金融リテラシーが高くても、それで経済的な安定がもたらされるわけではない?
金融リテラシーとは、金融に関する知識、理解、スキルを意味する。「金融リテラシーが高ければ経済的に成功する」という考えは、現代社会で広く浸透している。だが、この見解は、かならずしも「全面的に正しい」とは言えないのかもしれない。金融リテラシーが高くても非合理な行動をする人は多い。(鈴木傾城)
金融リテラシーとは、金融に関する知識、理解、スキルを意味する。「金融リテラシーが高ければ経済的に成功する」という考えは、現代社会で広く浸透している。だが、この見解は、かならずしも「全面的に正しい」とは言えないのかもしれない。金融リテラシーが高くても非合理な行動をする人は多い。(鈴木傾城)
政府がチンドン屋みたいに「貯蓄から投資へ」と煽った結果、怪しい投資話が爆発的に蔓延するようになってしまった。金融リテラシーのない若者、認知が低下した高齢者が多いこともあって、日本で騙しやすい環境が生まれている。そこを犯罪者たちに突かれている。(鈴木傾城)
投資セミナーなどを開いて、それらしい話をして「投資したら倍になる」「元本保証」「絶対に儲かる」とか言い出すと、120%詐欺の話なのだが、それでも世の中には次々とカモが現れて彼らにカネを託すのだから興味深い。こういうのを見ていると、真の金融リテラシーとは何かに気づく。(鈴木傾城)