石油

BPが落ちたワナ。「きれい事」の経営をしていると、もの言う株主がやってくる

BP(旧ブリティッシュ・ペトロリアム)の株価が苦戦している。過去5年を振り返ると、同業のエクソンモービルやシェブロンが好調な成長を見せる中、BPだけが下落基調から抜けられていない。その背景に優しいグリーンエネルギーへの投資を進めたことにある。そして今、もの言う株主が姿を現した。(鈴木傾城)

ベッセン財務長官から見えるトランプ政権のゆくえ。大統領を取り囲む人脈の正体

トランプ政権の中でもっとも興味深いのはスコット・ベッセントかもしれない。ベッセントは、ドナルド・トランプ大統領によって財務長官に指名された人物であり、経済界での豊富な経験を持つ戦略家でもある。トランプ政権の経済政策はベッセン財務長官から来ている可能性がある。(鈴木傾城)

インフレが収まる方向に動いていると言いながら石油価格が上がっている不気味さ

WTI原油先物が一時80ドルを突破した。もし、石油価格の上昇が止まらず、インフレが悪化するとどうなるのか。中央銀行の金利引き下げが遠のくどころか、利上げもあるかもしれない。FRB(連邦準備銀行)が金利を引き上げれば株式市場はショックを受けて大混乱になるはずだ。(鈴木傾城)

エクソンモービル【XOM】安定配当と石油メジャー特有リスクを推し測る投資

石油価格はしばしば地政学的な要因に左右される。エクソンモービルは特にその筆頭で、上流部門の収益力は原油価格に大きく連動するため、世界的な経済情勢や地政学リスクの影響をダイレクトに受ける。さらに石油ビジネスは化石燃料に対する逆風もあったりする。難しい投資だ。(鈴木傾城)

オクシデンタル・ペトロリアム。株価が低迷してもバフェットが怯まない理由

オクシデンタル・ペトロリアムの株価が低迷している。この企業はバフェットが買い進めている企業でもある。世間ではバークシャー・ハサウェイは「投資企業」として知られているのだが、バフェットはアメリカのインフラに投資するのが好きで、傘下には数々のインフラ企業を抱えている。(鈴木傾城)

トランプ政権は化石燃料の味方だが石油価格は下がる可能性が高い理由とは?

第一次トランプ政権も、化石燃料重視の姿勢だった。この姿勢は変わっていない。変わるどころか、「掘って、掘って、掘りまくれ」を合言葉に、より強力な化石燃料重視を掲げている。トランプ政権は化石燃料の味方だ。しかし、それは石油企業の買いを意味するわけではない。(鈴木傾城)

激化していく中東の紛争。株式市場は動揺しているが、これをどう考えるべきか?

中東の紛争が激化している。イスラエルは強硬であり、これでイランを攻撃すると、全方位の戦争になっていくことになる。現在、イスラエルの強硬姿勢にアメリカが振り回されている状況になっているのだが、予断を許さない状況である。この中で株式市場はどう動くのか。(鈴木傾城)