狂ったように工作活動を行い、反日のマスコミもお涙頂戴の悲劇を書き立てて難民を受け入れる世論を作り出すだろう。

しかし、価値感を共有しない難民を受け入れるとどのようになるのかはテロに揺れるEU(欧州連合)を見れば分かる通りだ。北朝鮮が崩壊すると大量難民が押し寄せて、受け入れても追い出しても日本は大混乱に見舞われる。

いよいよ北朝鮮の崩壊が近づいている。

ミサイル危機、工作員の一斉蜂起危機、大量難民の危機。北朝鮮の崩壊の過程で、多くの危機が日本に襲いかかってくることになる。

いよいよ北朝鮮の崩壊が近づいている。この男の首が転がる日がくる。しかしその過程で、ミサイル危機、工作員の一斉蜂起危機、大量難民の危機と、多くの危機が日本に襲いかかってくることになる。

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