いずれAdobeはAIでプロのデザインツールを変えるが、それは今すぐではなさそうだ

画像生成AIに関しても、Adobeがその分野の覇者となるためには、激しい競争と先行投資をくぐり抜けなければならないはずだ。いずれAdobeはAIでプロのデザインツールを変えるが、それは今すぐではないのだ。Adobeの投資家はこの局面を耐えなければならないのだと思う。(鈴木傾城)

努力をしている企業や経営者に賭け、自分は何もしないで利益を吸い取る道をいく

金融市場において、プロフェッショナルから一般投資家まで、多くの人々が経済指標やテクニカル分析を用いて相場の動向を予測しようと試みている。 金利の推移、チャートのパターン、失業率の変動、消費者物価指数(CPI)の動きなど、さまざまなデータを駆使して市場の先行きを占おうとする姿勢は、投資の世界では珍しくない光景だ。 しかし、こうした努力がかならずしも利益に結びつくわけではない。むしろ、多くの場合、期待 […]

オラクル。世界最強のデータベース企業はAIと原子力によって大きく飛躍するか?

超巨大なデータセンターには、安定的な電力が必要だ。小型モジュール式原子炉は安全性が高く、建設期間も短いとされる。また、必要に応じて増設できる柔軟性もある。AIは原子力と一心同体だ。オラクルはエネルギーとテクノロジーの融合を目指し、次の時代の覇権を狙う。(鈴木傾城)

AIよる時代の変化と転換で、私もまた自分自身の人生を急いで変えることにした

最終的には、AIに知見のある人間が急激に成り上がる。そして、AIを活用した新興企業や新しいサービスが、既存の企業や旧態依然のサービスに取って変わっていく。今はまだそのような動きは起こっていないのだが、これから10年から20年のあいだに間違いなくこの動きが起きてくる。(鈴木傾城)

Appleは「自分のために最善の答えを教えてくれるAI」を作り出す企業となりえる

2024年9月のiPhoneの発表イベントを見ながら私が思ったのは、技術革新の能力が研ぎ澄まされており、さらにAI時代に対する布石を確実に打ってきたので、次の10年もAppleは揺るぎなく成長できるだろうということだった。Appleに賭けるのは悪くない選択であると思う。(鈴木傾城)

世間が株式市場の大暴落で阿鼻叫喚の地獄にもだえているときに、よろこびを得る

アメリカでは景気後退が懸念されるようになって、株式市場が一足先に売られる展開となっている。景気が悪くなると企業は求人をしなくなるのだが、2024年7月の求人件数はかなりの低水準となっている。 逆イールドカーブ(米10年債利回りと米2年債利回りの差がマイナスとなる現象)は9月4日に解消されたのだが、じつは歴史的には逆イールドカーブが解消されてからしばらくすると景気後退《リセッション》がやってくる可能 […]

「貯蓄から投資へ」と煽った政府は、国民を高いところに上げてからハシゴを外す

ほとんどの人は資産が目減りしていくのは耐えられないし、買い値を割ってしまったパニックになって売り飛ばす。オルカンや全米も、円高ドル安が進めば「買っても買っても資産が目減りする」局面に入る。「貯蓄から投資へ」と煽っていた政府は、もちろん尻ぬぐいはしない。(鈴木傾城)

貧困と格差がとまらない。しかし、底辺が荒廃すればするほどAmazonは恩恵を得る

アメリカでは万引き被害で実店舗を持つ多くの小売店がことごとく苦境に落ちているのだが、買い物難民と化した人たちがどこに救いを求めるのかというと、オンラインストアであるAmazonなのだ。アメリカの底辺が荒廃すればするほどAmazonは恩恵を得る。(鈴木傾城)

個人投資家が巨大で攻撃的なヘッジファンドに立ち向かう方法はあるのだろうか?

株式市場は平等でも博愛でも何でもなく、競争はフェアどころか、汚い手口が何でもありのドロドロした世界である。そこに、ヘッジファンドが弱肉強食さながらに儲けを追求して他人の資金を食い荒らす。 ヘッジファンドとは、さまざまな投資手法を用いて、どのような市場環境であっても「絶対的な利益」を追求する投資ファンドを指す。 たとえば、巨大で攻撃的なヘッジファンドが、ある株式をじわじわと買い込んでいったとする。そ […]

もはや、投資対象としてAI企業を抜きにして考えることができなくなる日もくる

人類が生み出した最強のテクノロジーであるAIは、今後さまざまな分野で世界を大きく変革していく。その影響は広範囲に及び、私たちの生活や社会のあり方を根本から変えることになる。そうであれば、私たちは頭からAIに飛び込んだほうがメリットがある。(鈴木傾城)

ETF

【PFF】は高配当を毎月もらえる優先株ETF。富裕層やFIREはメリットが享受できる

ETF(上場投資信託)でも優先株ETFが存在していて、その中で日本の投資家にもよく知られているのがブラックロック社が出しているiシェアーズ優先株式&インカム証券ETF【PFF】かもしれない。高配当を毎月もらえる優先株ETFで、富裕層やFIREはメリットが享受できる。(鈴木傾城)

「自分の力で稼ぐのではなく、合法的に他人を利用して稼ぐ」ことを目指していた

類は友を呼ぶのか、それとも私がそういう人物が好きなので自然にそうなるのか、あるいは単なる偶然なのかどうかはわからないのだが、私のまわりはだいたい世の中に対して激しい反発心や敵地《アウェイ》感を抱いている人が多い。 話を聞くと、だいたい子供の頃から「エラそうな人」や「体制(学校・規則・常識など)」が死ぬほど嫌いで、何かあるごとにいちいち反発していたということなので、おそらく持って生まれた性格がそのよ […]

JTは凋落する市場の中でシェアを伸ばし、利益を総取りして高配当を約束する企業

JT(日本たばこ産業)はけっして目立とうとしないし、嫌われているがゆえに、どのアナリストも完全に無視してしまっているのだが、同社は日本企業の中でもトップクラスのグローバルM&A企業である。時価総額7.29兆円のJTについては注目し続けたいと思っている。(鈴木傾城)

弱肉強食の資本主義とは、大人が3歳児を容赦なく叩きのめすような残酷な社会だ

小泉政権以後、日本は「格差は問題ない。落ちた人間は自己責任。這い上がれないのも自己責任」という社会に転換して、それが定着した。政治が率先してそのように導いている。だから、格差はこれからも凄まじい勢いで拡大していく。本当にこれでいいのだろうか?(鈴木傾城)

大暴落で阿鼻叫喚。手っ取り早く稼ごうと思うと、手っ取り早く失う結果になる

2024年8月5日、日経平均株価は歴史的な急落を記録した。終値は前週末比で4,451円28銭(12.4%)安の3万1,458円42銭であった。これは、1987年のブラックマンデーを超える過去最大の下げ幅だった。 この急落を引き起こしたのは日銀だ。7月31日、日銀は金融政策決定会合において、政策金利を0.25%程度引き上げる追加利上げを決定した。それだけでなく、今後も利上げをするとも述べた。 現在、 […]

8月15日に考える国防としてのAI。AIは取りこぼすことができない次世代の兵器だ

国防とは日本を守るための結界である。これが破れると日本はふたたび大きな困難に巻き込まれる。侵略を未然に防止し、日本の国土と国民を守るためにも、国防について考えることを避けることができない。そしてAIが国防の重要な要素になっていることに気づくべきだ。(鈴木傾城)

ドル安円高で資産が目減りする心配するよりも「絶好の機会」を逃す心配をせよ!

1ドルが160円台だったときの資産額と、140円台になった資産額を比較して「こんなにも円換算の資産額は為替で目減りしてしまうのか」と精神的ダメージを受けた人は大勢いる。しかし、ドル安円高で資産が目減りする心配するよりも、絶好の機会を逃す心配をすべきなのだ。(鈴木傾城)

世界長者番付を見たら、実業家でもない普通の人間が資産を増やすコツがわかる?

ひさしぶりにフォーブスの「世界長者番付2024」をチェックしてみたのだが、現在のトップテンの顔ぶれは以下のようになっていた。 1位:ベルナール・アルノー(LVMH)2位:イーロン・マスク(テスラ)3位:ジェフ・ベゾス(アマゾン)4位:マーク・ザッカーバーグ(メタ・プラットフォームズ)5位:ラリー・エリソン(オラクル)6位:ウォーレン・バフェット(バークシャー・ハサウェイ)7位:ビル・ゲイツ(マイク […]

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