「コロナだろうが何だろうが、しっかり会社を経営しろ」と叫んだら起こる地獄

「コロナだろうが何だろうが、しっかり会社を経営しろ」と叫んだら起こる地獄

中国発コロナウイルスは世の中の構造をめちゃくちゃに破壊し、パンデミックは今もなお止まらない。ワクチンも2020年には登場しない確率の方が高まっている。劇的な効果のある治療薬もない。

全世界がコロナで混乱しているが、日本も第二波に突入するかどうかの瀬戸際にある。そんな中で日本列島は大豪雨や洪水に見舞われており、弱り目に祟り目の状態だ。九州はズタズタになってしまっているが、これは被災のプロローグのようにも見える。

こうした破滅的な出来事はすべて経済活動の停滞に直結する。

実際、すべての経済指標は悪化しており、街を歩いても「インバウンドが完全に消えてしまっている」「閉店している店が多い」「シャッターが閉まったままで新しい店が入る様子もない」「駅から広告が消えている」という悪いシグナルが垣間見える。

金融市場は上がっているのだが、それは中央銀行や政府が湯水のごとく資金をそこに流し込んでいるからであり、別に実体経済の回復を見込んで投資家が楽観して買い上げているからではない。

中央銀行や政府が何もしなかったら金融市場はどうなっていたのかを考えると、背筋が凍る思いがする。景気は完全に萎縮している。しかし、「助かったのは金融市場だけ」であり、実体経済は悪化し続けていく一方である。

雇用数は減り、失業者は増え、「隠れ失業」と言われる休業者も増え、生活保護受給者も増えている。もう、待ったなしだと思って欲しい。日本人には避けられない「地獄」がやってきているのだ。(鈴木傾城)

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