中東

小国カタールはなぜ大国サウジアラビアに反撥心を持つのか

2017年6月5日、サウジアラビアとその近隣諸国は「カタールの首長がテロや過激思想を支持している」として、断交を発表している。アラブ首長国連邦はこのように表明している。 「いかなる手段であっても、カタールに同情的あるいはバイアスを示す者は禁固刑および罰金刑を科す」 サウジアラビアの断交も徹底的だ。 サウジアラビアは、カタール航空機を飛行禁止措置にしてカタール船の入港も禁止した。これは法人・個人関わ […]

原油安に追い詰められていくサウジアラビアと激震する世界

中東が激震している。現在、シリア・イラクが内戦状態となって、ISISのような超暴力テロリスト集団が中東を席巻しているが、今度はサウジアラビアとイランの対立が加わって中東をより混沌化させそうだ。 サウジアラビアとイランの確執は今に始まったことではない。この両国は同じイスラム教の影響下にあるのだが、イスラムの派が違っており、昔から延々と対立している。 サウジアラビアはスンニ派の国である。 イランはシー […]

誰も気付かない間に、暴力のグローバル化がやって来ていた

2015年1月26日、イスラム国のナンバー2と見られている、アブ・ムハンマド・アル・アドナニが、世界中のイスラム教徒にテロを呼びかけている。 “Die in Your Rage!”(憤怒の中で自決しろ!) “Rage(レイジ)”を「怒り」と訳してはならない。「レイジ」とは身体が震えるほどの激しい憎悪が込められた怒りであり、単なる”Angr […]

中東に5つの勢力が入り乱れ、誰も状況を制御できていない

シリアでは2011年からアサド政権と民主化を求める反政府組織との間で血みどろの戦いが続いている。 反政府運動と言っても、欧米がそれを裏で支援してアサド政権を転覆させようとしているので、事実上、欧米とアサド政権の戦いとなっている。 欧米は2011年から中東アラブ諸国を次々と破壊しており、チュニジア・エジプト・リビア・イエメンと、片っ端から政権崩壊に関与するようになって、アラブ世界を混乱に導いてきた。 […]

いきなり殺人機械が飛んできて、普通の女子高生が爆殺される

いつもの朝、慌ただしい朝の支度を終えて、ひとりの女子高生が家を出て学校に向かう。どこの国でもある日常だ。 パキスタンでも多くの女子高生がいるし、みんな学校に行ったり、友達と遊んだりして普通の日常を送っている。 しかし、パキスタンと先進国では違うことがある。それは何か。 2012年4月29日。ひとりの女子高生に向かって、いきなり殺人機械が飛んで来た。その殺人機械は、なぜか彼女を「テロリスト」と認識す […]

激動の世界はもうスタートしている。独裁者殺しの次は何か

2011年1月にチュニジアで民主化デモが湧き上がり、そこから23年続いたベンアリ独裁政権があっけなく倒されたのを世界は見た。 ベンアリ政権が親米政権だったので、これはオバマ政権にとっては痛手だったと多くのアナリストは判断した。 次にエジプトが火の粉に包まれるようになった。ムバラク大統領は親米政権だったので、世界はアメリカが支援するものだと最初に判断した。 2011年1月から、突如として独裁政権の危 […]