グローバル経済

多様性を主張する人は、多様性を認めない人を排除して多様性を喪失させる

グローバル化の中で多様性を認めようとする動きは、その底辺で徐々に緊張を生み出すものになっていた。平和や安定どころか混乱と対立が生まれ、それがインターネットで増幅されて社会を極度に不安定化させている。なぜ、こんなことになったのか。多様性を認め合うというのは、実は別の意味の差別を生み出すものだったからである。(鈴木傾城)

世界に注視すべきだ。世界経済の不安定化がじわじわと迫っている

アメリカとの貿易戦争で報復関税の応酬になっている中国が大幅な株価下落と通貨下落、さらには政治不安も起きて大きなカントリーリスクを露呈させるようになっている。 中国は自力でイノベーションを生み出して発展した国ではない。他国から知財や技術を合法非合法問わず、ありとあらゆる手口で盗み取って「自力発展した」と自画自賛しているインチキ国家である。 中国が経済発展したら民主化すると考えて1990年代から破格の […]

グローバル化と多文化共生の「強制」は社会を混乱と破壊に導くのだ

グローバル化と多文化共生の「頭の中がお花畑の理想主義」が現実に生み出したもの。それは、社会に対する強烈な対立と不満と憎悪だった。 グローバル化を推進し、多文化共生を「強制」させたのはエリートとエスタブリッシュメントである。彼らはそこから莫大な儲けを手にする。そのため、グローバリズムを心から愛している。 しかし、こうしたエリートやエスタブリッシュメントは、人口から見るとほんの1%に過ぎない。残りは非 […]

国家はグローバル化で手足を縛られ、死に追いやられていく

現代の資本主義は、企業が極限まで利益を求めるようになっている。利益至上主義になったのだ。 そして、そこで働く労働者は企業の売上を貪り食う「コスト」として見られるようになっていった。利益至上主義なので、「コスト」は削減されなければならない。 そのため、企業はコスト削減のために労働者を常にリストラするようになっている。 また、労働者を雇わないで済むように、ロボット化、IT化、人工知能の導入と、思いつく […]

「格差は是正されない。あきらめろ」と言われる時代が来る

ドナルド・トランプは経済格差に苦しむアメリカの貧困層が支持して大統領の座に押しやった人物であり、「貧困層の希望の星」だった。 貧困層は今まで政治の世界から無視され続けてきたので、既存の政治家を信頼しておらず期待も持っていなかった。だから貧困層はこぞってドナルド・トランプに賭けた。 しかし、ドナルド・トランプ大統領は5ヶ月経っても何ら成果を出せないばかりか最初から政権運営で混乱している。あげくの果て […]

グローバル化が止められないなら賃金はさらに下がっていく

2004年3月、小泉政権は「労働者派遣法」の改正を行っているのだが、これによって派遣労働者の派遣期間は3年から無制限に延長された。 そうすると、企業は若者たちを正社員で雇うのを辞めて、非正規雇用で無制限に雇うようになっていった。 非正規雇用で雇うことで企業は雇用者に責任を持つこともなく、景気やビジネス環境によって好きなときに人をリストラすることが簡単にできるようになった。 これは働いている人間にと […]