もう日本のどん底・貧困に転がり落ちる光景は他人事ではなくなっている。私たちの友人が、家族の誰かが、いや私たち自身がボトムに転がり落ちてしまう可能性が高まったのだ。30代半ばのシングルマザーが困窮してデリヘル嬢となることも決して珍しいことではない。(鈴木傾城『ボトム・オブ・ジャパン 日本のどん底』) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マ […]
どのみち2020年中は状況が改善しない確率が高い。さらに2021年になってもパンデミックによる停滞が継続するかもしれない状況にある。ズルズルとやっていると損失が広がるだけだ。そうであれば、ここはいかに素早く撤退できるかが生死を分ける境目であるということが分かる。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治 […]
日本が滅ぶなら、その原因はコロナでも災害でも戦争でもない。もはや手遅れになった少子高齢化がもたらす、日本全体の「時代遅れ」だろう。この情報化社会において、日本人の高齢者の半分はインターネットを使わないで生活をしている。やがて日本は「時代遅れ」で世界から駆逐される。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政 […]
日本のサラリーマンがグローバル化を意識するようになったのは、日本の企業がことごとくグローバル化によって叩きのめされ、自分たちの首が絞まるようになっていったからである。そんな中で、2020年にはコロナショックが襲いかかっている。企業は生き残るためにより利益重視となる。同時に、雇用はますます厳しい世界へと突き進んでいくことになる。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファ […]
特別定額給付金は、生活に余裕がある人にとっては「ただのお小遣い」かもしれないが、生活が困窮している人たちにとっては「1日でも早く支給してもらいたいもの」であると言える。それなのに特別定額給付金を国民に支給すると宣言して実際に受付が5月から始まっているのに、待てど暮らせど支給されないのである。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディ […]
マスコミがしなければならないのは中立である。全候補者を集めて討論させることや、主張に関する賛同・批判の統計や評価を提示することであって、勝手に「主要候補者はこの5人」とかまとめることではない。勝手に「この候補者とこの候補者が主要で、後は泡沫」と決めつけること自体がマスコミの偏向であり、マスコミの独断であり、マスコミの傲慢でもある。都知事を選ぶのはマスコミではなくて都民である。候補者を評価するのも都 […]
日本企業の少なからずは、今も技術力でトップに立っている。それなのに、諸外国のパクリ企業にやられているというのは、端的に言えばせっかくの技術がザルのように漏洩して止められない側面もあるからだ。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、ア […]
日本はもはや国際社会から鎖国することはできないし、今後もさらに深く国際社会に関わっていくことになる。そんな中で、恫喝・策略・買収を仕掛けられ、ことごとくワナに落ちている。日本人はあまりにも無邪気すぎた。今のままの意識で行くと、やがては国そのものが転覆させられたり、乗っ取られたりしても仕方がない。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メ […]
「人々を結びつける」「人々をつなげる」「人々を混ぜる」ということに対して、実はそれこそが社会を混乱させる大きな要因であるということを主張する人がまだ出てこないというのは異常だ。「下手に結びつくな」「下手につなげるな」「下手に混ぜるな」という解決を誰も言い出さないのは、だれもが「つながり=素晴らしいもの」という洗脳に毒されているからではないのか。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい […]
国民は給付金の10万円が届くか届かないかでやきもきしているが、富裕層はとっくに株価上昇という「プレゼント」を受け取っている。富裕層がこんなことを言ったら暴動が起きるかもしれないので誰も何も言わないが、これは事実である。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあ […]
マイクロソフトが計らずもコロナ感染拡大によって一気に栄光を取り戻した。そのビジネスがコロナショックに耐性があるのは間違いなく、株価も上昇している。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア […]
2020年から突如として全世界を覆い尽くした中国発コロナウイルスは、もはやリーマン・ショックを超え、バブル崩壊を超え、世界大恐慌になろうとしている。コロナ禍が長期化すればするほど恐慌になってしまう危険性が高まっていく。つまり、これから社会に出る若年層は、大半が貧困に突き落とされる運命にあるということである。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大 […]
当たり前のことだが、大多数の人は富裕層ではないし、成功した芸能人のように遊んで暮らせるわけでもない。仕事がなくなれば暮らしていけなくなる。政府に給付金10万円もらったら安心して自粛できるような身分ではないし、その10万円で家族が養えるわけでもない。「自粛・休業・ステイホーム」が続いている限り、いつでも生活は破綻しかねないギリギリの状況なのである。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせ […]
岡村隆史という芸人が「コロナが収束したら、もう絶対面白いことあるんですよ。コロナ明けたら、短期間ですけれども、美人さんがお嬢(風俗嬢)やります」と述べて批判を受けている。実のところ、今の状況下ではこの男が言ったことは「現実に起こり得る話」である。そして、今のところ誰も「そうした女性がいるなら救済しようじゃないか」と声を上げる人はいない。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家 […]
これからもエネルギッシュで活気のある場所にいたいのであれば、自分がそんな場所に移動しなければならない。そうすることによって、楽に「時代に生き残れる」ようになるからだ。今は自然体で「自分自身を動画で配信できる人間」が生き残りやすい時代になっている。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通 […]
そもそも消費税は引き上げる必要があったのか。消費税を引き上げたら景気が悪化するというのは分かっていた。それなのに政府は消費税を引き上げた。新型コロナウイルスで景気が悪化したことによって「消費税の引き上げで景気が悪化した」という側面は忘れられるかもしれない。しかし、新型コロナウイルスのダメージが来る前に、日本はすでに消費税引き上げでダメージを受けていたのだ。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すず […]
新型コロナウイルスは2020年に極度の不況を生み出す。そうなると、今はかろうじて非正規雇用で生きている若者は社会から切り捨てられ、より悪化していく社会の中で一段階「下」に落ちてしまうことになる。つまり、彼らは住居を持たずに社会のどん底を這い回る生活に追い込まれてしまうのである。これを世間一般では「ネットカフェ難民」と呼び、行政は「住居喪失不安定就労者」と呼ぶ。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城( […]
国内のほとんどの企業が景気悪化を想定したのであれば、次に起きるのは非正規雇用者の雇い止めや正社員のリストラである。そこまでいかなくても、従業員に一時休暇を取らせたり、就業時間を短縮させたりする動きも出てくる。こうした動きは最終的には人々の収入減につながっていく。景気が悪化すれば必ず「社会の弱い層」から切り捨てられていくのだが、新型コロナウイルスで起きている社会の不安定化も同じ結果をもたらす。(鈴木 […]