私たちは選挙に行って誰かに投票しどこかの党に票を入れる。私たちの一票は小さい一票だが、それが国民の総体となって社会を変えていく。選挙は私たちに与えられた「社会を変える力」である。
だから私は常に「這ってでも選挙に行け」と言っている。国民が持っている社会を変える力を放棄するのは愚の骨頂である。日本は革命や暴動やクーデターを起こさなくてもみんなで選挙に行けば、政権を葬り去ることも可能なのである。
しかし、一方で私は現実主義者であり、選挙は必ずしも自分の思い通りの結果を見せてくれるとは限らないということも自覚している。
私は立憲民主党や日本共産党などはまったく評価していないし、日本の役に立たないこのような売国政党は消えてしまった方がいいと心から思っている。
とは言え、私とまったく正反対の考え方をする日本国民も大量にいて、売国政党の議員も必ず選挙に勝って国政に入り込む。これは私が望んでいる結果ではないのだが、そうなるというのが現実の姿でもある。
そして、私は「日本社会は大きく変わらないとならない」と思っているのだが、同時に多くの国民(特に高齢層)は、「社会が大きく変わってしまったら怖いので現状維持が良い」と考えて、なるべく社会が変わらないように票を入れる。
その結果、どうしても現状維持を願う人たちの票が多数派となって、相変わらず世の中は変わらないという結果になったりする。民意は反映されるかもしれないが、私個人の意見は選挙結果に反映されることはない。
選挙に熱心ではない人は、「自分が票を入れたところで世の中は変わらない。だからもう選挙には興味がない」と言うのだが、実のところ圧倒的な民意と外れた意見はなかなか反映されることがないというのも事実だ。
選挙で社会は変わるが、自分が思う通りに変わってくれることはない。

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