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「無能な政治家たちの悪影響」がなるべく自分に及ばないように準備しておく方法

今の政治家は与党も野党も含めて30年以上も日本を成長させることができなかった人たちの集まりなので、今後もどの政党が政権を担っても、あるいはどの人物が首相になっても、抜本的な変革は起きないと見るのが自然だ。 それはつまり、日本は何も変わらず、このまま無為無策で弱体化し、ほとんどの人が貧困化する可能性が非常に高いことを意味する。 それでも、こうした政治を変えていかなければならないのだが、その一方で「無 […]

円安は良いのか悪いのかよく議論になる。さまざまな見解があるが答えはこうだ!

岸田首相は2024年3月28日、X(旧Twitter)にて次のような発言をしている。 『物価と賃金の好循環を回し、新たな経済ステージに移行する上で、最大のカギは全従業員の7割の方が働く中小企業の「賃上げと稼ぐ力」の強化です。このために、様々な方策を用い、あらゆる手段を講じて、総合的・多面的な対策を全力で行ってまいります』 岸田政権が何を考えているのかというと、以下のサイクル(成長と分配の好循環)を […]

日銀は円安阻止に「あらゆる手段を排除しない」というが、私はこう考えている

2024年3月19日、日銀はマイナス金利の解除を決めた。それと同時に、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の廃止や上場投資信託(ETF)の新規購入の停止も決定した。 植田総裁は「賃金と物価の好循環を確認し、2%の物価安定の目標が持続的安定的に実現していくことが見通せる状況に至ったと判断した」と説明した。 本当に賃金と物価が2%で持続的にあがっていくのかどうか、どこを見て判断したのかさ […]

バブルに乗って大儲けを考えるよりも「これ」をやっておくのが結局は勝ちになる

政府が「貯蓄から投資へ」といいながら株式投資を煽り、メディアが競って「次に上がるのはこの株」とか特集をはじめ、いろんな人が「私はこの方法で億の金をつかんだ」と自慢しはじめ、著名人の顔写真や名前を勝手に使った投資詐欺が広がり、爆上げした株を「もっと上がる」と分析するアナリストが出てきている。 こういう株式投資に対する過熱感が出てくると警戒感を抱く人が増えていくのかと思いきや、「バスに乗り遅れたくない […]

次の時代を生き残りたかったら、斜に構えていないで人工知能に思いきり飛び込め

アメリカ経済は底堅く推移している。ダウジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数であるS&P500を見ても高値圏にあるのがわかる。アメリカ経済は強い状態にある。 この株高の理由は、人工知能(AI)によるイノベーションに投資家が勝機を見出しているからだ。今後、AIは社会を激変させる。AIは生産性を劇的に向上させるパラダイムシフトとなる。 社会全体の生産性の向上が起きたと […]

日経平均株価が4万円を超えても、日本に長期投資してはいけないたった1つの理由

日経平均株価が4万円をつけているのだが、日本株の買いを主導しているのは主に外国人である。外国人は2023年から大きく買い越しており、高値になったところで、ようやく日本人が飛び乗るようになって日経平均株価4万円が実現した。 飛び乗った日本人はだいたい新NISAによってやってきた人たちだが、高値で飛び乗っているので、今後何らかの拍子で株価が下落(プルバック)したときには、真っ先に損するのは彼らになる。 […]

人工知能(AI)による大きな潮流と肥満症薬の大きな潮流を丸ごと飲み込めばいい

今、多くの人たちの目が人工知能(AI)に向いている。人工知能は生産性を大きく向上させて社会を変えるわけで、ここに資金が大量に流れ込むのは当然のことだし、ここに投資するのも正しい。 よくわからなければ、ETF【VTI】のようなETFを持っておくだけで、この人工知能の分野の成長も自然に取り込むことができる。 ところで、私自身は以前から何度も書いているが、もうひとつの急成長が見込まれる市場に目を向けてい […]

人工知能によるパラダイムシフトとバブルが社会も相場も変えていく可能性がある

エヌヴィディアの決算がすさまじく良くて、株価が飛び跳ねるように上に向かっている。その背景に人工知能(AI)ブームがある。OpenAIが火をつけた人工知能バブルは、一気にインターネットと並ぶパラダイムシフトを世界にもたらそうとしている。 ありとあらゆる仕事に人工知能が取り入れられようとしており、しかもその動きは「爆発的」ともいえるほど急なトレンドとなっているのだ。MicrosoftとOpenAI連合 […]

これまでの30年で資産を10倍にした「この投資先」は次の30年でも資産を10倍にする

人工知能バブルが発生している。おかげで、アメリカの株式市場をなぞるETFを持っている人も、何も考えないで株価上昇の波に乗っている。S&P500は5000を突破して、かなりの高値付近となった。 これまで、長期でインデックス投資をしていた人は、全員まとめて報われているということになる。もちろん、私自身も大きな恩恵を受けている。私の資産額はドル高や配当も加わって二重にも三重にも膨れ上がり過去最高 […]

株式市場でハゲタカにワナにかけられているとき、どのように生き残ればいいのか?

今、まさに日本では「新NISA」が始まって投資が政府やマスコミや無責任インフルエンサーによって煽られているところなので、多くの素人投資家がカモとして株式市場にやってきている。 今まで日本では国民の約8割が投資をせず、約2100兆円が貯蓄に回されているのだが、これが株式市場にやってくるのであれば、株式市場には大きなインパクトになる。加えて、日本でも物価上昇の波がやってきて企業は名目売上が上がるので決 […]

新NISAで何も知らないまま株式市場に入って来た人の大半は資金を失うと思う理由

新NISAが始まって多くの日本人が貯金を株式市場に移している。折しもアメリカの株式市場も日本の株式市場も上昇局面にある。そのため、「バスに乗り遅れるな」と言わんばかりに、知識も経験もない人々がどんどん買い向かっている。 日米の株式市場が最高値かそれに近いところにあるときに、政府やメディアや無責任なインフルエンサーの宣伝に踊らされて株式市場に入っていくのだから、そこに危ういものを感じるのは私だけでは […]

貯蓄から投資へ。しかし投資の失敗は「自己責任」なので国は絶対に補填しない

岸田政権は日本国民の貯金を新NISAで金融市場に移そうとしている。政府が「投資しろ」というのは、要するに「もう将来はお前らの面倒を見きれないから、自分で投資して増やせ」と日本国民に自己責任を押しつけたという見方もできる。 もちろん、貯蓄のままでもいいのだが、貯金したとしても利息はたかが知れているわけで、投資によって資産運用利益を得ている人と比べると大きく劣後する。そのため、将来は少ない資産で苦しむ […]

岸田が国民の貯金を金融市場に誘導しているのを見てワナと感じない人は鈍すぎる

ヘッジファンド、機関投資家、投資銀行などの巨大な資金力を持つ金融マフィアたちは、常に素人《カモ》を踊らせて投資に引き込み、市場が膨らむだけ膨らんだら一気に奪い取って大儲けする手法を取る。 今、世界最大のカモとしてロックオンされているのは日本人である。 日本人の金融資産は約2100兆円を超えている。アメリカの金融マフィアがこの2100兆円を手に入れるためには、日本人の貯金を金融市場に引きずり出す必要 […]

投資は労働ではない。どうして投資では「何もしない」ことが重要になるのか?

銀行や証券会社で個人投資家や小口の投資家へ向けて販売されるファンドを公販ファンドと呼ぶのだが、三菱アセット・ブレインズの2021年のデータを見ると、平均保有期間は3.0年となっている。 内訳を見ると、国内株式は約2.0年、エマージング株式は2.6年、外国株式(先進国)の3.1年で、外国株式が一番長い。しかし、それでも平均保有期間は「たった3.1年」なのだ。長期投資の重要性がこれだけ叫ばれていても、 […]

次の暴落があるのかないのか知らないが、暴落がきたらまた「焼け太り」するだけ

2024年最初のメルマガです。今年もどうぞよろしくお願いします。 鈴木傾城  * * * アメリカでは「2024年3月から早期の利下げがくるのではないか」と1か月前まではまことしやかに言われていたのだが、今年に入って労働市場の統計が意外に強いのがわかると急にトーンダウンして「利下げはもっと後かもしれない」と言われるようになってきている。 日本では「日銀のマイナス金利の解除が近いので円高傾向が続く」 […]

今後日本が凋落しても、それに巻き込まれない方法を考えるのがこれからの生き方

2023年も岸田政権は無策・失策の数々で政治・経済を混乱させ続けた。実質賃金も19か月連続マイナスという結果になっている。マクロ的に見ると、今年一年を通して物価の上昇に賃金が追いつかず、経済的に苦しくなっている人が増えているということだ。 しかし、一方で米国株式に投資していた人は、着々と資産を増やしていったのではないだろうか。一年を通してみると、ETF【VTI】は26.03%、【SPY】も26.1 […]

800万円の配当3%は24万円。「コレ」ができる人は800万円持っているのと同じ

世の中には「あわよくば手っ取り早くカネが儲かりそうなツール」がいくつもある。宝くじもそうだし、パチンコもそうだし、公営ギャンブルもそうだ。信用取引、レバレッジ商品、仮想通貨、FX(外国為替証拠金取引)などもそうだろう。 こういうのを「投資」という人もいるのだが、丁か半か、のるかそるかに賭けるものは投資ではなく「投機」である。投機は「ギャンブル」とも言うし「バクチ」とも言う。何にしろ、投資とは違う。 […]

私が全世界株式よりもひたすらアメリカの株式市場だけに賭けるたった1つの理由

最近は長期投資するにも「全米」よりも「全世界」のほうに注目が集まっている。具体的な投資信託で言うと、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」よりも「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」のほうに関心が高い。 「eMAXIS Slim 全世界株式」は60%がアメリカ株で、残りは、日本・イギリス・フランス・カナダ・中国・台湾・インド等々が含まれており構成としては、先進国 […]

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