インターネット

2022年の社会環境の変化で、GAFAもまた「7つの要因」で凋落していくのだろうか?

GAFAはビジネス的な困難にぶち当たりながらも巨大な影響力を保ち続けるだろう。しかし、GAFAと言えども常に最強でいられるわけではなく、いずれは力が削がれていく日がどこかで必ずやってくる。2022年は、そうした方向に向かう「転機の年」であるのかもしれない。(鈴木傾城)

グローバル化とインターネットとSNSが対立と差別と分断を極度に悪化させている件

グローバル化社会というのは、グローバルで自分を嫌う人を生み出す社会である。情報化社会というのは、自分がいかに嫌われているのかを知る社会ということだ。私たちは敵対者をグローバルに見つけられる社会に生きている。自分をこの中で生き残る体質にしていく努力は必須になった。(鈴木傾城)

アメリカの超巨大ハイテク企業が支配する世界で日本は情報植民地と化した

俯瞰して見たら誰でも分かることだが、「アメリカの超巨大ハイテク企業」はすべてを取り込んでしまったのだ。これは信じがたいまでの独占支配であるとも言える。インターネットはアメリカが盟主であり、他の国は植民地であるという見方もできる。(鈴木傾城)

SNSで炎上して誹謗中傷されるのが今の段階。最悪のステージはこれから起こる

SNSの憎悪と罵詈雑言に心を破壊されてノイローゼになったり、うつになったり、自殺していく人たちもいる。しかし、私たちは生き残る必要がある。今の時代に自分を適応させる必要がある。これからは対立と衝突と憎悪という空気を当たり前に吸って適応し、生きなければならない。(鈴木傾城)

ネットいじめ。誹謗中傷が渦巻く時代にはそれに対応するスキルが重要になる

昔はいじめを受けても「その場限り」の話だったが、今ではインターネットで言葉としてずっと残っていく。一方的にいじめを受けている場面が「記録」され、その気になれば誰もがそれを見ることができる。苦痛が執拗に続き、大多数に知られ、昔とは考えられないほど追い込まれる。インターネットは、いまや一部の子供たちにとって地獄と化している。(鈴木傾城)

高額落札が続出。日本はデジタル資産「NFT」革命の大波に乗れるか=鈴木傾城

どうせインターネットで作品を発表するのであれば、自分のオリジナルであることが証明できる方法で発表した方がいいと思わないだろうか。自分のオリジナルであると証明しながら、かつその権利を自分が売れれば面白いと思わないだろうか。今、欧米で「NFT」を介した作品の売買が広がっていこうとしており、それが盛り上がっている。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ […]

Googleは私たちの想像以上の驚異的な能力を持つが、それを隠していると思う

もう慣れすぎて人々は麻痺してしまっているが、そもそも広大なインターネット領域から、検索ボックスに打ち込んだ情報を瞬時に提供できる技術そのものが脅威なのである。Googleが邪悪になってしまったら、私たちは「終わり」なのだ。太刀打ちなんかできない。(鈴木傾城)

現在のサバイバルはイノベーションに適者生存できるかどうかで決まる世界だ

今の社会は体力や獰猛さに最適化された人間や組織が勝ち残るわけではない。社会は限りなく複雑化し、高度化し、ハイテク化している。その傾向は凄まじい勢いで進んでいる。今の社会に適応するというのは、複雑化した社会の仕組みを俯瞰して理解することができる能力を持ち、ハイテク化が進む社会に完全に適応できることを指す。(鈴木傾城)

超高度情報化社会なのに、ソフトウェアを軽視する社会的認識は間違っている

「いや、経営者は経営のプロだからプログラムやエンジニアのことなんか何も知らなくてもいいのだ」と多くの日本人は、ソフトウェアにまったく無知な経営者をみんなで擁護してきた。今もそうした空気がある。こうしたソフトウェア軽視が日本のビジネス環境を劣化させているのではないか。(鈴木傾城)

2020年代は、GAFAが国家・社会・人々と激突する機会がどんどん増えていく

GAFAは十分に巨大化した。国家をもしのぐパワーを持つ。だからGAFAの巨大さに懸念を持つ人が増えてきている。このままでは私たち自身にも、世界のイノベーションにも良くないと考える人たちも声を上げるようになってきている。(鈴木傾城)

「アメリカが終わる」と10年以上も前から言っている人は現実が見えていない

他国のIT企業がアメリカのIT企業による技術独占を阻止しようと思っても、あるいはビジネスモデルを真似しようと思っても、規模的にも技術的にも敵わないので追いつくことすらもできない。もちろん真似はできる。たとえば中国の企業は真似だけで大きくなった。しかし、それでもローカルを支配するのが精一杯で、世界を制覇することにはならない。(鈴木傾城)

インターネット至上主義の社会。次の格差は「デジタルへの適応」から生まれる

インターネットを巡って凄まじい生存競争と淘汰の環境が起こり続ける。インターネットがすべてを取り込んで変わっていく社会の中では、インターネットに最適化できる人間と取り残される人間の格差が広がるのは当然のことだ。次の格差は「デジタルへの適応」から生まれるのだ。(鈴木傾城) この記事は、別サイト『フルインベスト:鈴木傾城』で読むことができます。 投資関連の記事は、今後はすべて新サイト『フルインベスト:鈴 […]

ツイッターの次。保守派の牙城Parler(パーラー)が日本語化されたら面白い

SNS企業はいくら中立であると言っても、基本的にはリベラル側の立場に共鳴しやすく、保守の立場を検閲しやすい状況にある。今、こうした状況を変えるために、最初から中立を捨てて「保守の立場」を謳ったSNSもアメリカでは登場している。それがParler(パーラー)である。(鈴木傾城)

ツイッターで殺害予告を書いたら、震えて眠るのは相手ではなく自分になる

2019年2月28日、奈良県でふたりの高校生が逮捕されている。この高校生たちは2018年12月14日に、インターネットカフェで「無差別殺人を起こします。日付は今日から明後日にかけて」とツイッターに書き込んでいた。 これによって、西大和学園中学・高校は休校に追いやられていたのだが、警察はインターネットのアクセス履歴からこのふたりの高校を割り出して逮捕に至っている。 2018年3月27日、ある自民党議 […]

グーグルはあまりにも優秀だ。だから逆に依存度を下げることを意識する

インターネットは重要なインフラになっており、もはや現代文明はインターネットと切り離すことはできない。 仕事も、ゲームも、映像も、音楽も、文章も、マンガも、コミュニケーションも、決済も、出会いも、日常のありとあらゆるものはインターネットに収斂している。 私たちは今でも十分にインターネットに取り囲まれたと考えるが、まだまだイノベーションは初期の段階でしかない。 今後はありとあらゆる「モノ」がインターネ […]

次に殺されるのは誰だ? 炎上ブロガーがめった刺しされる時代に

2018年6月24日、福岡市中央区で岡本顕一郎という41歳の男が殺害されている。 IT関連のセミナーの後、岡本顕一郎がトイレに入ったところをナイフでめった刺しされて殺されていた。 この岡本顕一郎という男はインターネットでは「Hagex」という名前でブログを書いていた人物で、「ハッカージャパン」の編集者から、あるインターネットセキュリティー関連会社の社員となり、講演活動もしていた人物だった。 実際に […]