景気後退

将来は不安定で予測もアテにならない。それなら結局どう行動したらいいのか?

何をどうしても正確に見通せないという現実がある以上、それを求めるのは単なる「ないものねだり」で意味がない。アメリカの大統領ですらも毎日のように想定外に見舞われている。そうであれば、私たちが本当に求めなければならない能力とは何だろうか?(鈴木傾城)

すでに深刻な病状を抱えていた日本は、2023年の景気後退以後はもっとボロボロに

日本の実質GDP成長率は24年に渡ってゼロ成長なのである。日本は戦争しているわけでも内戦が起きているわけでもない。にも関わらずGDP成長率がゼロである。これは、ひとえにこれまでの歴代政権はことごとく無能であったことを意味する。20年も30年も駄目だった政党は、今後もずっと駄目なのだ。(鈴木傾城)

景気後退が来ても日本の光景は変わらないが、日本をあきらめる日本人が増える

もともと日本は政府の無策が続いていて実質賃金はほぼ上がらない状況になっているので、多くの日本人は「不景気慣れ」している。しかし、生活水準はじわじわと下がっている。2023年のリセッションは、日本がいっそう貧しくなっていくスピードを加速させる。(鈴木傾城)

2023年は景気後退が避けられない。日本政府が助けてくれると思ったらアテが外れる

現在、「すでに私たちは景気後退に突入している」と言う人もいるのだが、この景気後退がどれくらい深くていつ終わるのかは誰にも予測できない。分かっているのは、欧米中露のすべてが景気後退に見舞われれば、日本も当然のことながら巻き込まれていくということである。(鈴木傾城)