100円ショップ

適正価格の商品が消えて、超高級品かすぐに壊れる安物だけになる社会に向かう?

日本人が低価格の商品だけしか買わなくなったので、あとから低賃金というしっぺ返しがやってきた。低価格を実現するためには最大のコストである人件費を削らなければならないのだから、人々が低価格に群がれば群がるほど、仕事はどんどん低賃金にシフトしていくのは当然だった。(鈴木傾城)

緊縮財政が継続することによって、モノを大切にする意味が分からなくなる理由

ある女性が「昔の日本人は良い物を長く大切に使うという精神があったかもしれませんけど、100円ショップに慣れた今の子はそうならないかもしれないです」と私に言った。100円ショップでの消費行動が、完全に日本人の精神構造を変えるのではないか、というのが彼女の意見だった。(鈴木傾城)