テクノロジー

「国民は勝手にリスキリングで成長しろ。失敗したら自己責任」が政府のやり方

誰もが「超高度情報化社会」に適応するためにITリテラシーを身に付けていけばいいのだが、仕事で使えるほどの能力を机上で参考書でも読んで身につくのだろうか。何を学ぶにしても「基礎知識」が必要なのだが、では政府は国民に「基礎知識」を与えていたのだろうか?(鈴木傾城)

マイナンバーカード。国民はそれによってリスクが高まるが政府はゴリ押しだ

日本政府がマイナンバーという「国民監視のシステム」をゴリ押しする「真意」は、私たち国民にはまだ見えていない。国民にとって最悪のケースは、邪悪な政権が誕生した時だ。政府は自分たちにとって邪魔な言動をする国民の個人情報を簡単に入手して攻撃できるようになる。(鈴木傾城)

グローバル化とインターネットとSNSが対立と差別と分断を極度に悪化させている件

グローバル化社会というのは、グローバルで自分を嫌う人を生み出す社会である。情報化社会というのは、自分がいかに嫌われているのかを知る社会ということだ。私たちは敵対者をグローバルに見つけられる社会に生きている。自分をこの中で生き残る体質にしていく努力は必須になった。(鈴木傾城)

テレビ局に大衆(マス)と呼ばれて十把一絡げに洗脳される乱暴な世界は終わった

インターネットがあまねく普及し、テレビ局の世論誘導も情報操作も効かない世の中になっている。国民からすると、やっと正常な姿になりつつあると言える。大衆(マス)と呼ばれて十把一絡げに洗脳される乱暴な世界から、国民はやっと自分を取り戻せたのだ。(鈴木傾城)

今の日本企業には狂気が足りないのかもしれない。最強企業Appleを見ててそう思う

日本人は昔からモノ作りに対する強いこだわりを持っていた。だからこそ職人が大切にされて来たし、職人の生み出す製品の凄さが大切にされた。しかし、いまやその日本が持つ美意識はAppleのような企業にお株を奪われている。今の日本企業には狂気が足りないのかもしれない。(鈴木傾城)

これから凋落するセクターはいくら優秀な人間が揃っていても救えないという現実

世の中は絶えず移り変わり、一世を風靡した企業もパラダイムシフトが来た瞬間に凋落していく。どんなに強大に見える企業でも同じだ。そういう意味で、今は世界を制している強大な企業群「GAFA」さえも、いつまでも頂点に君臨するわけではない。(鈴木傾城)

テレビ局は生き残るだろうが、その影響力は完全に喪失して斜陽産業と化していく

テレビは自分たちが映したいものだけを映す。自分たちの都合の良いものだけを映す。都合の悪い意見や映像は決して見せない。偏向し、歪曲し、捏造する。そんなテレビ局の時代も終わった。もうインターネットが主流になり、テレビの時代に戻ることは決してない。(鈴木傾城)

たった1人で10台の携帯電話、30以上の電話番号を保有するハッカーとの会話

プロの話は聞いてみるものだが、聞けば聞くほど深い世界がさらに一段も二段も下にあって、末恐ろしくなってしまう。話は聞いていて楽しかったが、同時に恐ろしさも感じて冷や汗が流れた。私たちは、思った以上に丸裸だったのである……。

Adobe Systems。世の中のクリエイティブ分野はAdobeの掌で動いているのだ

Adobe Systemsは投資対象としても有望であるとも言えるし、長期投資の対象にもなり得るものである。今回の「Adobe Creative Cloud Web」を見ても、Adobeが次の時代にきちんと布石を打っているのを見て、この企業が今後もしたたかに生き残るというのは確信に近い思いがある。(鈴木傾城)

クラウドの時代。4つの巨大ハイテク企業は突出した今後も影響力を持ち続ける

かつてセキュリティで問題を起こしていたクラウドもすでに堅牢になった。各社のセキュリティ強化の取り組みを経て、私ですらもクラウドに移行した。私よりも割り切っている人ならば、もはやプライバシーのほぼすべてをクラウドに移行していたとしても不思議ではない。(鈴木傾城)

Appleは「他人と違う考え方をしろ」という哲学で巨大な成功を勝ち取った企業

Appleの強烈なブランド力は、強烈な「哲学」が生み出したものであり、その哲学が持つ力は大きなものである。私がAppleという企業に惹かれるのは、この企業がとても奇妙な企業だからだ。ビジネスを追求しているのだが、根底に大きな哲学がある。この企業は哲学の企業なのだ。(鈴木傾城)

「超」高度情報化社会の時代が人々をより混乱させて社会を分断させる理由とは?

コロナの情報、ワクチンの情報を見ても分かる通り、あまりの大量情報によって安全性や健康については何が正しいのか理解できなくなって混乱しているのが今の普通の人の状態ではないだろうか。誰を信じていいのか分からない。何が正しいのかも分からない。(鈴木傾城)

とりあえず世界で最も売れているウェアラブルコンピュータを買って慣れておけ

DX(デジタルトランスフォーメーション)と言われても、普通の50代や60代の経営者の中には、何が起きているのかさっぱり分からない。DXが加速すればするほど、そこに踏み込める企業や人と、そうでない企業や人が鮮明に分かれていく。そして、このDXの向こう側に何があるのか?(鈴木傾城)

人型ロボットはまだ時期尚早なのがPepper(ペッパー)の手痛い失敗から見えた

ソフトバンクの人型ロボット「Pepper(ペッパー)」は失敗した。ロボットを人型にするというのであれば、そのロボットは人間が勝負しても敵わないほどの超人的な能力を持っていなければならなかった。逆に言えば、それができないのであれば、人型にする意味がなかった。(鈴木傾城)

  • 2021.04.14
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DX化する社会。変化を恐れたり抗うのではなく、それを武器にする必要がある

企業・国家・家族が自分を守る存在ではなくなり学歴すらも頼りなくなった今、自分自身を守ってくれるのはDX(デジタル・トランスフォーメーション)の知識である。社会がデジタルによってまったく違う形になる(デジタル・トランスフォーメーションする)のだから、変化を恐れたり抗うのではなく、それを武器にする必要がある。(鈴木傾城)

能力主義時代の到来。今後ますます平均的な能力では生きていけない時代と化す

「超」高度情報化社会には、「超」高度な才能を持った人間が要る。日本社会がそれに気付かないのであれば、日本は今後のDX(デジタル・トラスフォーメーション)の時代に出遅れて沈没する。素晴らしい能力を持った子供たちは平均的な能力に丸められ、国全体が大きな損失をこうむることになる。(鈴木傾城)

高額落札が続出。日本はデジタル資産「NFT」革命の大波に乗れるか=鈴木傾城

どうせインターネットで作品を発表するのであれば、自分のオリジナルであることが証明できる方法で発表した方がいいと思わないだろうか。自分のオリジナルであると証明しながら、かつその権利を自分が売れれば面白いと思わないだろうか。今、欧米で「NFT」を介した作品の売買が広がっていこうとしており、それが盛り上がっている。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ […]