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トランプ政権の今の状況では米国株式市場に大きなボラティリティがやってくる

トランプ政権下では米国株式市場の風向きがどんどん悪化しつつある。プロの投資家たちは今の市場に期待できないとわかっているので大きく買ってこない。しかし、個人投資家はまだ「状況が変わった」という認識が十分ではない。今後、大きなボラティリティでやられるのは誰なのか?(鈴木傾城)

「テスラは10倍になる!」と強気に述べつつ裏で株数を減らすキャシー・ウッド

キャシー・ウッドは、テスラ株が5年以内に現在の約10倍にあたる2,600ドルへ到達すると断言している。ただ、そう言いつつ、キャシー・ウッドはアーク・インベストメントの主力商品である「ARKイノベーションETF」で、2024年末時点では16%だったテスラ株を現在は10%台にまで減らしている。(鈴木傾城)

楽天証券における不正アクセス事件。今のフィッシング詐欺は高度で危険なのだ

被害者の多くは、楽天証券あるいは楽天銀行を名乗るメールやSMSを受け取り、その中に記載されたリンクから偽サイトにアクセスし、ID・パスワード、さらには取引暗証番号まで入力してしまったのだろう。フィッシング詐欺は他人事ではないのだ。気をつけなければいつでも巻き込まれる。(鈴木傾城)

配当投資家として見逃せない企業ベライゾン・コミュニケーションズ【VZ】を分析

ベライゾン・コミュニケーションズ【VZ】は財務的に安定的な企業だ。それでも株式は売り込まれた。その要因はいくつもあったのだが、わかりやすく言うと、通信業界全体が成熟市場に突入している上に、高額な5G設備投資が必要だった上、ライバルにシェアを奪われたからだ。今後はどうか?(鈴木傾城)

ETF

私自身は【VT】の保有を考えたことは一度もなく、【VTI】を強く好んでいる理由

私自身は、べつに米国シンパでも何でもないが、今後の十数年でアメリカに取って代わる超大国が出てくるとは思っていないし、現在の資本主義が崩壊するとも思っていないし、最強の株式市場が米国以外に移るとも思っていない。それならば、確率的にアメリカに賭けたほうが勝率が高いと考えている。(鈴木傾城)

「バイ・アンド・ホールド」で資産は作れるが、継続できる人は少ない理由とは?

「バイ・アンド・ホールド」とは、株式やその他の資産を購入したあと、長期にわたって保有し続ける投資戦略である。日本語で言うと「買って保有し続ける」となるが、これはまさに長期投資の王道でもある。 「バイ・アンド・ホールド」は、短期的な市場の変動に左右されず、資産価値が時間とともに成長することを前提としている。たとえば、S&P500のような広範な市場インデックスに投資し、数十年間そのまま保有する […]

人は合理的ではない。合理的ではない人間が株式市場で生き残るにはどうするか?

人は合理的ではない。株式市場の変動に関しても、相場が高くなったらそれがべらぼうな評価額でも「バスに乗り遅れるな」と高値で株を買い、株価が下落するとそれが行き過ぎだとわかっていても絶望して持ち株を全部売って大損したりする。非合理きわまりない。しかし、それが人間だった。(鈴木傾城)

ETF

高配当ETFの【SPYD】と【VYM】は同じ高配当ETFでもまったく性格が違っている?

投資の世界において、高配当ETFは多くの投資家にとって魅力的な選択肢だ。インカムゲイン(配当益)を重視する投資家にとって、定期的な配当収入は生活資金や再投資の原資となり得る。また、長期投資を志向する者にとっては、安定したキャッシュフローと資産成長の両立が期待できる。(鈴木傾城)

金融リテラシーが高くても、それで経済的な安定がもたらされるわけではない?

金融リテラシーとは、金融に関する知識、理解、スキルを意味する。「金融リテラシーが高ければ経済的に成功する」という考えは、現代社会で広く浸透している。だが、この見解は、かならずしも「全面的に正しい」とは言えないのかもしれない。金融リテラシーが高くても非合理な行動をする人は多い。(鈴木傾城)

ハーシー・カンパニー【HSY】。チョコレート市場の巨人はなぜ苦境にあるのか?

ジャンクフードが好きなら、ハーシー・カンパニー【HSY】の存在も知っているだろう。これらのブランドは、アメリカの家庭に深く浸透しており、特にチョコレート市場では46%以上のシェアを誇り、競合他社に対する強固な競争優位性がある。しかし、このハーシーの株価が低迷している。何があったのか?(鈴木傾城)

「投資の成功は、良い株式を買う以上に株式をうまく買うことにある」という哲学

バリュー投資の実践者として、ハワード・マークスを知らない人はいない。市場では多くの投資家が短期的な情報に振り回されることで企業の価値と価格が乖離する。マークスはこの乖離を捉えるために、地道な分析と柔軟な思考を重視している。良い企業が叩き売られているとき、マークスは動く。(鈴木傾城)

50代以上は、成長株でもなく高配当株でもなく「これ」で配当永久機関を作れ

もし「年金がアテにならないはずだ」とか「年金が少ないのはわかっている」とか「年金では暮らしていけない」と考えている人は、株式投資のスタンスをある時点で変えたほうがいいのかもしれない。 足りない年金、低い年金を、保有している株式からの配当で「補填」する。あるいは、「配当のみ」でも永久に暮らせるようにする。 そうであれば、成長株を買ってキャピタルゲイン(値上がり益)を取る投資ではなく、配当株を買ってイ […]

金融や投資を好きになる必要はないが、少なくともそれを利用する価値はある

株式や不動産の値上がり分を含み益として認識し、それを信用力やキャッシュに変えることで、金持ちは高額消費を継続的に増やすことが可能になる。経済学者ガルブレイスはこれを横領(embezzlement)という言葉から派生させて「bezzle(ベズル)」と呼んだ。(鈴木傾城)

スタンリー・ドラッケンミラーが、Palantir株を大量売却して向かった銘柄は?

ドラッケンミラーはAI分野全体の長期的な成長性は有望であると認識しながらも、足元の過熱相場に対しては慎重な姿勢を崩さない。一部の極度に持てはやされるAI関連銘柄に、明確な警戒感を示している。そのため、Palantir株を2024年12月末までにその約95%を売却している。(鈴木傾城)

ヌー【NU】。銀行口座を持たない人々までを取り込むブラジルのフィンテック企業

私がこの企業に興味を持つのは、この銀行が貧困層をも取り込んでいることだ。何しろ、ラテンアメリカでは、経済格差が根深い地域だ。都市部では高層ビルがそびえ立つ一方、地方では銀行支店すら存在しない地区もある。こうした状況下で、ヌーは貧困層を救う救世主として機能する。(鈴木傾城)

株式投資に存在する「4つのリスク」と、資産を吹き飛ばさないための「4つの方法」

株式投資の世界では、いつの時代でも無謀な賭けをする人がいる。無謀なリスクの背後には、短期間で大きく儲けたいという過度な欲求や、他者の成功事例に乗っかろうとする安易な考え方が潜んでいる。絶対に退場するわけではないが、成功して生き残れる人は少ないだろう。(鈴木傾城)

銃器メーカー「スミス&ウェッソン」でアメリカの象徴を所有するという選択もある

スミス&ウェッソン(Smith & Wesson)は、アメリカの歴史そのものといえるほど、深くこの国と結びついている。興味を持って調べてみると、たしかにアメリカの「老舗」であった。ホーレス・スミスとダニエル・B・ウェッソンによって設立されたのが1852年だから、もう170年を超える企業であったのだ。(鈴木傾城)

資本主義の魔術を使い倒せ。複利がいかに効果があるのか、20の理由を挙げてみた

経済的に不安定な無業者・個人事業主・フリーランサー・非正規雇用者・低所得者・年金受給者に当たる人は、「配当」を重視する投資によって経済的な安定が手に入るとひとつ前のメルマガで書いた。 「配当」は、自分が何もしなくても定期的にキャッシュを振り込んでくれるのだから、これほど収入の不安定な人間にとって精神安定剤になるものはない。 No.666 収入的に不安定な立場であれば、最初から割り切って「これ」 […]

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