誹謗中傷の被害に遭ったのは、水俣病訴訟にも関わっている弁護士の高島章氏だ。
一般人では誹謗中傷があっても泣き寝入りするしかない。しかし、さすがに弁護士だけあって高島氏はすぐに自分を誹謗中傷していた相手を特定している。
それは、いったい誰だったのか。
インターネットで匿名を隠れ蓑にして激しいヘイト発言を繰り返していたのは、なんと新潟日報社の報道部長という役職についている「坂本秀樹」という名前の男だったという。
坂本秀樹はマスコミ関係者であり、公人である。そんな男が匿名のツイッターで弁護士を激しい暴言で恫喝し続けるという凄まじい姿がここにあった。いったいどんな暴言だったのか。坂本秀樹と言う男の発言は、このようなものだった。
「うるせーな、ハゲ!はよ、弁護士の仕事やめろ。プロのハゲとして生きろ。ネトウヨ弁護士。いい加減にしろ!そんな調子で、血のにじむような覚悟で三次訴訟に臨んだ原告のためになるのか!クソ馬鹿ハゲ野郎!」
問題のある人物は最後に人物特定されることが多い
こうした暴言はインターネットでは特に珍しくない。匿名であるという認識だからこそ、こうした暴言が出てくる。
もっとも、インターネットすでに大手掲示板もIPを裏できちんと管理しており、その多くは匿名ではない。
殺人予告のような発言があると警察が手続きを踏んでIPを要請し、それによって発言者が特定されて逮捕される事件も続出している。
また、最近はSNSで友好関係が可視化されていることが多く、個人特定をしやすい環境になっている。問題のある人物は過去の発言やつながりを辿られてその人物像が割り出され、最後に人物特定されることも多い。
以前、フェイスブックの個人情報を勝手にまとめてインターネットにアップした人物が問題になったことがあったが、この人物の正体も、この男がインターネットに残した手がかりで本人の特定が為された。
この「他人の個人情報を勝手に漏洩させた」とされる人物は、何とセキュリティ企業エフセキュア(F-secure)という企業のマーケティングマネージャーであることが判明した。
個人のセキュリティを守らなければならないはずのセキュリティ企業の重役が他人の個人情報を勝手に漏洩させたわけで、その社会的責任は重い。
この事件の詳細については、「エフセキュア・個人情報漏洩・フェイスブック」で検索すれば、多くの情報が得られる。情報漏洩していた男は社会的な立場もあったので、もちろん名前も顔も判明している。
信じられないことに、このセキュリティ企業の重役による意図的な個人情報漏洩事件はマスコミで報道されることはなかった。マスコミはこのような重大な事件はほとんど報道しない。
マスコミが肝心なところで仕事をしないのは、驚くべきことではない。いつものことだ。だから、最近は「マスゴミ」と言われて嘲笑されている。
「お前の赤ん坊を、豚のエサにしてやる!」
弁護士の高島章氏に対して激しい暴言を投げつけていた「坂本秀樹」という男は、新潟日報社の報道部長だ。この男はマスコミ人であり、ジャーナリストであり、公人として講演活動なども行っている。
そんな人物が、凄まじいまでの暴言で個人に罵詈雑言を投げかけていたのである。「新潟日報・坂本秀樹・発言」で検索したら、この男が何を言っていたのか、その読むに堪えない発言のほとんどが出てくる。
その多くは、字面を追っていくだけでも吐き気を催すようなものであり、とても坂本秀樹という男がマスコミ関係者のものであるとは信じがたいものである。
たとえばこの男は、一歳児を持つ女性に対してこのような発言をしているのである。
「お前の赤ん坊を、豚のエサにしてやる!」
「豚って、なんでも食うらしいよ。野菜でも、人間でも(笑)。赤ん坊は柔らかいだろうね。」
「お前とダンナが、その豚を喜んで食べるのな。そりゃ美味しいよ。お前の子ども食った豚だもん!」
他にも、「まず、自分の顔を自分で殴れ!その男に媚びる目を自分でつぶせ!そして、四肢を肘膝から切断せよ!」と言っているものもある。
ここには、報道で生きている人間の自負もなければ品位もない。マスコミ関係者というよりも、チンピラかヤクザか精神異常者のような文面である。
一歳児を持つ女性に向かって「お前の赤ん坊を、豚のエサにしてやる!」「お前とダンナが、その豚を喜んで食べるのな。そりゃ美味しいよ。お前の子ども食った豚だもん!」とは、もはや人間としての良識すらもない。
新潟日報社の坂本秀樹は娘がいると自分で言っているのだが、自分の娘が豚のエサになるという想像はなかったのだろうか。自分の娘を食べた豚を自分や妻が美味しく食べるという想像はできなかったのか。
あるいは、自分の娘が目を潰されて、四肢を肘膝から切断されるという自分の発言通りの末路を迎えたときの衝撃は想像できないのだろうか。
邪悪な人間を排除しなければならない時代になった
新潟日報社が、この凄まじい暴言をインターネットで吐き散らしていた坂本秀樹という男をどのような処分にするのか分からないが、ただ謝罪するくらいでは収まらないだろう。
この男に誹謗中傷を投げかけられた弁護士の高島章氏は、新潟日報社の坂本秀樹に「貴方は新潟日報の役職者であり、公人である。あなたの言動はパブリックフォーラムにおける非難をまぬかれない」と言っているが、まさにその通りだ。
「お前の赤ん坊を、豚のエサにしてやる!」と言うような人間が、今後も新潟日報社でのうのうと仕事をするというのであれば、それを許す新潟日報社が批判の対象になるくらい凄まじいものである。
これは、新聞社の思想や方針の問題ではない。マスコミの役職者として、この坂本秀樹という人間を雇い続けることが相応しいかどうかの問題だ。
それにしても、明らかに反社会的であると思われるような人間が、どうして役職者になれるのか、日本というのは実に不思議な社会であると思わないだろうか。
今回の新潟日報社や、セキュリティ企業の人間がよりによって個人情報を漏洩していたというエフセキュアの事件を見ても分かる通り、よく分からない人間が重役になって、社会に害を垂れ流しているのである。
現在は、反社会的な人間が会社に入り込むと、会社が存続の危機に陥ってしまう時代だ。
そのため、企業はもう「身元調査・思想調査・内部調査」の3つを欠かさず行って、邪悪な人間を排除しなければならない時代に入っている。(日本を乗っ取る人間は、この3つを行って完全排除すべきだ)
きちんと「身元調査・思想調査・内部調査」をしないから、妙な人間が紛れ込んで会社がおかしくなっていくのである。
今回はたまたま新潟日報社に危険な人間が巣食っているというのが明るみに出たが、これは氷山の一角で本当は裏側で巧妙に動いている人間の方が多いはずだ。(written by 鈴木傾城)
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