社会のおいしい部分は子に継がせて世襲化。そんな社会を打破する合理的な方法とは?
巨大企業でも、高級官僚でも、能力のない人間が世襲でトップに立つ。「神輿は軽ければ軽いほど良い」とか言う人間もいるが、「頭がない組織」はいざという時には何もできなくなって滅ぶだけだ。こうした世襲の弊害を打破しなければならない時が来ているのが今の日本である。(鈴木傾城)
巨大企業でも、高級官僚でも、能力のない人間が世襲でトップに立つ。「神輿は軽ければ軽いほど良い」とか言う人間もいるが、「頭がない組織」はいざという時には何もできなくなって滅ぶだけだ。こうした世襲の弊害を打破しなければならない時が来ているのが今の日本である。(鈴木傾城)
バイデン大統領自身は中国に融和的な姿勢を見せている。しかし、米国政府の動きを見ると、半導体の輸出規制を強化したり、米国上場の中国企業を上場廃止に追い込んで排除したり、むしろ中国排除を強化している。米国は最終的に中国を排除、弱体化させるのではないか。(鈴木傾城)
岸田文雄は総理大臣になる前、「令和の所得倍増」を掲げていた。ところが、総理大臣になった瞬間に「倍増は言葉通りの意味ではない」と約束を反故にした。騙された国民は「やっぱり」と思って、ただ白けた目で岸田首相を見ているだけである。政治?誰も何も期待していない。(鈴木傾城)
政治家はもう誰も期待できないと国民は思うようになっている。誰を入れても同じならば、アイドル崩れだとか、炎上系のYouTuber候補だとか、陰謀論をまくし立てる怪しいけれど面白そうな候補だとか、そういうのに票を入れて、憂さを晴らそうと思う。暇つぶしになるからだ。(鈴木傾城)
ほとんどの人は、もう自民党には何も期待していない。旧態依然とした政治家が、何の進歩もないような政治をだらだら続けて日本を疲弊させている。ところが「他の野党はもっと政権担当能力がないので自民党に入れるしかない」と言って、有権者の多くが自民党に票を入れるのだ。(鈴木傾城)
2000年代からフリーターを選んだ若者たちは現実を知ることになった。フリーターというのは、「企業が低賃金で若者を雇って好きな時にクビを切る使い捨ての人員だった」という現実だ。最近、日本政府は「リスキリング」を強調しているのだが、その意味は何なのか?(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精 […]
自民党も駄目、野党も駄目……。日本人はもはや選択肢を失っている状態にある。選択肢を失っているので、堂々巡りして、仕方がなく惰性で自民党に入れると、それがまた増税につながるという悪循環の繰り返しで国が凋落していこうとしている。もう「日本をあきらめた」という人が増えた。(鈴木傾城)
政府のやりたい放題を止めるには、選挙に行くことも重要だし、政府に対して強めの抗議デモを行なって、民意を激しく叩きつけることも重要だ。何もしないのなら、日本人はボロボロになるまで搾取され、酷使され、不幸にされていく。日本人はどこかで目が覚めるのだろうか……。(鈴木傾城)
日本政府はリスキリング(Reskilling)という言葉を言い出している。職業能力の再開発、再教育をすることによって適材適所を実現しようとする動きだが、もしかしたらこの動きは人工知能とロボットがもたらすイノベーションによって消し飛んでしまうかもしれない。(鈴木傾城)
2020年代に入って社会はますます弱肉強食の資本主義になっている。この中で経済的などん底に転落していく人も多い。うかうかしていると誰でも苦境に落ちる。そんな中で転落しないで生きていくためには、どうすればいいのか。何か特別なマジックが必要なわけではない。(鈴木傾城)
除名処分のガーシーこと東谷義和はこれからも逃げ回るのか、それともどこかで覚悟して日本に帰国して懲役を食う覚悟をするのか分からないが、いずれにしてもこれからも悪名を轟かせることになるのだろう。しかし、本当に見るべきはこの男ではなく立花孝志であると言える。(鈴木傾城)
政界に網を張った特定の閨閥よりも日本の方が大事なのだから、閨閥を守ったり彼らをちやほやする義理は日本国民にはない。私たちが守りたいのは日本という国であって閨閥ではない。世襲が目につくようになった分野には民主主義の競争原理が働くような改革が必要ではないか。(鈴木傾城)
「外国から安く買えるのであればそれでいい」が通用するのは平穏な時代だけ。原材料の上昇、物流の混乱、取引国の輸出停止はいつでも起こり得る。混乱がやってきた時、自給率が低い国は真っ先に飢えて滅ぶ。日本を守るために、政府は自給率を上げて日本を守れ。(鈴木傾城)
世界人口が増えて食料危機が起こるかもしれないというのであれば、「日本人は世界に迷惑をかけることなく日本国内で持続的に食料がまかなえるように自給率を100%かそれ以上にする」というのが正しい。それをしないで「言われるがまま昆虫食」は、まさに売国的な政策だ。(鈴木傾城)
2012年に円が対ドル70円台に入ったとき、日本の評論家の一部は「円はもっと高くなる。50円になる、10円になる」と叫んでいた。そして、こうした評論家に煽られた人たちも束になって同じようなことを叫んだ。 ところが現実はまったく逆の動きをして、2012年11月から円はどんどん安くなっていき、2013年は一気に100円台に戻し、2015年には125円に到達した。 その後、円は再び円高基調になって、長ら […]
無意識に選択を間違えるタイプというのは、「目先の利益」を優先してしまうタイプが多い。将来のために我慢した方がいいと分かっていながら、どうしても目先の誘惑に目が奪われる。短絡的であると分かっていても、目先の利益に引きずられてしまうのだ。(鈴木傾城)
人工知能によるパラダイムシフトが起こりつつあるなか、日本はどうなっているのか。それに気づいている国会議員はどれくらいいるのか。日本政府が人工知能に出遅れていることに何かコメントを発しているのは見たことがない。岸田首相もまるっきり何も考えていないように見える。 プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通 […]
年収300万円台のサラリーマンは、年収100万円台の非正規雇用者を見て「なんで這い上がる努力をしないのか。非正規雇用で働いているのが駄目なんだ。正社員で働ければ300万円台にいけるのだから正社員になれるように努力しろ」と思っているのかもしれない。しかし……。(鈴木傾城)