とめられない格差。学歴が格差を広げ、グローバル化が格差を深刻化させる理由
資本主義そのものは階級を固定化させているわけではないので、今でも「成り上がり」を実現する人たちは存在する。貧困層が上のクラスに成り上がっていく物語はゼロではない。しかし、正攻法の成り上がりは難しくなっていくばかりだろう。その理由のひとつに学歴社会がある。(鈴木傾城)
資本主義そのものは階級を固定化させているわけではないので、今でも「成り上がり」を実現する人たちは存在する。貧困層が上のクラスに成り上がっていく物語はゼロではない。しかし、正攻法の成り上がりは難しくなっていくばかりだろう。その理由のひとつに学歴社会がある。(鈴木傾城)
昔はいじめを受けても「その場限り」の話だったが、今ではインターネットで言葉としてずっと残っていく。一方的にいじめを受けている場面が「記録」され、その気になれば誰もがそれを見ることができる。苦痛が執拗に続き、大多数に知られ、昔とは考えられないほど追い込まれる。インターネットは、いまや一部の子供たちにとって地獄と化している。(鈴木傾城)
(東京医科大学が長年に渡って「裏口入学」をさせていたということが発覚しているのだが、裏口入学については今に始まったことではない。この裏口入学は何を生み出すのか考えたことがあるだろうか? それは身分制度を生み出すのだ) あなたは巨額の資産を持った家系の生まれだろうか。それとも、ごく普通の生まれだろうか。いや、すでに貧困に落ちた家系だろうか。言うまでもないが、それによって、まったく違う人生を歩むことに […]
(卒業式を控えるこの時期になるといつもアクセスが増えるのが、以前ラジオでも紹介されたこの記事『日本の学校は、考えない人間を5つの方法で生み出している』だ。今年もまたこの記事のアクセスが増えてきている。そして、教育の裏側にあった社会の思惑に学生は気付く) 多くの日本人は勘違いしているのだが、物を覚えるというのと、考えることができるというのは別のものだ。 ・覚える。 ・考える。 この2つは似ているよう […]
先進国では、それなりに社会保障も行政も福祉も行き届いているので、失業したからと言って明日から飢えて死ぬような目に遭うことはない。失業保険もあれば生活保護もある。 しかし、生活を維持するためには必要最小限では困る。それで多くの人が「稼ぐために必死で生きる」ことになる。 生きるために必死で稼ぎ、稼ぐために必死で生きる。いずれにしても、資本主義の世の中では、何らかの「稼ぎ」がないと生きていけない。 稼ぐ […]