【亡国トラップ─多文化共生】「多文化共生は素晴らしいこと」というのはリベラルなマスコミの国民洗脳だ

【亡国トラップ─多文化共生】「多文化共生は素晴らしいこと」というのはリベラルなマスコミの国民洗脳だ

「多文化共生は素晴らしいこと」だと洗脳されていたEU各国の国民も洗脳から覚めた。自分たちは間違った方向に進んでいたというのを知るようになった。ところが、リベラルのマスコミはまだ多文化共生を「正しいもの」であると喧伝し続けている。全世界でマスコミは信用されなくなっている。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「フルインベスト」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。(連絡先:bllackz@gmail.com)

イスラム教徒はフランス人殺す権利がある?

2020年10月16日。フランスで、中学校の歴史と地理を教えていた47歳の教師が斬首されて殺されるという事件が起きていた。一部には「刃物で首を切られて殺された」とあるのだが、実際にはそうではない。「斬首」されたのだ。

何があったのか。

この教師は「表現の自由」に関する授業の中で、イスラム教の預言者ムハンマドを嘲笑する表現物を見せて、「こうしたものも表現の自由のひとつ」として子供たちに教えたようだ。

これに対してひとりのイスラム教の生徒が抗議し、その父親がその「名指しの抗議」をSNSに上げ、その結果イスラム教徒の間で瞬く間に怒りが共有し、教師の惨殺という結果になった。

犯人は18歳のチェチェン系ロシア人容疑者だった。チェチェンでは過激なイスラム主義が蔓延っている国なのだが、この18歳の少年もイスラムを狂信し、犯行を躊躇わなかったようだ。

フランスでは、このようなテロがしばしば起きている。

それでも、フランスは「我々は預言者ムハンマドを侮辱する権利がある」と主張し、フランス政府はこの教師を国家追悼式で弔い、マクロン大統領は「あなたが教えた自由を守っていきます」と述べ、亡くなった教師にフランス最高勲章のレジオンドヌール勲章を授けた。

それで、どうなったのか。

「それでも預言者ムハンマドを侮辱する権利を捨てない」と聞いた各国のイスラム教徒たちは、「今度はマクロンをやれ」「イスラム教徒はフランス人殺す権利がある」と叫び、マクロン大統領の写真を燃やした。

ちなみに、「イスラム教徒はフランス人殺す権利がある」というのは、マレーシアのマハティール元首相がツイッターに上げた……(この記事の続きは、書籍『亡国トラップ─多文化共生─』で読むことができます)

亡国トラップ─多文化共生─
『亡国トラップ─多文化共生─ 隠れ移民政策が引き起こす地獄の未来(鈴木 傾城)』

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