死ねば借金がなくなるかも……。学生に数百万の借金を負わせる日本社会の苛烈さ
奨学金…。社会に出た時、300万円以上の借金がのしかかり、借金の返済で押しつぶされそうになって死をも考えるような学生も出てきている。これを「自己投資」という人もいる。それは非常に乱暴な話であるし、当事者のことを何も分かっていない人間の言うことだろう。(鈴木傾城)
奨学金…。社会に出た時、300万円以上の借金がのしかかり、借金の返済で押しつぶされそうになって死をも考えるような学生も出てきている。これを「自己投資」という人もいる。それは非常に乱暴な話であるし、当事者のことを何も分かっていない人間の言うことだろう。(鈴木傾城)
学歴が高ければ高いほど社会的に優遇され、そこから特権にアクセスできるようになる。だから富裕層が金でそれを買う仕組みが裏側にあり、彼らの子供たちは馬鹿に見えてもみんな素晴らしい学歴である。学歴も「金で買える」というのが現実で、それを享受する人間たちがいる。(鈴木傾城)
2019年4月15日。文春オンラインは博士号を取得した人たちの貧困を取り上げている。世間からあまり評価されない学問を選んでしまった博士号取得者が、貧困に落ちて使い捨てされたり、自殺したりしている。 大学院出身者のような高学歴でも貧困に落ちているのであれば、大学を卒業しただけで何とかなるというのはいかに甘いかというのが分かるはずだ。 大学卒という学歴は「あまりにも陳腐化」してまったく意味をなくしてし […]