労働

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そろそろ、優秀な人材の定義を変えなければならない時代だ

かつて、1945年から1950年の日本では、石炭の会社が一流大学の学生の人気の就職先だった。石炭は日本のエネルギーを支える非常に重要なものであると思われていたからだ。 しかし、一流大学の学生が殺到していたその頃が石炭業界のピークで、あとは凋落の一歩を辿った。 同じ頃、衣料品に不足していた日本では、繊維業界も空前の売上を誇り、多くの一流大学の学生が繊維業界に殺到した。繊維業界は未来永劫に成長すると思 […]

組織はもう人生を安定化させる役目を失ったことを自覚せよ

1990年代までの日本は、企業が終身雇用の制度を取っていたので、サラリーマンは自分の人生に責任を負う必要がなかった。どこかの企業に所属しているだけで、その企業が定年まで面倒を見てくれたからである。 そして定年後は国が引き継いで自分の面倒を見てくれた。サラリーマンは大過なく働いていれば、あとは何も考えなくても良かった。 そして、自分の仕事の結果すらも考えなくても良かったと言える。すべては「上の人」が […]

55歳までに資産を保有していないと地獄でもがくことになる

病気、失職、転職失敗、借金、無学歴、無資格、事故、怪我、障害……。誰でも何らかの問題を人生で抱え、誰でもホームレスに落ちる可能性はある。 金がなければ人はすべてを失い、路上で寝るしかない。それは後進国だろうが先進国だろうが同じことだ。 日本は豊かな国であり、2000年頃までは「貧困」に興味を持つ人はほとんどいなかった。「日本には貧困などない」と思っている人も大勢いた。 しかし本当は日本にも貧困があ […]

日本女性は、まさに過酷で残酷な生存競争の真っ最中にある

結婚紹介所で「結婚するなら年収1000万円以上の男がいい」と言う日本女性が引きも切らない。7割以上の女性は最初そのように答えるという統計がある。 しかし、「30代前半の独身男性で年収1000万円以上」というのは日本にはわずかに0.14%しかいないと大手結婚仲介サイト「オーネット」のマーケティング部長である西口敦氏は指摘している。 そこで女性たちは年収を800万円、600万円と下げていくのだが、今は […]

専門技術を持たないというのは、もはや自殺行為にも等しい

これからさらに苛烈になる弱肉強食の資本主義社会では、会社に依存して生きることは、もう許されない。会社は世界的な競争にさらされて、ひとつ間違えるとすぐに淘汰される。 東芝や神戸製鋼所の惨状を見て分かる通り、名の通った大企業であっても、経営を間違うと屋台骨が吹き飛んでいく。場合によっては再起不能に追い込まれるような悪夢もあり得る。 どんな会社でも来たるべき不景気に備えて、コスト削減を追求するので、よけ […]

雇用の75%が消えると社会は私たちの面倒を見るのを止める

マーティン・フォード氏の著書『テクノロジーが雇用の75%を奪う』では、今後の労働市場では、「低賃金の熟練工だけでなく、今後はホワイトカラーなどの中間層も収奪の対象となる」と述べている。 グローバル化が荒々しく世界を飲み込み、日本でも終身雇用や年功序列という伝統的な経営が廃れて、人材の使い捨てになった。 しかし、このグローバル化による雇用の減少は「序章」であり、今後迫り来るロボット化・AI化は、さら […]

インターネットの次は、ロボットとAIが仕事を奪う時代に

グローバル化は高賃金の人間をリストラして低賃金の人間を雇う動きだった。ネットワーク化は仕事を極限まで効率化させて労働者を削減する動きだった。 そして、これからやってくるロボット化とAI(人工知能)の普及も、労働者を削減していく流れを作る。 今まで、サラリーマンというのは安定した職業であると言われてきたが、もう昔話だ。企業はより効率化し、10人でしていた仕事を5人で、5人でしていた仕事を1人にして、 […]

ワーキングプアは這い上がれない理由は「これ」がないから

国税庁の「民間給与実態統計調査」では、2015年の平均年収は約420万円なのだが、4人に1人は年収200万円以下という憂慮すべき結果になっている。 その中で非正規雇用に限って言うと、男性約226万円、女性約147万円で、平均年収の半分以下となる。正規の仕事を捜しても見つからないと非正規雇用で妥協するしかないが、そうなると凄まじく厳しい生活が待っている。 こうした層を「ワーキングプア」と呼ぶのだが、 […]

サービス残業、過重残業、過労死に追い込まれていく時代だ

日本人の8割はサラリーマンに落ち着くのだが、日本人の全員がサラリーマンで満足しているわけではないのは確かだ。 多くの日本人は何も考えずに義務教育を経て、大学に行ってサラリーマンになる。本人がそうなりたいと思ってサラリーマンになっているわけではない。 親、教師、友人が、みんな寄ってたかって「それが普通だ」というので、ただそれに乗っているだけなのだ。4月になれば多くの若者が何も考えずにサラリーマンにな […]

金が貯まらないのであれば、働き続けることが唯一の選択肢

すでに超絶的な格差社会になっているので、一般人はもはや上の上を見ても仕方がない。 フォーブスに載る富裕層のランキングは、億を超えて兆の単位にまで到達しているのだが、普通の人は資産が兆の単位に到達することはない。 給料所得だけで兆単位の資産を築ける人は皆無だし、実業家であってもやはり兆単位の資産を築ける人は72億人の人口でも10人に満たない。 一方で、年間所得370ドル(約4万円)以下の絶対貧困と呼 […]

電通が社員を鬼十則でこき使っていたのは誰もが知っていた

電通は1991年に入社2年目の若手社員を過労自殺に追い込んでいるのだが、2015年12月にも24歳の女性を極限まで働かせて過労自殺に追い込んだ。 さらにその後の調査で30人を超える社員が1ヶ月の残業時間を100時間減らして会社に申告していたことも2016年11月7日に発覚した。 こうした「残業の過少申告」はこの30人だけでなく、電通社員では恒常的に行われていたとされていて、他にも多くの社員が過重残 […]

日本企業が求めているのは社畜だが、それは何で測るのか?

日本企業はかつては終身雇用を基本に据えていた。そのため、日本企業にとって優秀な人材というのは、頭がキレる人間ではなくて「会社に忠実な人間」だった。 会社に忠実であるというのは、どうやって測るのか。 簡単だ。いかに自分の私生活を犠牲にして会社にいるか、いかに会社に金銭的負担をかけることなく働いているか、というのを見ればいい。 要するに、「いかに長くサービズ残業しているか」が会社の忠誠度を見る分かりや […]

わさびテロ? 韓国人と関わるからこんなことになっていく

韓国人が、大阪難波の寿司店で「わさびを多めに入れられた」と騒いでそれを「わさびテロ」と行って日本のマスコミと一緒になって大騒ぎしたり、朝日新聞が擬態した「ハフィントン・ポスト」というインターネット・メディアがそれを煽ったりして問題になっている。 馬鹿馬鹿しいことに、わさびは「野球ボール大」ほど入れられたという。 さらに2016年10月11日には駐大阪韓国総領事館が10月5日に韓国人が日本人に蹴られ […]

あなたは人間なのだろうか、それとも人材なのだろうか?

派遣業務に携わる企業は「人材派遣会社」とも言われる。 「人間」を派遣しているのではなく、「人材」を派遣しているというのだが、その微妙な違いを私たちはよく考えなければならない。 多くの人は薄々気付いていても、気付かないふりをしていることがある。それは、資本主義社会の中では人間すらも「商品」だという事実だ。 たとえば、今の先進国社会の中では多くの若者が大学に行く。しかし、大学には何のために行くのか、そ […]

多くの人が「仕事を喪失する」のは、必然である理由とは?

アマゾンでの倉庫内の作業のロボット化は、着々とノウハウが積み重ねられて人間が要らなくなりつつある。2016年8月にはUBER(ウーバー)社による自動運転車が路上を走るようになっている。 ファーストフードの注文は、確実にタッチパネルによる自動化に置き換えられている。 銀行業務もIT化、フィンテック(金融とITの融合)で、銀行営業、保険外交員、証券営業、銀行窓口業務、融資審査担当の業務が消える。 『テ […]

人間を使い捨てする社会でサバイバルしなければならない

「誰でもできる仕事」をしていると、どんどん貧しくなっていく。それは、企業がグローバル化して「もっと安く働いてくれる人」を容易に見つけることができるようになったからだ。 かつては「安く働いてくれる人」を見つけるのは至難の業だったが、今はそうでもない。 グローバル化すると、企業は自ら賃金の安い途上国に行くこともできる。あるいは、途上国の人が自分から先進国に入って安く働く。 同じ仕事をするのに、「安い給 […]

3年雇い止めは序の口。今後も労働環境が悪くなる4つの理由

2015年6月19日、労働者派遣法改正案が衆院を通過した。 これによって、派遣労働は抜本的に変わる。専門26業務と言われる職種でも、製造業の派遣と合わせ、同じ職場で働く場合は3年が上限となる。 分かりやすく単純化して言うと、今後は3年経つと「派遣先が雇用する」「派遣元が雇用する」「新たな派遣先を派遣元が紹介する」という3点が行われなければならないことになる。 一般的に正社員は「長く働き続けたい」と […]

「失敗しないために、先に1000回失敗しておく」という意味

日本がもう右肩上がりの時代ではない。国の成長に乗っかって、楽に生きられる幸せな時期は終わった。 1990年のバブル崩壊で、日本は時代が変わったのだ。持っていた土地がどんどん暴落し、負債を抱えた企業は消えて行った。給料が毎年上がる時代も終わりを告げた。 インフレ時代も去り、行き詰まるデフレの時代に入った。自殺者が毎年3万人を超えるようになったのも、バブル崩壊以後の現象だ。 2000年代に入ると、資本 […]