インターネット

情報軽視国家。日本はまるでコンピュータの存在を知らない途上国のようだ

社会全体が超高度情報化社会に遅れているというのは、社会の大多数を占めている高齢者に社会が合わせているからであるとも言えるが、それにしても「出遅れ」は尋常なものではない。日本はまるでコンピュータの存在を知らない途上国のようだと感じることもしばしばだ。(鈴木傾城)

Googleは私たちの想像以上の驚異的な能力を持つが、それを隠していると思う

もう慣れすぎて人々は麻痺してしまっているが、そもそも広大なインターネット領域から、検索ボックスに打ち込んだ情報を瞬時に提供できる技術そのものが脅威なのである。Googleが邪悪になってしまったら、私たちは「終わり」なのだ。太刀打ちなんかできない。(鈴木傾城)

現在のサバイバルはイノベーションに適者生存できるかどうかで決まる世界だ

今の社会は体力や獰猛さに最適化された人間や組織が勝ち残るわけではない。社会は限りなく複雑化し、高度化し、ハイテク化している。その傾向は凄まじい勢いで進んでいる。今の社会に適応するというのは、複雑化した社会の仕組みを俯瞰して理解することができる能力を持ち、ハイテク化が進む社会に完全に適応できることを指す。(鈴木傾城)

「鉄は国家なり」から「ソフトウェアは国家なり」という時代になっているのだ

超高度情報化社会は、今後「5G」によってさらに加速化し、重要性が増す。超高度情報化社会のコアとなる部分はソフトウェアである。ソフトウェア製品はより重要な分野になっていく。だから、ソフトウェアを日本の基幹産業に据える発想と決意が政財界にも国民にも必要となるのだ。(鈴木傾城)

超高度情報化社会なのに、ソフトウェアを軽視する社会的認識は間違っている

「いや、経営者は経営のプロだからプログラムやエンジニアのことなんか何も知らなくてもいいのだ」と多くの日本人は、ソフトウェアにまったく無知な経営者をみんなで擁護してきた。今もそうした空気がある。こうしたソフトウェア軽視が日本のビジネス環境を劣化させているのではないか。(鈴木傾城)

Amazon創業者ジェフ・ベゾスCEO退任の衝撃。今後のAmazonの個性も変わるか?

2021年2月2日。今世紀最強の事業家であると言われているAmazonの創業者ジェフ・ベゾスCEOが、2021年7~9月期に退任することが発表され、世界中に大きな衝撃を与えている。今後のAmazonがどのような変化を伴うのか、人々は注目している。(鈴木傾城)

GAFAの経営は完璧であるにも関わらず「7つの要因」によって凋落していく

GAFAがイノベーションを飲み込むと、次第にGAFAに都合の良いイノベーションのみが生かされて、都合の悪いイノベーションは潰される。そうしたデメリットがどんどん大きくなっていく。さらに、こうした「すべてを飲み込む巨大化」は、人々の不安を掻き立てる。(鈴木傾城)

2020年代は、GAFAが国家・社会・人々と激突する機会がどんどん増えていく

GAFAは十分に巨大化した。国家をもしのぐパワーを持つ。だからGAFAの巨大さに懸念を持つ人が増えてきている。このままでは私たち自身にも、世界のイノベーションにも良くないと考える人たちも声を上げるようになってきている。(鈴木傾城)

「アメリカが終わる」と10年以上も前から言っている人は現実が見えていない

他国のIT企業がアメリカのIT企業による技術独占を阻止しようと思っても、あるいはビジネスモデルを真似しようと思っても、規模的にも技術的にも敵わないので追いつくことすらもできない。もちろん真似はできる。たとえば中国の企業は真似だけで大きくなった。しかし、それでもローカルを支配するのが精一杯で、世界を制覇することにはならない。(鈴木傾城)

多様性を主張する人は、多様性を認めない人を排除して多様性を喪失させる

グローバル化の中で多様性を認めようとする動きは、その底辺で徐々に緊張を生み出すものになっていた。平和や安定どころか混乱と対立が生まれ、それがインターネットで増幅されて社会を極度に不安定化させている。なぜ、こんなことになったのか。多様性を認め合うというのは、実は別の意味の差別を生み出すものだったからである。(鈴木傾城)

「超高度情報化社会」の時代に移行し、今までのセーフティーネットは消える

もう今の世の中で生き延びるためには、「頼れるのは自分だけ」になっている。「超高度情報化社会」が社会を変えていく中で、自分で自分を引き上げないと、個人も国も容赦なく時代に見捨てられて下手すれば為す術もなく死んでしまう。新しい時代は、もうすぐ目の前にある。(鈴木傾城)