政治家や野心ある若者やクリエイターや表現者は、みんな立花孝志氏を見習え

政治家や野心ある若者やクリエイターや表現者は、みんな立花孝志氏を見習え

「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏は、インターネットから政治の世界に踊り出た第一人者だ。政治家や野心ある若者やクリエイターやそれぞれの表現者は、立花孝志氏を研究して、全員インターネットに全力投球しなければならない時代に入っている。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「フルインベスト」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。

マスコミゴリ押しのれいわ新選組

マスコミは立憲民主党がまったく支持を得られない無能野党であることで見切りを付けて、次に「れいわ新選組」を立ち上げた山本太郎を脇目も振らずゴリ押しした。しかし、どんなにゴリ押ししても支持は広がらない。

読売新聞社が2019年8月23日から25日に実施した全国世論調査では、安倍内閣の支持率が58%に上昇したことばかり話題になっているのだが、その影で「れいわ新選組」も支持率は「1%」から「0%」に減少していた。

党首の山本太郎に関してはマスコミと左翼の一部が騒いで盛り上げているだけで、国民は冷めた目で見ているだけだ。

マスコミは定期的に自分たちの操り人形のように喋る若い人間をゴリ押しして世論操作するのだが、今は山本太郎がそのゴリ押しキャンペーンの対象になっているということは、もう世間に見透かされている。

しかし、マスコミには総スカンを受けながら、誰もが想像もしなかったほど躍進したのが「NHKから国民を守る党」だった。党首の立花孝志氏は一躍「時代の寵児」に踊り出ている。

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「オールドメディア」の影響力

「NHKから国民を守る党」の党首である立花孝志氏は、そもそも「NHKをぶっ壊す!」と言っているくらいだから、オールドメディアは死んでも表に出したくない人間でもある。それこそ、逆に立花孝志を「ぶっ壊す」くらいの勢いで臨もうとする。

その一環として、テレビの肥満タレントに「気持ち悪い」とか「カルトみたい」と言わせている流れがあった。

普通はテレビで数字を持ったタレントがこのようなことを言ったら、大勢の視聴者が賛同して「NHKから国民を守る党」から距離を置こうとする。テレビの力が強い時代は確かにそうだった。

しかし、今の時代はそうならなかった。

立花孝志氏は肥満タレントが自分や支持者を電波を使って公然と批判しているのを知ると、インターネットのユーチューブで激しく反論し、その肥満タレントの出ている番組に押しかけて「対談させろ」と叫び始めたのである。

そして、その場面をユーチューブで放映し、ますます知名度を上げることになった。

テレビ局が世論操作しようと思ってタレントを使って何か言わせても、逆襲されてマスコミの方が追い込まれるようなことになっていく。

この騒動そのものはともかく、ここから読み取れるのは、「すでに時代の影響力はインターネットの方に傾いている」ということだった。

もちろん、今もテレビの影響力は相当なものがある。日本は高齢者の多い国であり、高齢者は朝から晩までテレビを点けっぱなしにしてぼーっと画面を見て洗脳されるがままになっている。

日本は今後も数十年に渡って高齢者が支配する国である。こうした高齢者がいる限り、「オールドメディア」の影響力は消えることはない。

しかし、テレビは昭和の「オールドメディア」であり、今の時代に合わなくなりつつある。若年層はもうテレビをそれほど見ていないし、テレビの偏向報道を鵜呑みにすることもない。

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ドラマもインターネットが制する

若年層はすでにニュースや天気予報などはインターネットから情報を手に入れている。インターネットは欲しい時に瞬時に情報が手に入る。テレビはそうではない。即時性はインターネットの方がある。

そもそも、テレビは外に持ち歩くことはできないが、インターネットはスマートフォンで見られる。そういった意味でも、若年層にとってはテレビよりもインターネットの方が重要だ。

「テレビとインターネットのどちらが大切か」と問われれば、高齢層は「テレビ」と答えるかもしれないが、若者に関して言えば、ほぼ100%近い比率で「インターネット」と答えるはずだ。

そんな若者がテレビを見るとしたら、スポーツ番組やドラマなのだろうが、スポーツもインターネットが詳細な情報を流しており、それがユーチューブや独自のサイトで見られるようになりつつある。

そして「ドラマ」だが、これもインターネットを専業とするストリーミング企業が莫大なカネをかけてドラマ制作をするようになりつつある。テレビで放映された番組を買ってインターネットに流すのではなく、動画配信サービス企業が、オリジナルのドラマを制作して配信するのだ。

そうした動画配信サービス企業で突出しているのが「Netflix(ネットフリックス)」だ。アメリカでは、すでにドラマはネットフリックス等のオリジナル制作ドラマを視聴するのが当たり前になっている。

このアメリカの企業であるネットフリックスは日本でも日本用のドラマを制作しているのだが、オリジナル配信されたドラマ『全裸監督』は大いに話題になっている。

テレビ局ではない会社が、それもアメリカの会社が日本のドラマを作って、インターネットで配信して大ヒットを飛ばしている。

ドラマもインターネットが制する。そういう時代になっているのである。これを指して「テレビは終わった」と私につぶやいた人もいる。

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ユーチューブで全力攻勢に出るべき時

「NHKから国民を守る党」の党首である立花孝志氏は自らを「ユーチューバー」だと言う。誰もが知っている通り、ここ最近はテレビのタレントよりもユーチューバーの方が若者たちのアイドルになっている。

立花孝志氏も「ユーチューブ」というメディアを縦横無尽に駆使して戦っている。「NHKから国民を守る党」は、言ってみればインターネットが生み出した政党である。

「NHKから国民を守る党」のスタンスや立花孝志氏の言動には毀誉褒貶が付きまとっているのだが、問題はそこではない。

マスコミがゴリ押しする「れいわ新選組」みたいなものよりも、インターネットが生み出した「NHKから国民を守る党」の方が勢いがあって大きな話題を集めているということだ。

影響力が徐々にインターネット側にシフトしている兆候がここにある。

最近、アップルもインターネットのストリーミング配信の事業に乗り出すことを発表している。「アップルTVプラス」でオリジナルドラマを制作し、配信する予定になっている。

スティーヴン・スピルバーグ監督やJ・J・エイブラムス監督、あるいは人気司会者のオプラ・ウィンフリーなどを揃えて独自の「テレビ番組」を作って配信するのだから、アップルの本気度が分かるはずだ。

今後「5G」が本格的に立ち上がっていく。「5G」は巨大パラダイムシフトを引き起こすことになるのは誰もが予測していることだ。(フルインベスト:100倍の通信速度と1000倍のトラフィックを扱う5Gが社会を激変させる

映像はテレビ局のものではなく、インターネットのものになる。だから、将来を見据えたい人間は今のマスコミなど相手にしないで、最初からインターネットを相手にしなければならない。

「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏は、インターネットから政治の世界に踊り出た第一人者だ。政治家や野心ある若者やクリエイターやそれぞれの表現者は、全員インターネットに全力投球しなければならない時代に入っている。

今後はインターネットに自分のチャンネルを持っていない人間は、政治家さえも信用されない時代に入るだろう。保守政治家はマスコミから干されているが、立花孝志氏を見習ってユーチューブで全力攻勢に出るべき時が来ている。

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