私たち日本人が持つ10の自縄自縛。これを意識して克服すると反撃できる

私たち日本人が持つ10の自縄自縛。これを意識して克服すると反撃できる

今まで日本人の多くは中国・韓国・北朝鮮の反日に対して卑屈に接してきた。相手が強く出れば、自分が折れればいいと思ってきた。

最近になって、日本人はこの特定三カ国の理不尽で傲慢な恫喝に抗議するようになっているのだが、それでも日本国内には「黙って放っておけばいい。話し合って合意点を見つければいい」と日本が耐える論調を話す人が大勢いる。

外交的に軋轢になるとか、外交的に相手を傷つけるとか、相手に責められる、という局面に、日本は非常に弱い。弱いからそういった局面を回避して、「自分が折れればいい」という卑屈な態度で乗り切ろうとする。

特定三カ国はこうした日本の「弱さ」を十分に知り尽くしている。だから「日本には何をやってもいい」と言わんばかりに「反日」という攻撃を仕掛けているのである。

こういった問題は日本の政治家の問題であると言う人も多い。そして、すべて政治家の資質のせいにしてしまう向きもある。

しかし、本当にそれだけの問題なのか。

よくよく考えてみると、これらはすべて日本人特有の無意識の行動パターンの弱点から来ていることが分かる。日本人の多くは「相手に嫌われるくらいなら、自分が我慢する」と思う。それが外交にも現れている。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。

嫌われたくない」ので折れる

日本人は「相手に失礼なことをしたくない」という考えを強く持っている。だから、場を丸く収めるために日本人はしばしば折れる。本来、それは素晴らしい人間関係を作り出すのだが、自分を主張しなければならない場では逆にそれが仇(あだ)になる。特に外交ではそうだ。

政治家が他国に対してこれをやってしまうと、それは「日本は恫喝すれば必ず折れる民族」という捉え方をされて、結局は外交上の失態となって日本全体を苦しめることになるのだ。

「外交的に軋轢になる」=「自分の意見を通したら相手に失礼だと思われる」=「そう思われたくない」=「自分が折れよう」

「相手が強く何か言っている」=「日本の意見を通したら問題になって、場が壊れてしまう」=「丸く収めたい」=「自分が折れよう」

「相手が日本を責めている」=「反論したら関係が壊れる」=「自分が折れよう」

「嫌われたくない、失礼のないようにしたい、場を壊したくない」と思うあまり、日本人は常に「自分が折れる」という選択肢を選んできた。自分さえ我慢すれば世の中はうまく回るというわけだ。

しかし、これは「日本は恫喝すれば何でも言うことを聞く」という分析につながって、中国・韓国・北朝鮮はその日本人気質の弱点を十分に知った上で、最大限に攻撃を仕掛けてきている。

外交は国益を巡る戦いである。そして戦いに効果的に勝つには、相手の弱点を攻めればいい。だから、日本は「嫌われたくないので自分が折れる」という気質を攻められて、外交的敗北を重ね続けている。

日本人は相手の弱点を攻めるようなアンフェアなことをしたくないとも考えるので、よけいに相手にやられっぱなしになって無残なことになる。

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日本人を縛り付ける10の自縄自縛

行動パターンは、それが弱点だと意識すれば意思の力によって「弱点を克服」することができる。重要なのは弱点を弱点として意識できるようになることだ。

意識することによって、対応するための思考が生まれ、防御や工夫が始まり、やがて弱点の克服が成し遂げられる。そうなるには、最初に日本人気質の弱点を意識しなければならない。

日本人は「嫌われたくない、相手に失礼を与えたくない」という思いが強すぎて、どのような状況になっているのか。あまりにも「相手に嫌われたくない」という思いが強すぎて、以下の自縄自縛に落ちている。

(1)嫌われたくないので、自分のしたいことをしない。
(2)嫌われたくないので、他人の目を気にする。
(3)嫌われたくないので、言いたいことを言わない。
(4)嫌われたくないので、自分の可能性を封印する。
(5)嫌われたくないので、自分の本心を殺す。
(6)嫌われたくないので、相手に媚びる。
(7)嫌われたくないので、自分より相手を優先する。
(8)嫌われたくないので、自分が折れる。
(9)嫌われたくないので、反撃しない。
(10)嫌われたくないので、自分のせいでもないのに謝る。

日本の外交の弱点は、そっくりそのまま「日本人の行動パターンの欠点」がそのまま出ていることが分かるはずだ。外交の流儀はその国の民族性が非常にはっきりと出てくるものだが、日本外交もまた日本人としての特性がはっきりと出てきている。

上記の外交的欠陥は、そのまま一般的な日本人のジレンマでもあることに気付く人もいるはずだ。私たち日本人は個人個人がこの特質を持っていて、それが自分たちの行動を縛り付けて苦しめている。

それを意識しなければならない。日本人、つまり私たちはこのような行動パターンを持っているので、それを「意識する」ことによって、無意識にその行動パターンのワナに落ちるのを防止することができるようになる。

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欠点に引きずられないように意識する

「嫌われようが何だろうが、したいことをできるようになる」というのは、もともとそのような行動パターンを持っている人は無意識でできる。

しかし、多くの日本人は「嫌われるなら控えたい」と考え、そのような文化の中で育ってきたので、自然とブレーキがかかってしまう。そして、そのブレーキは往々にして過剰なものになる。

「他人の目を気にする」「言いたいことを言わない」というのも同様だ。相手に媚びて、自分よりも相手を優先してしまうのも、ほぼ無意識にやってしまう。

だから「無意識でそうやってしまっている」のを顕在化させることによって、無意識に引っ張られるのを避けるのだ。そして、意識的に逆のベクトルに向かい、バランスを保つ。意識すれば、それが可能になる。

これを逆に言えば、自分が日本人であることを強く意識しなければならないということでもある。

日本人であることの長所が活かされているときは日本人であることを意識しなくてもいい。しかし、行動パターンの弱点が攻められているときは逆だ。欠点に引きずられないように意識しないと、どこまでも落とされていく。

これは私たちが自分の人生を生きる上でも同様だ。自分の人生において重要な局面が来たとき、自分の中の行動パターンが行動にブレーキをかける可能性もある。

だから、重要な局面であればあるほど、自分の無意識の行動パターンに邪魔されないように、ことさら意識して弱点を克服しなければ足元をすくわれる。まずは、自分がそのような行動パターンを持った民族であることを意識していく必要がある。

弱点を意識して転換させる

日本人は今、中国・韓国・北朝鮮に、この民族的な弱点を分析されて徹底的に弱点攻撃をされている。

日本人の民族的な弱点は、研究され尽くしており、無意識に日本人を自縄自縛に陥れて操る方法が悪意を持って使われてしまっている。だから今、日本人はそれを意識しなければ危ないのだ。

相手にその弱点を突かれている。

そうであれば、その部分を意識して転換させなければならない。意識できれば、弱点をそのまま裏返す行動を取ることも可能になる。そうすると、自然に以下のような行動が取れるようになる。

(1)嫌われても、自分のしたいことをする。
(2)嫌われても、他人の目を気にしない。
(3)嫌われても、言いたいことを言う。
(4)嫌われても、自分の可能性を封印しない。
(5)嫌われても、自分の本心を殺さない。
(6)嫌われても、相手に媚びない。
(7)嫌われても、自分を優先する。
(8)嫌われても、折れない。
(9)嫌われても、反撃する。
(10)嫌われても、謝らない。

弱点を克服するというのは、己の弱点を知らなければできない。弱点と向き合わなければできない。攻撃されている局面では、日本人特有の行動パターンを意識するというのはとても重要なことなのである。

果たして、私たちは弱点となり得る部分を意識し、対応し、克服することができるだろうか。それは、私たちひとりひとりの意識にかかっている。(written by 鈴木傾城)

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