社会が重要な岐路にあるとき、次の方向性を知るためには何を見ればいいのか?

社会が重要な岐路にあるとき、次の方向性を知るためには何を見ればいいのか?

建前と本音はどちらが強いと思うだろうか。人間は最終的にどちらになびくと思うだろうか。

言うまでもなく「本音」の方だ。世の中の方向性を見るとき、私は「人々の本音はどちらになるのだろうか」と考えることが多い。そして、方向がどちらに傾くのかに賭けるときは「本音」の方に賭ける。

もちろん、人々は理由があって「建前」を維持するので、社会が建前を求めているときは建前が優先される。しかし、長期的に見るとやはり「本音」の方に力があるわけで、徐々に本音が建前を切り崩していく。

たとえば、イギリスは長らくブレグジット(EU離脱)をするのかしないのかで揺れていて、ボリス・ジョンソン首相が総選挙に勝てば来年の1月にはブレグジットを成し遂げることになる。

このブレグジットがどちらに転ぶか考えるとき、問題の本質とイギリス人の本音はどこにあるのかという点を考えると興味深い点が浮かびあがるはずだ。

イギリス人がブレグジットを求めていたのは、EU(欧州連合)の一員である限り東欧からの低所得層・移民・難民が大量に流れてきて、イギリスはそれを阻止することができないからだ。

EU(欧州連合)はそのブロック内で「ヒト・モノ・カネ」を自由に行き来することを約束したユニオン(連合)である。モノとカネはいいが、ヒトは拒否するということができない。(鈴木傾城)

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