株式市場

堅実にやっていれば、株式市場が1日で20%下落しても日常に1ミリの影響もない

株式市場はいつでも暴落がやってくる場所であり、長期に株式を保有していたら、投資家は暴落をかならず経験する。そのとき、信用取引をやっているのといないのとでは運命はまったく違ったものになる。2024年8月5日の下落では、悲惨なことになった人も多かった。(鈴木傾城)

人々が右肩上がりの相場に押しかけて投機的になったら現金を貯めて静観しておく

普通に生きていたら、先が見えている。投機で一発逆転できたら、自分の人生が変わるかもしれない。こうした焦りは、冷静な判断を鈍らせ、「今やらなければ、永遠にチャンスを逃してしまう」という思い込みを強化する。今、投機が広がっているのに少し懸念している。(鈴木傾城)

ドナルド・トランプが大統領選挙に勝利したが、株式市場はどのようになるのか?

トランプの政策により、金融、エネルギー、防衛、ハイテクなどの主要セクターは短期的には上昇傾向を示すと予測されている。しかし、事態はそう簡単なものではない。たとえばハイテク企業も対中政策によっては大きな悪影響をこうむる。一筋縄ではいかないのだ。(鈴木傾城)

株式投資で「一気に億万長者になる」という夢に惹かれるのは転落の第一歩か?

株式投資で「一気に億万長者になる」という夢は、特に個人投資家にとっては強い誘惑であり、それが彼らを市場に引き寄せる一因となっている。誰もが短期間で大きな利益を得たいと願って、今時点でもっとも話題になっている上昇株を買おうとする。しかし……(鈴木傾城)

よい企業であれば、株価が爆下げしようが景気がどうなろうが構わずに保有しろ

AI・半導体セクターが動揺している。この先の読めない不安定な動きは投資家を恐怖に陥れる。「うかうかしていると、資産が減少してしまうかもしれない」という気持ちにとらわれるのだ。その恐怖から逃れるために、このセクターの株を売り飛ばした人も多いだろう。(鈴木傾城)

株式市場の時価総額の上位リストは、この世で重要な企業が何なのかを示す一覧表

アメリカは没落するだとか、もうアメリカの時代は終わったとか、アメリカは重要ではないと本気で思っているのであれば、試しにアメリカ企業とかかわらないで生活してみてほしい。きちんと現代社会を生きている人であればあるほど、それが「不可能である」ことに気づくはずだ。(鈴木傾城)

7月3日発行の「新紙幣」が最後の紙幣になる?時代遅れの“催し物”の裏で儲かるのは誰か=鈴木傾城

今年、2024年7月3日に紙幣のデザインが変わる。この新紙幣への切り替えは大きなイベントではあるが、誤解してはいけないのは今後は「紙幣・硬貨」は本流になり得ないということだ。本流は「デジタル決済」のほうである。このデジタル決済が主流となって定着していくのであれば、どこが儲かるのだろうか。(マネーボイスで読む) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019 […]

AI関連銘柄が下がっているが、これらの企業が成長し巨大化するのはむしろこれから

AIというパラダイムシフトの中で起こっているのは、「一時的な現象」でもなければ「単なるブーム」でもない。この調整を指して「AIバブルも終わり」みたいなことを発言している有識者も一部にはいるが、そう結論づけるのは早計である。宴は、はじまったばかりだ。(鈴木傾城)

パランティア。アメリカと敵対する国家とはビジネスをしない筋金入りの愛国企業

AIは軍事・国防もまた変えていこうとしている。軍事面では相手の動向や軍の配備や戦略の選択にも利用されていく。この分野で最先端を走っている企業がある。それがパランティア・テクノロジーズ(Palantir Technologies Inc.)である。この企業は注目に値する。(鈴木傾城)

日経平均株価が取引時間中の史上最高値を超えた。これから株価はどうなるのか?

この株高は日本の実体経済が良いから上がっているわけではないので、一般の国民にはあまり恩恵が回っていない。かつてのバブル時代を知っている人間にとっては、バブルどころか停滞にしか見えないのは、そういうことである。では、今後の日本の株式市場はどうなるのか。(鈴木傾城)

メディカルダイエット。全人類の行動パターンを変える「巨大市場」が生まれる

端的に言えば、現代社会は約22億人の人間が肥満である。この肥満の大きな要因としてジャンクフードの存在があるのだが、人々はジャンクフードから逃れられない。だから肥満が増えていくのだが、いま肥満を巡って大きなゲームチェンジが起きている。肥満は薬で「治る」ようになったのだ。(鈴木傾城)

しぶといインフレと高止まりする米国金利の中、バフェットはどう動いているのか?

フィッチは、アメリカの金融システムは「将来の経済的なショックに対する財政基盤の脆弱性が高まっている」と述べている。興味深いことに、このような米国債に対する懸念をモノともせず、米国債を200億ドル(約3兆億円)規模で買いまくっている人物がいた……。バフェットだ。(鈴木傾城)

景気は巡る。「景気後退→不況」は、かならずしも悪いものではない理由とは?

これからFRBがよほどうまく動かないと景気後退《リセッション》に見舞われ、株式市場の崩落すらもありえる事態となる。そして、それが手に負えなくなっていくと、今度は不況に入っていく。今回は「景気後退→不況」を避けられるという投資家もいるが、果たしてどうだろうか……。(鈴木傾城)

銀行破綻で動揺した株式市場。世界は予測した通りに動かないしこれからも不透明

3月に入って、突如としてアメリカの地方銀行が経営破綻して銀行セクターが危機に陥るなど誰も事前に予測していなかった。ということは、これから何が起こるのかも誰も予測できないということになる。世界は予測した通りに動かない。突発的な想定外も起こる。それが世の中だ。(鈴木傾城)

次の株式市場の暴落は必ずあるが、それでアメリカが終わりになるわけではない

S&P500やVTIなどはすでに年初来で20%近くも下がっているので、もう大きな暴落が来ないと思人もいるがその楽観は危険だ。全世界を震撼させるような株式市場の暴落は、これから起こり得る。私たちはこれまで多くの大暴落を記憶しているが、次の暴落も避けられないだろう。(鈴木傾城)

日経平均「3万8915円87銭」の呪い。日本はこの呪いを解くことができるのか?

2021年2月15日、日経平均株価は3万0084円で取引を終えた。30年半ぶりの3万円の大台だった。しかし2021年2月26日、今度は一日で1202円26銭も吹き飛んで2万8966円と急落した。高みに立っては崩れていく。株式市場の日常的な光景だ。バブル崩壊の時代を思い出す人もいるはずだ。(鈴木傾城)