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今の日本は不調なドイツにすらも追い抜かれるくらい政治家の無能が際立っている

最近、「日本円が紙くずになる」「日本円の紙くず化が最終ステージ」という論が雑誌に出てちょっとした騒ぎになっている。本当に日本円が紙くずになるのか、そんなことは誰にも分からないのだが、私自身が信じていることがあるとしたら、それは以下のものだ。 長期的に見れば、日本円の価値はもっと下がっていく。 紙くずになるかどうかは知らないが、日本円の価値は下がる。相場の短・中期的な上げ下げはあるだろうし円高に振れ […]

70%の日本人は「ゼロで死ぬ」を目標にすると「マイナスで生き残る」になる?

資産がない高齢者が「ゼロで死ぬ」を目指すと、あっという間にカネを使い切る。だから、ほとんどの人は「ゼロで死ぬ」なんか目標にしてしまうと「マイナスで生き残る」になってしまう。もともと資産が足りない人は「ゼロで死ぬ」前に「今も足りない」のである。(鈴木傾城)

政府が無能な時代の最強のライフスタイルとは?楽しみながら何をすべきなのか?

日本政府は留学生・技能実習生・単純労働者・インバウンドで大量の外国人を流入させて、働かせて、日本に定着させている。政府はこれを「多文化共生」と言っているのだが、多文化共生とは実質的には移民政策である。 政府は死んでも、これを「移民政策」とは言わない。 政府が勝手に移民政策を進めているとバレたら国民から「何を勝手にやっているのだ?」と突き上げられるからである。「国民に移民政策を進めるのが是なのか問う […]

詐欺が横行する世界でまず最初に覚えなければならない真の金融リテラシーとは?

投資セミナーなどを開いて、それらしい話をして「投資したら倍になる」「元本保証」「絶対に儲かる」とか言い出すと、120%詐欺の話なのだが、それでも世の中には次々とカモが現れて彼らにカネを託すのだから興味深い。こういうのを見ていると、真の金融リテラシーとは何かに気づく。(鈴木傾城)

日本人を貧乏にする「多文化共生」をゴリ押ししているのは誰か。外国人との低価格賃金競争を笑って見ている上級国民たち=鈴木傾城

多文化共生は、普通の日本人労働者にも深刻なダメージを与えることになった。多文化共生が進むことによって労働者は低賃金・悪条件でも働く外国人と同レベルで働くことになるからだ。しかし、政治家・経団連・経済同友会・官僚たちなどの「上級国民」たちは粛々とそれを進める。 プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通 […]

健康寿命を失い、貯金もなく、年金で暮らすこともできないのに寿命だけは続く

年金で暮らすこともできないのに寿命だけは続く。もし、60歳になった時点で老後を支えるだけの資産が十分にあると思ったら、それは幸せなことである。もし、そうではなかったらどうしたらいいのか。そのときは「幸せを感じるダウングレード」を模索すべきではないか。(鈴木傾城)

富裕層でないのであれば、消費地獄を逆に利用するライフスタイルを持つといい

高収入ではない人が投資をするためには投資資金を作る必要があるのだが、そのためには収入を増やしつつ支出を減らす必要がある。しかし、今の時代はそれほど簡単に収入を増やせるような時代ではない。 それでは、何をするのが効率的なのかというと「支出を減らす」が一番理に適っている。つまり、支出を減らすための「ライフスタイル」と「的確な考え方」があれば資金(ストック)が増やせるということになる。 高収入ではない人 […]

政治的無能で日本はますます経済的な競争力を失い先進国でもなくなっていく?

自民党があまりにも無能な政党であるのは十分に分かっているのだが、岸田政権も無能を引き継いでいるので、今後の状況はさらに悪化するだろう。岸田政権で経済が良くなるとは誰も思っていない。ただ、自民党はこうなっても「腐っても鯛」のような存在であるのが問題だ。(鈴木傾城)

国益を守りたい日本人は「反中国」で結束しなければいけない時代になっている

欧米先進国がスパイ網を張り巡らせる中国の排除に動いているが、その中国人の工作員は日本にも入り込んで工作活動をしている。ところが、日本政府はまったく動かない。動かないどころか、中国人の留学生や労働者や観光客を大量に入れ、日本の土地を無防備に買わせて完全に野放しだ。(鈴木傾城)

富裕層だけ長生きする社会が到来。貧困層は分かっていても安物を食べ続け、病気になって早死にしていく=鈴木傾城

今後はより貧しくなった日本人は「賞味期限切れ」の食品すらも「安いから」という理由で好んで食べるようになる。そして、企業もそれが売れるとなったら、いくらでも賞味期限切れを提供するはずだ。質が落ちていたり、腐りかけていたとしても貧困層は気にしなくなる。安いからだ。 プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精 […]

情報過多で自滅してしまう人は多い。よけいな情報に振り回されるのが最大の害悪

ロシアとウクライナの戦争が泥沼化していたり、パレスチナとイスラエルの紛争が突如として起こったり、原油価格が上昇したり、世界ではいろんなことが起きている。国際情勢は「悪化している」と言える。 これによって、だいたいアメリカ、中国、日本を含め、どこの国の株式市場も下落してしまった。 実体経済も悪化の道を辿っており、つい半年ほど前まで市場を支配していた「今回はリセッションはないのではないか?」という楽観 […]

凋落していくドイツ。なぜドイツはこうなってしまったのか、川口マーン惠美さんに聞く=鈴木傾城

かつてドイツはヨーロッパの中ではもっとも合理的で質実剛健な性格で経済をリードする国であったが、今のドイツは経済紙に「欧州の病人に逆戻り?」と危惧されるほどおかしな国になりつつある。 とくにエネルギー問題では、原発全廃に突き進んだことで電気代の高騰や産業の空洞化を招くようになって、これがドイツ経済の凋落の大きな要因となりつつある。 エネルギー危機に関して言えば、2021年のロシアのウクライナ侵攻がき […]

戦争・紛争・不景気。不安定な世の中ではどのように振る舞うのが合理的なのか?

ロシアとウクライナの戦争がどのように転ぶのか誰にもわからないのと同様に、イスラエルとウクライナの紛争もこれからどのように転ぶのか誰にもわからない。 専門家の中には「これは第三次世界大戦の引き金」という人もいるし、「いや、戦争が全世界に波及するようなことにはならない」という人もいる。「世界経済に大きな悪影響が及ぶ」という人もいるし「遠くの戦争は買い」という人もいる。 私自身もこうした紛争がこれから何 […]

森永康平、勝利。経済アナリストが地下格闘技で戦って勝利をもぎ取る異質の展開

日本経済を追っている経済アナリストは誰もが日本で貧困が広がっているのに気づいている。しかし、「若者がどのように変化しているのか」まではデータでは読めない。それを読むには現場に飛び込んでリアルに知るしかない。森永さんはぶっ飛んだ方法で現場に飛び込んでいった。(鈴木傾城)

イスラエルの紛争は第三次世界大戦になるのか。金融市場の結論は「ならない」だ

メルマガ特別号 ハマスが奇襲攻撃を仕掛けてイスラエルに打撃を与えたのは2023年10月7日だった。この奇襲は過去数十年で最大規模のものであり、一日で500人以上もの死者が出る凄惨なものであった。人質として外国人まで拉致され、赤ん坊や子供もハマスに連れて行かれた。 虚を突かれたイスラエルは衝撃を受けながらも、すぐに報復を宣言し大規模空爆を行っている。 このニュースが世界を駆け巡ったとき、私が真っ先に […]

かつて世界を席巻した日本のハイテク企業も時価総額ランキング50位にも入らない

日本企業は今もまだ素晴らしい技術を保持しているのだが、それで世界が取れないというのであれば、「世界を制覇するだけの資質を持った経営者が少ない」ことを意味している。要するに日本社会は「今の時代に合っていない」のである。政治は駄目でも企業だけは残って欲しいものだ。(鈴木傾城)

今後、「日本が復活できない未来」に思考の比重を移して準備しておく必要もある

私がまだ20歳あたりで株式式市場で激しく買ったり売ったりをしていた1980年代後半、日銀が決める「政策金利」は「公定歩合」という名前で呼ばれていた。いつから公定歩合という言葉が使われなくなったのか不思議に思って調べてみると、どうやら2006年あたりからのようだ。 そのときに気づいたのだが、ちょうど私が激しく株を売買していた時は、政策金利は5%台から2%台へと落ちていくときだった。プラザ合意の後の意 […]

脱中国でインドやベトナムやインドネシアが台頭し、日本を追い抜いていく時代へ

脱中国で、インドやベトナムやインドネシアのような国々が目立って台頭しつつある。そして、それこそが次の時代の大きな潮流でもある。日本は30年も馬鹿な政治で停滞したままだが、そうやっている間に他の国がどんどん成長して日本を追い抜いていくのだろう。(鈴木傾城)

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