日本が変われないのであれば「2022年は終わりの始まりだった」と歴史に残る?

日本が変われないのであれば「2022年は終わりの始まりだった」と歴史に残る?

2022年もあと2週間ほどで終わりになる。今年はアメリカの株式が下落していくので、株式市場にとらわれずに定期定額積立投資だけを粛々としておけばいいと年初からずっと言い続けてきた。

実際、一年に渡って株式市場は下落し続けてきて、今も下落トレンドから抜けきれないぎくしゃくとした相場になっている。しかし、こうなるというのはおおよそ見えていたので、2022年の相場の変調は予想外ではない。

これに関して言えば、一年間このメルマガを購読して頂いた読者はみんなご存知のはずだ。今年は金融的冒険はするなとずっと言っていた。

ただ、さすがに一年も相場が下落し続けていくと「アメリカはもうダメなのではないか」とか「資本主義はもう終わってしまうのではないか」みたいな悲観的なことを考える人もいる。

しかし、アメリカが世界最強の資本主義国家であり、世界最強の巨大企業の「生息地」であることを考えると、相場が下がって蒼白になる方が間違っている。

アメリカの株式市場に限って言えば、相場はランダムにフラフラと上に下に揺れ動きながら長期的には上を向いて上がっていくので、優良企業の個別銘柄やアメリカ株式すべてを網羅したETFをただ保有しておくだけでいい。私もそうしている。

2023年は景気後退《リセッション》がほぼ100%に近い確率でやってくる。人によっては「すでに景気後退に入っている」と判断する人もいる。景気後退がやってくれば、当然のことながら企業収益の悪化が問題氏されて暴落に見舞われる可能性もある。

しかし、長期的に見ると上なのだから、暴落は逆に「買い」になっていくのである。長期投資をしているのであれば、別にアメリカの株式市場を見て焦る必要などまったくない。すべての人が弱気になっている今、むしろ「落ちたナイフをつかめ」のステージに入っていると言ってもいい。

日本人ならば、本当に心配すべきなのはアメリカの株式市場ではない。

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