Apple

今回のAppleの発表でもっとも劇的だったのは「iPadOS 26」のマルチタスク化だった

Appleは今回のWWDCで「Liquid Glass」と名付けられた新たなデザインを発表している。ただ、私の心をもっとも躍らせたのは「Liquid Glass」デザインではなく、「iPadOS 26」の進化のほうだ。これは、iPadユーザーのすべてが待ち望んでいた進化だ。それがこのバージョンアップで実現した。(鈴木傾城)

Appleの苦境。イノベーションは色褪せ、AIは出遅れ、関税25%の脅しをかけられる

現在文明のパラダイムシフトは「AI」である。Appleはここで出遅れた。Appleのこれまでの強みであったブランド力、デザイン、エコシステムは依然として優位性を持つが、AI技術を軸にした新たな消費者体験の時代においては、従来のモデルが通用しなくなりつつある。Appleは今、正念場にある。(鈴木傾城)

AI競争に乗り遅れてしまったAppleとAdobe。何がブレーキになっているのかを解く

AI時代に入ってから、AppleとAdobeが冴えない動きをしている。AppleはうまくAIを取り込めずに失速し、Adobeもまたデザインのクリエートとしての機能をOpenAIなどのAI企業にイノベーションを持っていかれてしまった。なぜ、AppleとAdobeはAI競争に乗り遅れてしまったのか?(鈴木傾城)

AppleがBroadcomと提携。「Baltra」チップ開発で見えたAppleのAI覇権への野望

AppleはBroadcomとも手を組み、AIサーバーチップ「Baltra」の開発に乗り出している。Appleはつねに独自の路線に進むことを模索する。AppleはAIにチューニングされたOSとソフトウェアを作り、それを端末側の独自AIチップとCloud側の独自AIチップで動かしたいはずだ。(鈴木傾城)

Appleは「自分のために最善の答えを教えてくれるAI」を作り出す企業となりえる

2024年9月のiPhoneの発表イベントを見ながら私が思ったのは、技術革新の能力が研ぎ澄まされており、さらにAI時代に対する布石を確実に打ってきたので、次の10年もAppleは揺るぎなく成長できるだろうということだった。Appleに賭けるのは悪くない選択であると思う。(鈴木傾城)

AIの分野で熾烈な競争が勃発。Appleといえども一瞬にして時代遅れの企業になる

AIの分野で熾烈な競争が勃発しているが、Appleは出遅れてしまった。Appleが今すぐしなければならないのは、人工知能(AI)への全身全力のシフトなのは明白だ。「EV」から「AI」、あるいは「AR」から「AI」にシフトしなければ、Appleといえども時代遅れの企業になってしまう。(鈴木傾城)

今の日本企業には狂気が足りないのかもしれない。最強企業Appleを見ててそう思う

日本人は昔からモノ作りに対する強いこだわりを持っていた。だからこそ職人が大切にされて来たし、職人の生み出す製品の凄さが大切にされた。しかし、いまやその日本が持つ美意識はAppleのような企業にお株を奪われている。今の日本企業には狂気が足りないのかもしれない。(鈴木傾城)