人間の能力はそれぞれ違う。子供ひとりひとりを見ても、それはすぐに分かる。遺伝的に身体が大きく、強く、タフで、持久力があって、ひたすらスポーツに打ち込んでいる子供がいる。
その一方で、同時に生まれつき身体が虚弱で、小さく、力もなく、持久力もなく、どんなに鍛えてもスポーツがうまくならない子もいる。
あなたも子供の頃を振り返って、「どんなに一生懸命に走ってもビリ」「逆立ちをどんなに練習してもできない」という同級生をひとりふたりは思い浮かべることができるだろう。
遺伝的に優れた肉体の子と、どうひいき目に見てもそうでない子が存在するというのは、誰もが見た目で判断できるほどだ。
身体の弱い子供たちはスポーツが苦痛だろう。どれだけ必死に努力しても、身体の強い子供たちには敵わない。遺伝的に追い抜くことができない。
身体の強い子が努力も何もしなくても難なくできることが、身体の弱い子には絶望的に克服不可能なものであったりする。もはや遺伝的な要素で能力が決定されており、「努力しても無駄なものは無駄」なのである。
この場合、「才能の有無」はやる前から決まっていて、そういう子に「努力すればできるようになる」と言っても虚しいだけだろう。むしろ「他の方面で頑張った方がいい」と的確にアドバイスするはずだ。
それでいいのである。何も世の中はスポーツだけで成り立っているわけではないのだから、遺伝的に才能のないものにこだわれば不幸が生まれるだけだ。それは趣味レベルにしておいて、別の方面に注力するのが合理的な考え方である。
問題はここからだ。もっと重要な話をここからしたい……。
「まぐまぐ大賞2019・メディア・マネーボイス大賞」の1位に選ばれたメルマガです。この記事はメルマガにて発行され、メルマガにて全文を読むことができます。1週間に1度、日曜日にメルマガでの発行を行っております。
まぐまぐ大賞2019、2020 マネーボイス賞1位 二連覇!
週に一回、『鈴木傾城のダークネス・メルマガ編』をまぐまぐ!から発行しております。2020年は、『メルマガの日本一はあなたが決める!まぐまぐ大賞2020 MAGMAG AWARDS 2020』の中で、マネーボイス賞1位を頂きました。
まだメルマガを購読したことのない方は、これを機に登録してみて下さい。上記より登録することができます。
【ご注意】
ご登録頂いてメールが届かない場合、こちらにてお問い合わせ下さい。再発送等も、こちらで行います。
http://www.mag2.com/info/renew/webmail.html
読者さん窓口:reader_yuryo@mag2.com
ダークネス・メルマガ編バックナンバー
ダークネス・メルマガ編は、バックナンバーも充実しております。たとえば、以下のようなバックナンバーが揃っております。
- 株主に報いる優良企業を保有するだけで金が金を連れてくる
- ロックフェラーの資産が陰謀も裏工作もなく増え続ける理由
- 弱肉強食の世界で自分が弱者だと気付いたらどうすべきか?
- 「現代資本主義の魔術」を身につける絶好の機会を見逃すな
- これで「無限にキャッシュを生み出すマシーン」が手に入る
- 次に押さえたいのは「変わりゆくものをすべて飲み込むこと」
- 少子高齢化と人口減で活力が低下する国がインフレにならないとでも?
- 資本主義では自分に才能がなくても、他人の才能を保有するのが基本だ
- 学歴を裏口で手に入れなくても「これ」でイージーモードに入れる
- 資本主義の中で、普通の人間が合法的に他人を搾取する方法がある
- 学歴・職歴・容姿・能力・年齢を超越して、旨味を吸う生き方を選べ
- 自分に投機の才能がないと分かっても、悪賢く立ち回る方法がある
- 「自分が働いて稼ぐ」という発想をするな。もっと重要な発想がある
- 「一生カネに困らなくなるための生き方」として第一歩を踏み出すために
- 「自分は努力しない」という生き方を、合理的に実践する方法を学ぶべき
読みたいバックナンバーはありませんか? 他にも大量のバックナンバーを満載してお待ちしております。