借金

低所得層にとってその場しのぎの借金は苦境を脱するツールとして機能しない理由

ますます厳しくなる世の中では、真っ先に追い詰められていくのは実は「金がない人」というよりも「借金がある人」である。どちらも「金がない」という点では同じだ。しかし、借金がある人は金を作る期限が決められており、自分の都合で生きることができなくなる。(鈴木傾城)

借金。今の世の中はまじめな人であっても、じわりじわりと悪い借金に蝕まれる

悪い借金は、昔はパチンコの養分や生活能力のない行き当たりばったりの人間だけが陥る地獄だったかもしれない。しかし今の世の中はまじめな人であっても、じわりじわりと悪い借金に蝕まれる。時代が悪くなっていけばいくほど、借金には慎重な態度で臨む必要がある。(鈴木傾城)

資産に借金というステロイドを打っている人は、大きな不況の中で危機に落ちる

人は自分の人生が常に「右肩上がり」であって欲しいと願う。資産はどんどん膨らみ、持ち物はどんどん増え、社会的地位もどんどん上がって欲しいと願う。大きくなること、巨大化することが、すなわち幸せになることであると思うからである。だから、どこまでも巨大化を突き詰めていき、それを止めることは決してない。(鈴木傾城)

奨学金が日本を滅ぼす? 学歴を得るのは未来の投資どころか重荷に

学歴を得るというのは「自分の未来への投資」と言われているのだが、それは本当だろうか。場合によっては「自分の未来の重荷」になるかもしれない。 大学を出ているかどうかは、勤め人になるのであれば、その後の収入に大きな差となって現れる。しかし、大学はカネがかかる。どれくらいかかるのか。 2018年4月3日の「平成28年度学生生活調査(独立行政法人日本学生支援機構)」によると、大学昼間部での平均的な学生生活 […]