こうした行為は「背乗り(はいのり)」と呼ぶ。背乗りを成功させた辛光洙という工作員は北朝鮮では英雄扱いとなっているのを見ても分かる通り、これは国家ぐるみなのだ。
北朝鮮の拉致事件で炙り出されたのが工作員たちによる背乗りだが、こうした背乗りは東日本大震災でも大量の戸籍と人命が失われて危機が叫ばれた。
背乗りするには日本人の個人情報が必要だが、こうした情報は厳重に守られているのか。いや、外部に漏れ続けている。
たとえば2018年3月19日、年金受給額が本来より少なかった問題で日本年金機構が約500万人分の受給者のデータ入力を委託した会社が日本人の個人情報を中国の企業に再委託していたことを産経新聞は報じている。
よりによって反日国家の企業に日本人の情報を垂れ流しているのが日本の現状なのだ。
そして、このニセ日本人が日本の組織の内部に潜り込み、機密を盗み出したり、反日世論を誘導したり、日本を分断させたり、破壊工作をしかけたりしている。(鈴木傾城)
トップが乗っ取られてしまったら組織全体が有害化
中国・韓国・北朝鮮のような反日国家が日本にとって危険な国家であるということが誰の目にも明らかになっている。この国は、激しい勢いで日本を憎み、日本をけなし、日本を乗っ取ろうとしている。
「日本を乗っ取る」というのは、常識的に考えれば不可能のように思われていたが、最近はそれが難しくないというのが理解されるようになりつつある。
日本人は和を好み、協調に生きる民族なので、組織に入ったら必ずトップやリーダーの言うことを聞く。忖度(そんたく)という言葉を見ても分かる通り、それが極端なまでに徹底されているのが日本の特徴である。
その組織の結束力は、まさに世界でも最高峰であると断言できる。だからトップが有能であれば、日本の組織は世界有数の集団になれる。一致団結して目的に邁進するのである。
ところが、この日本人の大きな利点は、逆に大きな弱点になってしまう。
話は簡単だ。トップが間違えてしまったら歯止めが効かなくなって、全員玉砕になってしまうのである。
それだけではない。トップが反日国家の工作員に乗っ取られてしまったら、その組織の上から下までが日本にとって有害な組織として機能してしまう。
政治が乗っ取られたら、その政党が日本人に牙を剥く。宗教が乗っ取られたら、その信者が日本人に牙を剥く。経営が乗っ取られたら、その企業が日本人に牙を剥く。
市政が乗っ取られたら、その行政が日本人に牙を剥く。教育が乗っ取られたら、その教師が日本人に牙を剥く。報道が乗っ取られたら、その新聞が日本人に牙を剥く。
トップが乗っ取られてしまったら組織全体が有害化し、日本人に襲いかかっていく。
有害な寄生虫が本体を操る形になってしまうのだ
反日国家の邪悪な工作員が日本の組織のトップを取ったら、その組織自体が反日化してしまう。有害な寄生虫が本体を操る形になってしまうのだ。
反日国家の工作員が政治家になり、政党の中枢に潜り込み、その政党が政権を取れば、日本全体を乗っ取ることが可能になっていく。
民主系(立憲民主党・民進党・希望の党)、社民党、共産党には国籍が分からない政治家、明確に反日の政治家が実権を握って政治活動をしている。
そして、この反日野党を朝日新聞を代表とする反日新聞が結託している。
2009年から2012年までの民主党政権のでたらめの政治で日本人はもう民主系を信用していないが、それでも今の安倍政権が崩壊したら次はどうなるのか分からない。混乱の中で、日本人は再び選択を間違えるかもしれない。
組織を乗っ取られるというのは、そういうことだ。組織のみならず、日本そのものが存続の危機に陥る。
それに対抗しようとしても、あらゆる組織が乗っ取られていたら対抗などできない。なすがままになってしまう。
今まで、日本人は自分たちの所属する組織、たとえば会社や区役所や政治やマスコミが乗っ取られるということを想定していなかった。
ところが、いつの間にか日本社会の中でもこれらの国のスパイが暗躍しているということに日本人は気付いた。
彼らが組織を乗っ取り、組織を使って反日工作を仕掛けてきている。日本で日本の組織が信用できなくなる。あまりにも危険な事態だ。
その中でも最も日本人が信用しなくなっているのが「マスコミ」だ。今のマスコミは「偏向・捏造・世論操作・倒閣運動」を公然とするようになって正体を隠さなくなった。
「嘘つき捏造新聞」「偏向新聞」と国民に罵られても反日記事・倒閣アジビラをばらまいている朝日新聞を見てみればいい。完全に開き直っている。
だから、日本社会全体が「乗っ取られている」ことに、日本人も完全に気づくようになってきているのである。
日本のために立ち上がろうとしている人を支援せよ
今、日本人は外部から反日国家から攻撃され続け、内部からは組織を乗っ取られて浸食され続け、居場所を失いつつある状態なのだ。
日本人は自分たちを守ってくれるはずの組織が乗っ取られ、どこが信用できるのか分からないことに気づいて呆然としている。
不幸中の幸いは、日本人が国を乗っ取られつつあるということに「気付いた」ということである。気付いたからには、日本人の多くがこう考えるようになる。
「何とか体制を立て直さなければならない」
「日本の国益を優先する組織を生み出さなければならない」
これは、政治の問題ではない。日本人として日本を守るためにどうするのかという問題である。日本人である私たちがどう生き残るのかという問題なのだ。
政治界・財界・宗教界・教育界・報道界のすべてが乗っ取られてしまった今、日本人はどのようにこれを奪還することができるのか。
まだ気付いていない人に、私たちひとりひとりが全力で「こんな状況になっている」というのをまわりに教えていかなければならないし、ひとりひとりが日本人の誇りを守るために行動しなければならない時期に来ている。
それぞれの分野で日本のために立ち上がろうとしている人たちもたくさんいる。こうした人たちを強力に支援していかなければならない。
すでに既存の組織が信用できないものになっているので、あらゆる分野で、信用できる組織を新しく設立するか、既存の組織の中で戦いを挑むかしなければならない。
乗っ取られた組織を取り返す必要もあるし、二度と乗っ取られないように対策を打つ必要もある。その上で、反日攻撃を仕掛ける国家に対抗しなければならないのである。
日本は、目覚めるのだろうか。それは、私たちが今の状況にどれくらい危機感を覚え、行動できるかどうかにかかっている。(written by 鈴木傾城)
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日本人は協調に生きる民族なので、組織に入ったら必ずトップやリーダーの言うことを聞く。ということは、組織のトップが反日の人間に乗っ取られると組織がまるごと反日として機能するということになる。すでに既存の重要な組織が信用できないものになっている。https://t.co/v5AuXxdGeu— 鈴木傾城 (@keiseisuzuki) 2018年3月20日
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