映画

『縁の下のイミグレ』。技能実習生という存在と矛盾を描く興味深い映画

映画『縁の下のイミグレ』は技能実習生の問題を描く社会派の映画なのだが、映画はブラックコメディの味わいとなっている。「賃金を払ってもらえない」という相談を深掘りすればするほど、登場人物の考え方や思いが二転三転し、終盤に向けて感情がヒートアップしていく。おもしろい映画だった。(鈴木傾城)