ロバート・F・ケネディJr.の保健福祉長官承認なるか。この機会に注目したい株とは?

ロバート・F・ケネディJr.はワクチン問題だけでなく、マリファナの合法化を強く支持している点でも異彩を放っている。マリファナの規制が厳しすぎるとして医療用にとどまらず娯楽用途まで幅広く検討すべきだと主張し、現在の連邦法のあり方に正面から疑問を投げかけている。興味深い政治的主張だ。(鈴木傾城)

カルト株。CEOが教祖化し、熱狂で上がり、理屈ではない動きをする銘柄が存在する

カルト株とは、企業の業績や収益性といったファンダメンタルズに見合わないほど、熱狂的な支持者を獲得している銘柄を指す。こうした銘柄は、SNSやオンラインコミュニティを中心に「信者」と呼ばれる投資家集団が形成され、正当な評価を超えた株価上昇を演出する場合が多い。カルト株に惹かれる人は多い。(鈴木傾城)

激動と不確実要素満載の時代になった。長期投資をしている人はここに気をつけろ

私自身は人間の感情は信用できないものだと考えている。もっと儲けたいという欲望と、損したくないという恐怖は、ほとんどの人が本能に持っているので、市場が大きく変動したときに心が揺さぶられて、自分で自分の行動をとめられないのだ。そして、長期投資で買ったはずの銘柄を売る。(鈴木傾城)

リオティント【RIO】。ロスチャイルド家発祥の企業の投資に向いている投資家とは?

リオティントは、ロスチャイルド財閥が所有する名門銀行「ロスチャイルド&サンズ」によって創業された企業だ。ロスチャイルド家を含む投資家グループがスペインのリオティント鉱山を買収し、大規模開発のための鉱山会社を設立したのが始まりである。由緒ある企業だが、環境の面からは社会に嫌われている。(鈴木傾城)

トランプ大統領の恫喝関税外交で通常の経済予測が役に立たなくなることを理解せよ

トランプ大統領の発言で毎日のように状況が変わることも起こりえる。あるいは意に反して、トランプ大統領はいったん決めた方向性をまったく変えないこともありえる。大統領自身が相手の出方を行き当たりばったりで決めるので、状況は不確実だ。通常の経済予測は役に立たなくなる。(鈴木傾城)

「何も持っていない人」こそ、株式市場は利用する価値がある場所でもある

「何も持っていない人」は、永久に経済的な問題から逃れられないと考える人は多い。その考えかたは間違っていると思う。 社会的に重要とは思われておらず、経済的にも恵まれておらず、学歴も人脈もなく、切れる頭脳も、物理的な資源も、飛び抜けた才能も欠いている人であっても、チャンスはつかめる。 もちろん、「何も持っていない人」は、経済力や知識、影響力を持つ人たちに比べて圧倒的に不利だ。それでも、手の施しようがな […]

投資で、儲けることは考えても生き残ることを考えない人は結局はやられてしまう

投資系SNSで人気を集める銘柄を鵜呑みにし、大きなリスクを認識せずに新興市場の急騰銘柄へ大金を投じた投資家が破綻に至った例は山ほどある。SNSで語られる「夢」や「将来性」には信憑性なんかないものも多い。投資は一歩間違えると自分の人生を破壊してしまうことさえもある。そんな人を大勢見てきた。(鈴木傾城)

ゴールドが相場理論を覆すような異様な動きをしている。その背景に何があるのか?

ゴールドの価格はドルが強いときには下落する傾向にある。ドル高になれば、海外投資家にとってゴールドの購入コストが増し、需要が落ち込むからだ。ところが現在、ドル指数($DXY)が52週間の最高値を更新して、ドルはあきらかに高い。にもかかわらず、ゴールドの価格は上がっている。(鈴木傾城)

トランプ大統領の米国版「アイアンドーム」構想でどこに投資機会が生まれるか?

イスラエルの国防を担っているのが「アイアンドーム」だが、トランプ大統領は2025年1月27日、米国版「アイアンドーム」の構築を命じる大統領令に署名している。トランプ大統領の狙いは明確だ。「強さによる平和」という目標をさらに推進し、外国からのあらゆる空からの攻撃を抑止することにある。(鈴木傾城)

DeepSeekショック。AI設備投資の将来は、一瞬にして、かつてないほど不透明に

中国企業が驚くべき低コストで開発したとされる「DeepSeek-R1」はアメリカの投資家に大きなショックを与え、米国株式市場は大暴落している。これまで米国企業が独占していたAI開発の最先端の座が、中国企業によって脅かされる事態となった。もう巨大で巨額なAIの設備投資は必要なくなったのか?(鈴木傾城)

中国のAIスタートアップDeepSeekが、アメリカのAI企業にショックを与えている

中国のAIスタートアップDeepSeekは、限られた予算と資源で高性能なAIモデルを開発することに成功した。DeepSeekの成功は中国の成功でもある。アメリカが突出していたはずのAIによるイノベーションを、中国が横からかっさらっていく展望すらも見えてきた。(鈴木傾城)

米国株式市場がどんどん上昇していく。それなのに、なぜ私は足抜けしたいのか?

私は相場を予測しないので、今の相場に対して強気でも弱気でもない。ただ、観察として強気が多くて、株式市場が過熱しているという「観察」はしている。もし、株式市場が過熱しているのであれば、静かに利確して足抜けしていくにはちょうどいい時期でもある。 そのように考えて、2025年はコア・サテライトの部分のうちサテライトの部分を1年かけてゆっくりと利確していく予定でもある。すでに、今月に入ってからゆっくりと売 […]

GEエアロスペース。成長性と不確実性が背中合わせの世界でうまくやっている

GEエアロスペースは、ゼネラル・エレクトリック(GE)の航空機エンジン事業を核とする企業である。その歴史は古く、GE自体は1892年にエジソンらによって設立され、成長してきた。現在は商用および軍用航空機エンジンの設計、製造、サービスを提供する企業として重要な役割を担う。(鈴木傾城)

アメリカ最大のAIプロジェクトと、イーロン・マスクとサム・アルトマンの激突

稀代の起業家として名を轟かしているイーロン・マスクは、サム・アルトマンと犬猿の仲とされている。彼らは2015年に共同でOpenAIを立ち上げたが、2018年にマスクが離脱した経緯を持つ。アルトマンに対するマスクの私怨は非常に深いものがあり、この対立構造が問題を引き起こす可能性もあるかもしれない。(鈴木傾城)

生成AIからフィジカルAIへ。AIを搭載したロボットが現実世界で自律的に動き出す

フィジカルAIとは、「AIを搭載したロボットが現実世界で自律的に動き、人間の作業を支援する技術」だ。今、NVIDIAのジェンスン・フアンCEOがもっとも大きな関心を寄せて期待を寄せている分野が、フィジカルAIだ。フィジカルAIによって、さまざまな機械が知能的に動くようになる。(鈴木傾城)

トランプ大統領の国家エネルギー非常事態宣言。エネルギー産業への投資はありか?

トランプ大統領の国家エネルギー非常事態宣言は、バイデン前政権の気候変動対策を完全に否定し、化石燃料の生産拡大を目指す明確な意思表示である。エネルギー市場への影響も無視できない。実際にそれが実現すると、化石燃料関連企業に大きな利益をもたらすことになる。(鈴木傾城)

顧客の金を盗んで実刑を食らった女性の元行員はギャンブルを投資と言っていた

三菱UFJ銀行の元行員だった今村由香理は、15年以上にわたり競馬やFX(外国為替証拠金取引)などのギャンブルにのめり込み、2013年には700万円以上の負債を抱えて民事再生法の適用を申請していた。 それで懲りてやめられたらよかったのだが、その後もFX狂いが止まらずに借金が10億円以上に膨れ上がり、返済に困窮した末、顧客の貸金庫から現金や貴金属や金塊を盗みまくって、2025年1月14日に逮捕されてい […]

ヒンデンブルグ・リサーチ。企業の不正を暴きつつ空売りで儲ける企業の解散

ヒンデンブルグ・リサーチは、主にターゲットとする企業の会計基盤や事業実態を徹底精査し、もし不正や矛盾、経営上の違法性が見つかれば、それを糸口として一気に批判を展開し、空売りで利益を得るスタイルだ。このヒンデンブルグ・リサーチが解散を発表している。(鈴木傾城)

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