平成が「対立」の章だったとすれば、令和は「衝突」の章になっていくか?

平成が「対立」の章だったとすれば、令和は「衝突」の章になっていくか?

ドナルド・トランプ大統領が登場してからグローバル化とリベラル一辺倒の風潮が大きく修正され、欧米でも次々と保守派政党や国益重視政党が躍進している。

反グローバル化・反移民・反EUを標榜する政党や議員が一気に勢力を拡大しているのだ。当初は移民・難民の受け入れに積極的だったドイツでも、世論が反グローバル化に振れるようになっている。

時代は変わってきている。日本でも保守派の政治家や議員が発言力を持つようになりつつある。

中国・韓国・北朝鮮の反日ぶりに怒りを感じる人々が増えて、いよいよこれらの特定アジアが「日本の真の敵」であることを自覚する人が増えてきたからだ。

平成のある時点まで、日本人は中国・韓国・北朝鮮を「同じアジアの一員」と思って価値感は共有できるという馬鹿げた幻想を抱いている人も多かった。

しかし、反日教育をして日本人を憎悪しているような国と価値感が共有できるわけがない。やっと日本人は、それが分かるようになってきたのである。令和の時代は、こうした流れがより深刻化して、対立から次のステージへと進む。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「フルインベスト」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。(連絡先:bllackz@gmail.com)

令和は「衝突」の章である

日本人は2019年5月1日から令和の時代に入って、「時代が変わった」ということを意識している。

今は元号が変わっただけだという意識しかないが、元号が変わるというのは「章」が変わるということである。日本人はこれから新たな「章」に向けて動き始め、取り巻く環境も意識も行動が変わる。

そうなれば時代も自ずと変わっていく。

今まで当たり障りのないように事なかれ主義で付き合ってきた隣国とも、すでに修復不可能なほどの対立が生まれるようになっているので、新しい時代に入った機会に隣国との関係も変わっていく。

どのように変わるのか。平成が「対立」の章だったとすれば、令和は「衝突」の章になっていくのではないか。

次の時代、日本人は明確なる対立と憎悪と向き合わなければならない。「国益のために主張し、衝突に立ち向かう」時代に入っているのである。

戦後に入ってからの昭和の時代、周辺国が何か言ってくれば、謝罪のひとつでもしてやりすごせば何とかなるという「事なかれ主義」で日本はやってきた。

人々は経済には強い関心を寄せたが、政治動向や日本社会の変化には無頓着だった。そして、日本人が自国の取り巻く状況に無関心でいる間、日本の中枢のありとあらゆる組織が中国・韓国・北朝鮮のスパイに乗っ取られてしまった。

事なかれ主義がそれを増長させてしまったのだ。

平成の時代に入って、この日本社会への侵略と乗っ取りはどんどん加速していったのだが、やがて平成の終わりにもなっていくと「日本は何かおかしい」「日本はこのままでいいのか?」と気付く人たちが急激に増えていくようになっていった。

覚醒する人が増えると、対立もまた増える。この対立がどんどん深まっていったのが「平成」の時代だった。

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中国・韓国・北朝鮮は敵である

時代は急激に変わったことを認識できないまま、平成と同じ意識でいると日本は危険なことになる。

平成の時代、幸運なことに日本は戦争に巻き込まれなかった。しかし、だからと言って、これからの令和の時代もそうだとは限らない。

中国・韓国・北朝鮮のような国々が陽に陰に日本の政治や経済や領土を侵略しようと画策している動きが見えているのだから、令和の時代には物理的な衝突が起きても不思議ではないのだ。

中国は軍事大国化しており、今でもベトナム・台湾・フィリピン・インドネシアをはじめ、多くの周辺国と軋轢を生んでいる。やがて膨張主義を取る中国が、アジアで戦争を引き起こすと考えるのは奇異なことではない。

それは起こるべくして起きる。

尖閣諸島や沖縄が狙われている。日本も明確に中国のターゲットにされ、敵視されている。東アジアに紛争が起きると、日本も確実に巻き込まれるのだ。

こうした時代の必然を認識していないと、国家はあっさりと崩壊してしまう世の中になる。国のあり方や世界の捉え方が時代遅れになったのに気付かないでいると、侵略されて終わりになってしまうのだ。

令和の時代に入ったのを機に、中国・韓国・北朝鮮は「明確なる敵」であることをしっかりと認識して対応しなければならない。日本はこれらの反日国家とは価値感は共有していない。

時代に適合するというのは、この現実をしっかりと認識するということだ。「今までと違う」のだ。

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私たちはそれを受け入れる必要がある

中国・韓国・北朝鮮は反日教育を国策として取り入れて、それが結実した。

反日は日本人差別、日本人憎悪、日本人敵視の思想であり、考え方である。韓国人の執拗な日本攻撃は、まさに反日から来る憎悪の行動だ。

韓国は盗み取った竹島を実効支配し、執拗に慰安婦問題という捏造や徴用工(募集工)問題で日本を恫喝し、靖国神社参拝を攻撃し、盗んだ仏像を返さず、旭日旗を戦犯旗と言い、日本海を東海と言い、自衛隊にレーダー照射してきている。

日韓基本条約も守らず、日韓合意も守らず、傍若無人だ。

韓国では日本人に対する憎悪が定着して、国策として完成している。そのため、韓国とはこれから未来志向はあり得ない。ひとつの問題が仮に解決しても、また次の問題が蒸し返されて日本攻撃に使われていく。

中国も北朝鮮も日本に対する憎悪は似たようなものだ。どの国も日本に対する敵愾心はかなり強い。

その結果、この3ヶ国は明確に日本の敵として認識されるようになったのが平成の動きである。敵として認識されたのであれば、どうなるのか。

事態の改善が為されないまま推移すると、最後に待っているのは「より深刻な衝突」以外にあり得ない。

レーダー照射されてロックオンされるような状況が正当化されるのだから、次に何が起きてもおかしくないのだ。日本がいつまでもこうした横暴の中でも「韓国を信じたい」とか言って、対抗できないようであれば本当に滅ぼされる。

グローバル化によってそれぞれの国が「つながりすぎた」ことによって、世界はよりきな臭い時代になっている。このつながりが解けないのだから、衝突も必然的に拡散していく。

やがて中国・韓国・北朝鮮の反日を通して物理的な「衝突」が日本を直撃する。令和の時代、次は「巨大な衝突」が待っていることを前提にして生きなければならない時代に入っている。私たちはそれを受け入れる必要がある。(written by 鈴木傾城)

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今は元号が変わっただけだという意識しかないが、元号が変わるというのは「章」が変わるということである。日本人はこれから新たな「章」に向けて動き始め、取り巻く環境も意識も行動が変わる。そうなれば時代も自ずと変わっていく。

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