鈴木 傾城

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遠い将来、「円」の価値が今よりも低いものになったとしても不思議ではない理由

FRBの金利引き下げで為替は「ドル安」に傾き、日銀のマイナス金利解除で為替は「円高」に傾くわけで、2024年は基本的には「ドル安円高」のベクトルになっていくというのが市場のコンセンサスとなっている。ただ、誰もがそう思っていたら、そうならないのも市場だ。(鈴木傾城)

次の暴落があるのかないのか知らないが、暴落がきたらまた「焼け太り」するだけ

2024年最初のメルマガです。今年もどうぞよろしくお願いします。 鈴木傾城  * * * アメリカでは「2024年3月から早期の利下げがくるのではないか」と1か月前まではまことしやかに言われていたのだが、今年に入って労働市場の統計が意外に強いのがわかると急にトーンダウンして「利下げはもっと後かもしれない」と言われるようになってきている。 日本では「日銀のマイナス金利の解除が近いので円高傾向が続く」 […]

今後日本が凋落しても、それに巻き込まれない方法を考えるのがこれからの生き方

2023年も岸田政権は無策・失策の数々で政治・経済を混乱させ続けた。実質賃金も19か月連続マイナスという結果になっている。マクロ的に見ると、今年一年を通して物価の上昇に賃金が追いつかず、経済的に苦しくなっている人が増えているということだ。 しかし、一方で米国株式に投資していた人は、着々と資産を増やしていったのではないだろうか。一年を通してみると、ETF【VTI】は26.03%、【SPY】も26.1 […]

社会は経済格差で分断され、格差が広がる日本も荒れた社会になっていくだろう

厳しい社会が到来した。大半が経済ピラミッドの下に落ち、一部の少数の成功者だけが上にいく。社会は経済格差で分断され、富裕層は富裕層の世界、貧困層は貧困層の世界で生きることになる。世襲で金持ちは世代を超えて富を拡大し、貧困層は貧困で固定化されるのだ。(鈴木傾城)

高齢者を「マスゴミ」の洗脳から守るのは、日本にとっては重要な課題ではないか?

今どきマスコミを無防備に信用する人がいるのかと私たちはいぶかる。ところが、そんな人が大勢いる。70代以上の人たちは情報源がテレビくらいしかないので、朝から晩までテレビを見続けて洗脳されてしまう。高齢者を「マスゴミ」から守るのは、とても重要な課題ではないか?(鈴木傾城)

小泉進次郎、石破茂、河野太郎みたいな政治家と遊んでるヒマは今の日本にはない

世襲のぼんくらや、アイドル崩れや、ハニトラにひっかかる人間や、大言壮語して実行が伴わない無能や、外国のカルト教団に選挙を手伝ってもらうような人間や、売国反日活動家や、国籍不明の人間や、寝てばかりの高齢者や、裏金づくりで忙しい人間を政治家にすべきではない。(鈴木傾城)

円安で日本が安い国になっているのであれば、外国人価格を取り入れて取り返せ

世界各国は景気の過熱で金利を上げたが、日本は経済が脆弱なので金利を上げなかった。そして、金利差が開いて円が安くなった。そんな中で日本政府はインバウンドを促進しているのだから「安い日本をいくらでも買い叩いてください」と言っているのも同然だ。それならば……(鈴木傾城)

800万円の配当3%は24万円。「コレ」ができる人は800万円持っているのと同じ

世の中には「あわよくば手っ取り早くカネが儲かりそうなツール」がいくつもある。宝くじもそうだし、パチンコもそうだし、公営ギャンブルもそうだ。信用取引、レバレッジ商品、仮想通貨、FX(外国為替証拠金取引)などもそうだろう。 こういうのを「投資」という人もいるのだが、丁か半か、のるかそるかに賭けるものは投資ではなく「投機」である。投機は「ギャンブル」とも言うし「バクチ」とも言う。何にしろ、投資とは違う。 […]

日本は1時間でできる仕事を10時間かけてやる人間が評価される馬鹿げた社会なのか?

日本企業の一部では今でも「上司が残っているから自分も残る」みたいな、きわめて無駄な時間つぶしが蔓延しているし、労働基準法無視の「サービズ残業」やら「過労死」みたいなものも残っている。その結果、日本の時間当たり労働生産性はOECD加盟38カ国中27位なのである。(鈴木傾城)

「政治そのもの」に強い不信と不満。既存の政治家たちの賞味期限は完全に切れた?

すでに国民は「税金を払わないカネを作るためにパーティをやって、会食するのに高級料亭に行って高級料理を食べて、それでいて議会中に昼寝して、決める政策は増税ばかり」と政治家に呆れかえっている。要するに「政治そのもの」に強い不信と不満が湧いている。(鈴木傾城)

私が全世界株式よりもひたすらアメリカの株式市場だけに賭けるたった1つの理由

最近は長期投資するにも「全米」よりも「全世界」のほうに注目が集まっている。具体的な投資信託で言うと、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」よりも「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」のほうに関心が高い。 「eMAXIS Slim 全世界株式」は60%がアメリカ株で、残りは、日本・イギリス・フランス・カナダ・中国・台湾・インド等々が含まれており構成としては、先進国 […]

人工知能はもうとっくの前に人間を知性で叩きのめす能力を手に入れているのだ

私たちはAIによって世の中がどのように変わるのかは予測すらできないのだが、これは私には見覚えがある光景だ。1990年代後半にインターネットが登場して世の中が激変しようとしていたときと同じだ。今、同じことが今の人工知能で起こっている。

LGBT、夫婦別姓…日本が突き進む「家族の解体」で儲かるのは誰か?20年後には単身世帯が約4割に=鈴木傾城

企業は儲かるから家族を破壊する。フェミニストは家族という縛りを憎んでいるから家族を破壊する。政治家は諸外国に媚びて家族を破壊する。家族を守る存在は消えた。だから、家族は破壊される一方となるだろう。(マネーボイスで読む) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「 […]

今後、日本経済がもっと悪化するのを見越して自分が取れる選択肢を増やしておく

政治家たちはパーティーを開いて酒でも飲みながら裏金づくりをしつつも、国民には「もっと税金を取りまくれ」という政策を押しつける。そういうわけで、私たちはどれだけ収入が増えたとしても、税率もどんどん引き上げられる。手取りは今後も減るばかりだ。(鈴木傾城)

長期投資するつもりでも平均保有期間は3年程度。どうしてそうなるのか理由は1つ

2024年1月から「新NISA」制度が始まって、つみたて投資枠が年間120万円、成長投資枠が年間240万円まで拡充することができるのだが、これをやったほうがいいのかどうかと悩んでいる人がいたら「絶対にやったほうがいい」と断言できる。 リターンから税金が20%取られるのと取られないのとでは最終的に手に入れることができる金額は大きな差が出る。税金はどんな局面であっても「取られない方がいい」に決まってい […]

国民は分断され、貧困層は閉塞感を抱え、金持ちは苛税で国を捨て、政治家は私利私欲に走る国

もっとも岸田政権は意図して国民の分断を煽っているというよりも、「税金を吸い上げて分配する」というスキームを持っているので、分配の不公平感が分断を生み出しやすくしているとも言える。分配したがる岸田政権は国民をバラバラにしてしまうだろう。(鈴木傾城)

政治家はいつまでも「自分たちは安全地帯にいる」と思わないほうがいい

「こんな社会を打ち壊したい」と思う人は大勢いる。もし正攻法では日本社会を変えられないのであれば、危険な考え方をする人が登場しても別におかしくはない。テロや、破壊的暴動や、クーデターは、一瞬にして社会を変える力があるのは歴史が証明している。(鈴木傾城)

「元本が保証されないものには1円も出せない」の考え方そのものがリスクの時代

人生ではさまざまな局面でリスクを取らなければならない場合がある。 自分の実力よりも高い学校に受験する。競争の厳しい何かのオーディションを受けに行く。もっと良い給料と環境を求めて転職する。サラリーマンを辞めて起業する。外国に移住する……。こうしたものは、すべて「リスクある行動」である。 「世の中にはリスクを取りたがる性格の人と、リスクを取りたがらない性格の人がいる」とはよく言われる話だ。 日本人に限 […]

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