日本政府は留学生・技能実習生・単純労働者・インバウンドで大量の外国人を流入させて、働かせて、日本に定着させている。政府はこれを「多文化共生」と言っているのだが、多文化共生とは実質的には移民政策である。
政府は死んでも、これを「移民政策」とは言わない。
政府が勝手に移民政策を進めているとバレたら国民から「何を勝手にやっているのだ?」と突き上げられるからである。「国民に移民政策を進めるのが是なのか問う」とか言って選挙をしたら、自民党は大敗するだろう。
だから、日本政府は移民政策をそれと言わないで、話題にならないように隠れて進めているのだ。隠れてやっているから「隠れ移民政策」である。
ところで、なぜ政府が隠れ移民政策を進めているのかと言えば、経済界からのプレッシャーがあるからだ。経済界は日本に低賃金・悪条件で働く外国人が大量に来てくれたほうが人件費というコストを下げられる。すなわち、「隠れ移民政策」は企業の利益になる。
さらに言えば、日本政府は「少子高齢化が何十年も前から日本を危機に陥れる」とわかっていながら何もしなかった無能集団なので、どんどん人手不足が進んでいる。企業は誰かを雇いたくても雇えない。
政府が対策をしてくれるのを待っていたら会社が潰れるので、企業は手っ取り早い解決方法として外国人を外から連れてきて雇うことを考える。それが今の日本の姿なのである。折しも世界はグローバル化が進んでいるので、メディアも隠れ移民政策を批判することはない。
そんなわけで、日本はこれから間違いなく移民国家になっていく。問題は、それが「弱肉強食の資本主義」をより加速させることである。どういうことか?

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