美しい日本が嫌いな芥川賞作家・李琴峰と、左翼陣営の「日台離反工作」の陰謀

美しい日本が嫌いな芥川賞作家・李琴峰と、左翼陣営の「日台離反工作」の陰謀

「美しい日本」を否定する李琴峰に与えられたのが芥川賞である。李琴峰に与えた芥川賞を剥奪しないというのであれば、芥川賞はずいぶん安っぽい文学賞になったものだとほとんどの日本人は失望するだろう。実際のところ、日本の文学界は左翼と反日作家に乗っ取られて久しい。(鈴木傾城)


プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)

作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019、2020年2連覇で『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「フルインベスト」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。(連絡先:bllackz@gmail.com)

忘れてしまいたい日本語は「美しい日本」と言い放つクズ

台湾はとても親日の国だ。だから、台湾人の李琴峰《り・ことみ》なる人物が芥川賞を受賞したと多くの日本人が知った時、「あの親日国家の台湾人が日本語で文学を書いて賞を取ったのだから大したものだ」と素直に祝福した。

ところが、である。

この台湾人は、完全に反日に毒された反日台湾人で、2020年8月28日に安倍首相が体調を崩している時に「安倍晋三さんには元気でいてほしいな。体調が原因で刑務所に入れないってことになると困る」とツイートするクズだった。

この発言を批判されると、謝罪するどころか開き直って、

「言い過ぎだったかな? じゃ修正しますわ… 安倍晋三さんには元気でいてほしいな。体調が原因で自分の犯した罪が償えないと残念だから」

と、批判者を嘲笑するような発言をしている。それだけではない。芥川賞を取ったらその席上で、「忘れてしまいたい日本語は?」と問われ、何か嘲笑するように笑って「美しい日本」と言い放ったのである。

これに多くの日本人は、「なんで、こんな薄気味悪い台湾人が芥川賞を取れるのか?」「なぜ、このような席上で〝忘れてしまいたい日本語は美しい日本〟と言えるのか。この女は美しくない日本がいいのか?」と、絶句するしかなかった。

言うまでもないが、この「美しい日本」というのは安倍晋三氏が「国民と共に目ざす」と宣言した国家像である。さらに言えば、1968年にノーベル文学賞を取った川端康成氏の「美しい日本の私」から来ているものである。

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美しい日本は、自然と共に暮らしてきた日本の原点を為す考え

私たち日本人は、川端康成の『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』という文章から始まる小説『雪国』の文学の美しさに触れている。

あるいは、『道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨脚が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追って来た』という叙情的な光景から始まる小説『伊豆の踊子』の美しさに酔っている。

多くの日本人にとって、こうした文学から伊豆の「天城峠(あまぎとうげ)」に日本的な情緒を感じ、そして山深い中で邂逅する若い学生と踊り子の淡い心の動きは、そのまま「美しい日本」と結びついて脳裏に刻まれている。

こうした川端康成の描く「美しい日本」の情緒と叙情があったからこそ、松本清張は『天城越え』でそれをミステリアスに再現し、さらに石川さゆりは同名の曲をしみじみと歌って日本人の心を震わせたのではなかったのか?

さらに「美しい日本」というのは、自然を愛し、自然を守り、自然と共に暮らしてきた日本の原点を為す考えでもある。

大きな岩にも、大きな山にも、老木にも、若木にも、春に散る桜にも、小さな洞穴にも、小さな滝にも、まばゆい太陽にも、白波立つ海にも、神が宿っていると日本人は古《いにしえ》から考えてきた。

八百万《やおよろず》の神が日本にいた。

だから日本人は自然を畏怖し、自然に手を合わせてきた。私たち日本人にとって日本の大地のすべてに神が宿っている。昇る太陽にも神がいる。だから日本人は「天の道」を辿る太陽を「お天道様」として手を合わせてきた。

それが「美しい日本」なのだ。

李琴峰《り・ことみ》とか何とかいう台湾人はそれを嘲笑し、「忘れてしまいたい日本語は?」と問われた時に、「美しい日本」と言い放った。

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日本の文学界は左翼と反日作家に乗っ取られて久しい

「美しい日本」を否定する李琴峰に与えられたのが芥川賞である。李琴峰に与えた芥川賞を剥奪しないというのであれば、芥川賞はずいぶん安っぽい文学賞になったものだとほとんどの日本人は失望するだろう。

「美しい日本」を上から目線で嘲笑する台湾人に賞か何かを与えていたら話題になるから賞を与えたみたいな話であったら、それは話題を作りたいだけで中身のない賞だと露呈しているようなものだ。

あるいは、もし「美しい日本を否定する作家が芥川賞にふわさしい」というのであれば、それは反日左翼の人間のお披露目会みたいなものでしかない。

日本文学はすでに読者に見捨てられていて、芥川賞作家も直木賞作家も文学で食っていけないくらい地盤沈下しているのだが、「美しい日本」を否定するような人間が賞を取るというのが分かったら、ますます一般的日本人は気味悪がって文学から遠ざかるだろう。

実際のところ、日本の文学界は左翼と反日作家に乗っ取られて久しい。そういう人間ばかりで反吐が出る。

李琴峰は、たまたまTwitterでも反日を剥き出しにしていて、さらに「忘れたい日本語は美しい日本!」というくらいだから、私たちも明確に「この女は反日だ」と分かった。

しかし、ほとんどの左翼・リベラル・フェミニストの反日作家は、反日とバレたら売上が落ちると思って巧妙にそれを隠して、何かあった時だけ反日発言をして様子を見るということを繰り返す。

そう言えば村上春樹という作家も日本人は韓国に「もういいと言われるまで謝り続けろ、謝ることは恥ずかしいことではない」みたいなことを言ったり、「南京大虐殺は犠牲者が40万人」と言ったりしてノーベル文学賞を狙っている。こういう反日文学者ばかりチヤホヤされているのが日本の文学界だ。

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「日台離反を謀る工作活動」が発動したと考えることもできる

ただ、台湾が親日国家であることを見越して、反日左翼陣営が「反日の台湾人」を表舞台に出したというのは興味深い動きかもしれない。たとえば、これは反日左翼陣営による「日台離反を謀る工作活動」だと考えることもできるからだ。

日本人は反日国家である中国・韓国・北朝鮮を見捨てつつある。「これらの反日国家とは断交しろ」という声も大きなものになった。日本に大量の工作員を送り込んでいる中国・韓国・北朝鮮にとっては由々しき問題である。

韓国は金づるの日本から断交されたくないし、中国は日台同盟を見たくない。だから、「日台離反を謀る工作活動」が発動したとしてもまったくおかしくない状況である。

1. 反日の台湾人を見つけてくる。
2. 芥川賞だか何だかを与えて箔付けする。
3. この台湾人に反日を語らせる。
4. 日台関係を粉々に打ち砕く……。

反日左翼はそういう策略くらいはやるだろう。さらに『日台離反を謀る工作活動』が発動されたとすると、今後は反日台湾人・李琴峰だけでなく、各分野で次々と反日台湾人が「発掘」されるところまで既定路線だ。

反日左翼ならそれくらいの工作をやる。その上、台湾には親中反台の日本人を送り込んで台湾でも日本人の印象を引き下げようとする工作を発動するかもしれない。

こうした左翼陣営の「日台離反工作」の一環として李琴峰が選ばれたとすると、李琴峰の言動を持って「台湾人はクズだ、台湾はクズだ」と叫ぶのは、左翼陣営の仕掛けたワナにはまるということでもある。

私たちは注意深く状況を見つめる必要があるだろう。

書籍
『日本人にリベラリズムは必要ない。 「リベラル」という破壊思想(田中 英道)』

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