- 2025.03.03
- AI・半導体セクター, NVIDIA, アメリカ企業,
NVIDIAは売上高も純利益も過去最高なのに株価は冴えない理由と今後の3つの敵
Nvidiaの2025会計年度第4四半期決算は、売上高と純利益が過去最高を更新しており、AI(人工知能)ブームによるGPUの需要がまったく途切れていないことを、まざまざと見せつけた。ところが、市場の反応は冷ややかで、株価は上がるどころか下がってしまっているのが現状だ。(鈴木傾城)
Nvidiaの2025会計年度第4四半期決算は、売上高と純利益が過去最高を更新しており、AI(人工知能)ブームによるGPUの需要がまったく途切れていないことを、まざまざと見せつけた。ところが、市場の反応は冷ややかで、株価は上がるどころか下がってしまっているのが現状だ。(鈴木傾城)
NVIDIAの狙いは、AI技術を汎用的かつ実用的な形で社会の深部へと浸透させ、その中核としてNVIDIAの半導体に依存させることにあると私は見ている。このプラットフォームが社会に組み込まれると、もうNVIDIAを除外することができなくなる。まさに、究極の「囲い込み」だ。(鈴木傾城)
NVIDIAは革新的な企業だ。まさにAI革命の中心にこの企業が位置している。しかし、このNVIDIAにも多くの逆風がある。さらにPER(株価収益率)は依然として高水準であり、一部では「過大評価されている」との声もある。このような中で、NVIDIAへの投資はどうなのか?(鈴木傾城)
OpenAIが自社開発のAIチップ製造に向けて動いている。BroadcomとTSMCとの協力体制を構築し、推論処理に特化したAIチップの開発を進める。こうした動きの中で、「そろそろNVIDIAの圧倒的優位性は終わりか?」という議論も出てくるようになった。果たしてどうなのか?(鈴木傾城)