日本社会。これから「時代の適応能力」が極度に落ちて駄目になるたった1つの理由
以前、高齢のある方に「じぶん銀行というのを使っている」と言ったら「そんな聞いたことも見たこともない銀行は使わない方がいい」と本気で心配されたことがあった。きちんと看板があって窓口がある銀行でないと信用できないようだった。しかし今、それが銀行の負担となっている。(鈴木傾城)
以前、高齢のある方に「じぶん銀行というのを使っている」と言ったら「そんな聞いたことも見たこともない銀行は使わない方がいい」と本気で心配されたことがあった。きちんと看板があって窓口がある銀行でないと信用できないようだった。しかし今、それが銀行の負担となっている。(鈴木傾城)
空き家が増えて爽やかな気持ちになる人はいない。誰も住んでいない家は人の心を陰鬱にさせる。子どもも空き家を本能的に怖がる。恐怖映画でも空き家が舞台となるのは、要するに不気味だからである。しかし、その空き地が都心部でもまるで虫食いのようにポツリポツリと広がっていく。 プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019メディア『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に […]
日本は30年に渡ってまったく成長できない異様な社会となった。そして三高の男どころか普通の男ですらも限りなく少なくなり、普通以下の男たちはもう自分が生きるのに精一杯だ。結婚数も出生数も為す術もなく減少し、岸田首相だけが「異次元の少子化対策」と空虚に叫ぶ。(鈴木傾城)
2022年5月5日、総務省は子供の人数が1465万人と過去最少を記録し、子供の数が41年連続で低下したことを報告している。こんなにも長く少子化をとめられないのが今の日本の現状だ。少子高齢化は亡国の道なのである。この国は自滅を避けることができるか?(鈴木傾城)
高齢者は増税・年金減額にはこぞって反対するだろうが、今のままでは増税も年金減額も避けがたい。始めは小さく始まるだろう。しかし、増税・年金減額が一度社会システムに取り入れられると、理由をつけてそれが拡大されていく。これは高齢者たちにとっては死活問題になっていく。(鈴木傾城)
本当に日本を愛しているのであれば……、そして日本という国の素晴らしさを後世に残すつもりならば、今、日本社会を蝕んでいる大きな問題に目をやって、危機感を持って「生き残り」を考える必要がある。少子高齢化をどうすべきか、真剣かつ真摯に考えるべきだ。(鈴木傾城)
少子高齢化の問題を真剣に考えている人は少ない。日本人の半数が大都市圏に住んでいるため、その深刻さを理解できないのだ。日本をあきらめた地方の悲惨な現状を知っても、まだ見て見ぬふりを続けられるだろうか。 この記事はマネーボイスに移行しました。こちらでお読み下さい。