サラリーマン

皮肉なことに、終身雇用が崩壊することによって新しい日本が生まれていく

本当に好きなものがあれば、組織に属している間から狂気のようにのめり込んで、社内でも変人扱いされているくらい話題になっているはずだ。他人から変人扱いされるほど好きなものは、実は自分の人生を切り開く「大きな武器」となる可能性が非常に高い。(鈴木傾城)

「サービス残業で会社の貢献度を見る」というシステムは変わるだろうか?

政府は「働き方改革関連法」を2018年6月29日に可決させたのだが、この働き方改革には3つの柱があって、それが「長時間労働の是正」「正規・非正規の処遇差解消」「多様な働き方の実現」である。 この中で、「長時間労働の是正」に大きな関心が寄せられているのは、日本人の働き方は基本的に「残業ありき」になっているからだ。 日本企業はかつては終身雇用を基本に据えていた。そのため、日本企業にとって優秀な人材とい […]

日本人が「組織」を見限って違う生き方を模索し始めたら時代が変わる

グローバル化とインターネット・テクノロジーの進化は、日本の会社組織のスタイルを根本から変えてしまった。 年功序列と終身雇用を完全に吹き飛ばしてしまったのである。企業は世界規模で競争に巻き込まれて、とことん利益を追求するROE型経営に変わってしまった。 だから、競争に打ち勝つために常にコスト削減を余儀なくされ、高コストの人材を削減するしかなくなった。給料を削減し、雇用を削減する必要が生まれたのだ。 […]