2019年に消費税が10%に引き上げられてしまったのだが、その翌年からは新型コロナウイルスによる世界的大混乱で国民は二重に叩きのめされた。政府は慌てて10万円の特別一時給付金を出したのだが、コロナ禍は1年も2年も続いているのに、10万円の給付金で足りるわけがない。
しかも、消費税10%は一般国民にも経営者にもずっしりとのしかかり、経済縮小(デフレ)をより深刻化させてしまっている。そもそも、政府の頭がおかしいのは、日本は30年も経済縮小(デフレ)が続いているのに、そんな中で増税をして「自ら経済を殺しにかかっている」ことである。
消費税を上げると国民の可処分所得が減って消費が減る。消費が減ると企業も売上が減って不景気になる。不景気になると国民の賃金は引き下げざるを得ない。国民の賃金が引き下げられると、また使える金が減って消費が減る……。
こうした負のスパイラルが経済縮小(デフレ)を加速させてしまう。日本政府は延々と、その馬鹿げた政策を数十年も続けて日本を破壊してしまっている。
今の政治を動かしている政治家の質がいかに悪いのかは「消費税をゼロにしない」ことでも分かるのだが、この政治家の裏には「ご説明」をして政治家を増税に導く財務省の官僚たちの暗躍があると元衆議院議員にも聞いた。
「政府の赤字はみんなの黒字」真の保守政治家・安藤裕は日本をどのように救うのか?新党くにもり共同代表にインタビュー=鈴木傾城
https://www.mag2.com/p/money/1186306
勉強不足の政治家と増税したい官僚の思惑が組み合わさって、日本は国難の中でも税金・税金・税金、増税・増税・増税の国になってしまっているのである。
そして、2022年に入ってからさらに事態は悪化してしまっている。ロシアの戦争によるEU諸国の景気停滞、中国のゼロコロナによる経済急減速、アメリカの利上げによる株式市場の下落……によって日本のみならず、世界経済が底なしに……
「まぐまぐ大賞2019・メディア・マネーボイス大賞」の1位に選ばれたメルマガです。この記事はメルマガにて発行され、メルマガにて全文を読むことができます。1週間に1度、日曜日にメルマガでの発行を行っております。
まぐまぐ大賞2019、2020 マネーボイス賞1位 二連覇!
週に一回、『鈴木傾城のダークネス・メルマガ編』をまぐまぐ!から発行しております。2020年は、『メルマガの日本一はあなたが決める!まぐまぐ大賞2020 MAGMAG AWARDS 2020』の中で、マネーボイス賞1位を頂きました。
まだメルマガを購読したことのない方は、これを機に登録してみて下さい。上記より登録することができます。
【ご注意】
ご登録頂いてメールが届かない場合、こちらにてお問い合わせ下さい。再発送等も、こちらで行います。
http://www.mag2.com/info/renew/webmail.html
読者さん窓口:reader_yuryo@mag2.com
ダークネス・メルマガ編バックナンバー
ダークネス・メルマガ編は、バックナンバーも充実しております。たとえば、以下のようなバックナンバーが揃っております。
- 株主に報いる優良企業を保有するだけで金が金を連れてくる
- ロックフェラーの資産が陰謀も裏工作もなく増え続ける理由
- 弱肉強食の世界で自分が弱者だと気付いたらどうすべきか?
- 「現代資本主義の魔術」を身につける絶好の機会を見逃すな
- これで「無限にキャッシュを生み出すマシーン」が手に入る
- 次に押さえたいのは「変わりゆくものをすべて飲み込むこと」
- 少子高齢化と人口減で活力が低下する国がインフレにならないとでも?
- 資本主義では自分に才能がなくても、他人の才能を保有するのが基本だ
- 学歴を裏口で手に入れなくても「これ」でイージーモードに入れる
- 資本主義の中で、普通の人間が合法的に他人を搾取する方法がある
- 学歴・職歴・容姿・能力・年齢を超越して、旨味を吸う生き方を選べ
- 自分に投機の才能がないと分かっても、悪賢く立ち回る方法がある
- 「自分が働いて稼ぐ」という発想をするな。もっと重要な発想がある
- 「一生カネに困らなくなるための生き方」として第一歩を踏み出すために
- 「自分は努力しない」という生き方を、合理的に実践する方法を学ぶべき
読みたいバックナンバーはありませんか? 他にも大量のバックナンバーを満載してお待ちしております。