アメリカ

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ドナルド・トランプ大統領の登場。大きなうねりが始まった

イギリスは2016年6月23日の国民投票の結果、番狂わせが起きてEU脱退になった。大量の移民が国内に入り込むのは、もううんざりだと国民たちは「反グローバル主義」を選択した。 そして、2016年11月9日。アメリカでは長らく続いた大統領選挙の末、「ドナルド・トランプ大統領」に決定した。 ドナルド・トランプは何を訴えていたのか。それは、「アメリカは貧しい。だからグローバル化を推進するよりもアメリカ第一 […]

アメリカで起きている大統領選挙の大混乱の根底にあるもの

2016年のアメリカ大統領選挙は、今や「アメリカ歴史史上最悪の大統領戦」とも呼ばれるものとなった。 ドナルド・トランプもヒラリー・クリントンも両者共に激しい中傷と罵倒を相手に浴びせ、自分たちの支持者にも相手を批判するように挑発している。 幸か不幸か、両者には批判すべき点が山ほどある。 ドナルド・トランプは暴言とセクハラと税金逃れのスキャンダルで人格にも行動にも大きな欠陥がある金持ちであることが浮き […]

「20年後、中国は最も貧しい国になる」とヒラリーは言った

中国の汚職は今も延々と続いている。現在、汚職取り締まりの一環として、中国国内で汚職に関与して国外に資金を持った人間を集中的に摘発している。 権力者になれば、やりたい放題できる。権力者になれば、莫大に賄賂を集めることができる。そして、その賄賂をドルに転換し、国外の銀行に資産を貯め込む。 だから、公務員の給料で買えないはずの超高級ブランド時計を公務員がしているとか、その子供がなぜかカナダで学んでいるよ […]

トランプとヒラリーのいずれが大統領になっても大混乱必至

アメリカの大統領選挙だが、ドナルド・トランプにしろヒラリー・クリントンにしろ、両者ともに多くの問題を抱える候補だ。 トランプは激しい暴言と、敵対者に対する無神経な攻撃、さらには脱税問題から兵役逃れと、次から次へと問題を引き起こして回っている。 一方のヒラリーは、自分の財団に多額の寄付をした人間としか会談をしないとか、それを隠蔽するためにメールアドレスを個別に持ったとか、ウォール街や軍産複合体と結託 […]

アメリカは、自分の国は自分で守れと日本に言っているのだ

2016年9月26日、ドナルド・トランプとヒラリー・クリントンの討論が行われた。 そこでドナルド・トランプは改めて日米安全保障条約に触れて「アメリカは日本を守っているが、日本やドイツは公平な負担をしていない」と主張した。 「日本のせいで、我々は巨額の資金を失っている。 世界の警察官になることはできない。必要な負担を求める」 日本は他のどこの国よりも米軍の駐留経費を負担しており、それによってアジアの […]

米大統領の広島訪問と「被害者ぶるな」と日本を罵る3ヶ国

アメリカのオバマ大統領が広島を訪問したことは、日本側としては「良い面」と「悪い面」がある。良い面は日米がこれまでになく緊密化し一体化したことだ。 今までのアメリカの歴代大統領は、「原爆を落としたのは戦争を早く終わらせるためであった」という正当化の中で、原爆の悲惨さや残虐さに向き合うことができなかった。 しかし、オバマ大統領は「核兵器のない世界」を打ち出している大統領であり、広島訪問はその決意の表明 […]

史上空前の時価総額を享受しているアメリカの軍産複合体

オバマ大統領は2013年9月10日のテレビ演説で、「米国は世界の警察官ではないとの考えに同意する」と宣言した。もうアメリカは世界が混乱しようがどうなろうが、知ったことではないと言ったも同然だった。 この当時、中東は2011年から始まった民主化運動の流れがシリアに波及しており、中東全域がめちゃくちゃになってしまっているところだった。 ここからイラク・シリア一帯は暴力の渦に巻き込まれてISISという狂 […]

アメリカの都合の良いように、反米国家が窮地に落ちている

世界中の株式市場が変調しているが、これに対して今さら意外感を持つ人はいない。 中国が変調を来したということは2015年6月のバブル崩壊からすでに分かっている。2016年1月になるとさらに怒濤の下げとなって世界中が巻き込まれた。 2016年の変調は今も続いており、それがヨーロッパの株式市場や日本の株式市場にも波及している。 中国が変調を来しているので、全世界の株式市場が不安定になり、その結果、グロー […]

サンバーナディーノ銃乱射。暴力は伝染病と同じで蔓延する

2015年12月2日、アメリカ・カリフォルニア州サンバーナディーノの福祉施設で銃が乱射され、14人が死亡、17人が負傷するという事件が起きた。 発達障害の子供たちを支援するNGOが支援パーティーを開いていたが、その現場が惨劇となった。 容疑者は現場から車で逃走したが、警察がこれを追って銃撃戦になり、双方合わせて400発以上の弾丸が発射されるような激しい銃撃戦の末、犯人2名が射殺された。 銃乱射事件 […]

ロシア民間機墜落の裏側で激しく対立するロシアとアメリカ

原油安はブラジルやベネズエラのような資源国家を追い詰めている。2016年、これらの国は国家破綻を含め、危機的な状況に陥る可能性がある。 金持ち国家であるはずのサウジアラビアも、原油安で財政悪化に苦しむようになり、すべてのインフラ・プロジェクトを中止する状況に追い込まれた。このままでは5年後にサウジアラビアは破綻するという声まで出てくるようになった。 そして現在、欧米各国と激しく対立するようになって […]

米中首脳会談は、亀裂をより深く感じさせたものになった

中国の習近平国家主席は2015年9月22日にアメリカに国賓として訪れている。 しかし、大統領も副大統領も出迎えはなかった。なぜなら、正副大統領はローマ法王の訪米で家族で出迎えており、中国よりもそちらの方が大切だったからだ。 ローマ法王は翌日、カトリック教会でミサを行って、24日にアメリカ上下両院合同会議で演説をした。 その間、中国の習近平はボーイング社の300機を一気買いするという「札束外交」を繰 […]

オバマ大統領後、アメリカはウォー・エコノミーに突入する

アメリカの重要な国家組織に「国防総省」がある。通称「ペンタゴン」と呼ばれる巨大な軍事関連組織であり、1947年に「CIA(中央情報局)」と共に設立されている。 この組織は言うまでもなくアメリカの軍事組織の総括であり、これ以後、アメリカが関わる大きな戦争を総括していくことになり、今もその流れが続いている。 この国防総省が直轄する軍人は約144万人、文官は66万人、計210万人がここに関わっている。さ […]

アメリカと日本が共に中国を敵として認識するようになった

つい数年前まで、中国はこれからもどんどん成長を続け、世界経済を牽引すると信じられていた。しかし、2013年から中国の減速は隠せなくなっており、2015年に入った今もその減速は止まっていない。 2015年1月20日、中国は「2014年の経済成長は7.4%だった」と発表したのだが、これは中国にしては24年ぶりに低い数字でもあった。 それでも7.4%なのだから大したものだと考える人もいるのだが、中国の数 […]

2015年、アメリカは中国を「敵国」と認識した可能性が高い

ベトナム戦争が終結したのは、今から40年前の1975年4月30日だった。2015年4月30日、現在は「ホーチミン市」と呼ばれている旧サイゴンは、ベトナム戦争の勝利を祝った記念式典で盛り上がった。 ベトナムは今、膨張する中国と南シナ海の島々の領有権問題を巡って激しく対立している。ベトナム政府は、この国は国家の主権と領土を守るために、国防を増強させるとしている。 つまり、ベトナムは「いつでも戦争できる […]

黒人差別から見えるアメリカの「解消できない3つの事実」

2015年4月12日、メリーランド州のボルチモアでフレディ・グレイという名前の25歳の黒人青年が警官の尋問中に死亡するという事件が起きた。 フレディ・グレイは警官の尋問中に抵抗し、6人の警官に取り押さえられて逮捕された。そして、護送される途中で意識を失い、死亡した。死因は「脊髄の損傷」だった。フレディ・グレイは激しい暴行を受けて死んだのは明白だった。 その前に、2015年4月4日に、サウスカロライ […]

ハッキングの横行でネットは猛烈に危険な空間になっている

ソニー・ピクチャーズは北朝鮮の金正恩を暗殺するコメディー映画『ザ・インタビュー』を製作した。 この映画はまだ公開されていないのだが、作品の公開が発表された瞬間から北朝鮮が激しい抗議を表明した。 そして、2014年11月24日からアメリカ国内でソニー・ピクチャーズは「平和の守護者」を名乗る謎のハッカーから怒濤のようなハッキング攻撃を受けて、全システムがダウンした。 問題なのは、この前後にコンピュータ […]

同時多発テロ事件で軍需産業に賭けたらどうなっていたか?

2001年9月11日に起きたアメリカの同時多発テロ事件、いわゆる「9.11事件」は、もう遠い過去の事件になってしまった。しかし誰もがまだ、あの頃の記憶を生々しく残している。 毎年9月11日になると、同時多発テロの追悼式と共に、超高層ビル2棟が崩れ去る画面を私たちは見る。 110階建てのツイン・タワーが崩れ去る様子を見てみると、改めてこの事件の異様さが際立つ。多くの人が指摘するように、この超高層ビル […]

パスワードも暗号化も、政府に対しては何の意味もなかった

G20ではロシアのプーチン大統領を、オバマ大統領が激しく糾弾する一面があった。 その背景には、シリア攻撃を阻止しようとするロシアの姿勢の批判以外に、エドワード・スノーデンを匿っていることに対する苛立ちがあると言われている。 スノーデンは米国家安全保障局(NSA)が何をしているのかの情報をすべて握っている。 それらは国家機密の根幹の部分であり、アメリカはこれらがすべてロシア側に渡ってしまうのを恐れて […]